AT7

Last-modified: 2015-10-08 (木) 08:27:01

解説

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  • 歴史
    ◾AT8同様に計画だけで終わった無砲塔戦車。よりTDらしい車両になったが・・・(以下略。(by Hasdrubal)

スペック

使い勝手などについてのコメント

◾過剰すぎる装甲がゆえに機動力が劣悪TDシリーズ第3弾。帽子は健在。しかし、主砲が車体の右側に偏っており、障害物の角を生かした戦い方もできるでしょう。20ポンド砲もなかなか優秀な攻撃力を持っている。--(副指令P)

◾AT8の装甲の弱点だった車体右側の副砲部分が解消されたモデル。というか主砲と副砲の位置が、AT8と逆になったというこれまた英国らしい仕様変更。ただ、今回は副砲部分の装甲をケチっていないので、正面にウィークポイントが晒されることはなくなった。
しかし装甲厚自体はAT8から増えていないので、以前のように装甲に頼ることは危険だ。低車高・右端にマウントされた主砲というAT7ならではのレイアウトをうまく使い、砲以外を極力隠して戦おう。また、HPが増えて地味に撃たれ強くなったことはうれしい。いい芋りポイントで時間が味方してくれる状況ならば、多少削られてもその場所に執着できる余裕が生まれた。
尚、キューポラが弱点という伝統はしっかり守っているので、そこは注意してほしい。敵SPGから狙われやすいのも同様だ。
火力はAT8からさらに強化された。特に最終砲は、貫通が高く、装填も早め、精度もよいという優秀砲だが、英国戦車の常で与ダメが少ない。今までなら撃ちまくってダメを積み上げるところだが・・・砲弾価格が爆安傾向の英国砲の中でAT7最終砲の砲弾はやたら価格が高い。景気よく撃ちまくると勝って生還しても赤字決算ということがあるので、注意が必要だ。
エンジンも強化された。とはいえ、AT8のモッサリ感が薄まったという程度で、他車両と比較して機動力のなさは相変わらずだ。オマケ程度に考えよう。与ダメの低さとあいあまって、戦況が読める敵が相手の時は、削りきれずに逃げられてしまい悔しい思いをするが、追撃しようすると地獄の釜が口をあけるので、そこは味方にトドメを任せられる大らかさでいこう。
AT2からATシリーズを育ててきたヒトには、その違いが分かる決定版。次のAT15からはまた仕様変更でベツモノになるので、嫁入り直前の愛娘に接する気持ちで思い出の区切りを飾ろう。(by Hasdrubal)