Bishop

Last-modified: 2020-03-05 (木) 11:57:51

解説

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  • 歴史
    第2次世界大戦でイギリスが正式採用したものとしては最初の自走砲。
    自走する強力火砲の要求は前線から強くあり、バレンタインの砲塔をもぎ取り、主力野砲の88mm榴弾砲を取り付けた。
    砲架ごと搭載するという方法なので、砲の操作性が悪く、射角も制限され、射撃時には狭い戦闘室の後ろの扉を開くということさえ起きた。
    北アフリカ戦線に投入されたが評判は芳しくなく、アメリカ軍からM7プリースト自走砲が供されて訓練用に回されてしまった。

スペック

使い勝手などについてのコメント

◾他国と比較して、与ダメ少ないわ射程短いわ弾速遅いわで戦犯モノの性能の車両ばかり続く英国SPGツリー。
そんな中、こいつはやっとがんばった甲斐があったといえる車両。ほんとご褒美です。
ただし、後期砲に換装してからだけどな!w
初期砲がティアが2つも下のSexton IIと同じという謎仕様なので、乗り換え直後は「なんなんだよ、こいつ・・・」という感想しか出てこない。正直、このティアのHTにヒットさせてもダメージ30以下とか普通に起きる。
が、後期砲に載せ変えた途端、世界が変わる。
射程こそ更にやや短くなるものの(※え、まだ短くなるの!?と書いてるボクもビックリだ)、仰角が大きくとれるようになり、背の低い岩陰に入った程度で安心している敵を直上からひっぱたくことが可能になる。
装填の早さ、レティクルの収束速度も優秀なので、装填棒などもあわせるとSPGというよりもTD寄りの連続発射で目標をハメてしまうことも夢ではない。
ただ、仰角が大きいということは、敵との直線距離は短くても、砲弾が空中を飛翔している時間は長いので、着弾までの時間が相変わらず長いことを意味する。発砲のタイミングには注意しよう。
与ダメは英国の常で同ティアの他国SPGと比較すると控えめのままだが、直上からのヒットであれば装甲で阻まれる量が少ないためダメージが通りやすく、総合的には我慢できる攻撃力といえる。ただ、砲弾の純な炸裂力が必要とされる水平射撃ではパンチ力不足が露見する。懐にもぐりこまれた場合、LT以外一発でしとめることはほぼ無理だ。
装甲はSPGにしては厚め。車体はValentineなので、そこそこの装甲はある。HPも多いほうなので、LTのちょっとした嫌がらせで蒸発することはない。数発は耐えられるので、相手をひきつけて水平射撃をする精神的な余裕はある。Birch Gunと異なり、薄いながらも戦闘室が装甲に覆われているので、運次第ではMTの攻撃を受けても浅い角度で受け流せば弾いてくれることがある。
その代わり、機動力の低さはチャーチル並みで、射程の短さとあいあまって痛恨の極みといえる。自分の身をどこに置くのか、味方の動きを見ながら、慎重かつ大胆で、なおかつ素早い判断が求められることも多い。
長所と短所がはっきりとしたいかにも英国らしいSPG。うまく使えば間違いなく強車両といえる。合うか合わないかはともかくとして、皆に一度は味わってほしい乗り味だ。(by Hasdrubal)

  • チェスのビショップは「」ンカーと被ったんや -- ますたー 2020-03-05 (木) 11:57:51