Ferdinand

Last-modified: 2015-10-05 (月) 09:27:40

解説

  • 歴史
    71口径8.8cm砲を搭載する突撃砲の開発がヒトラーにより指示されたため、競作に敗れ、資材が無駄になりそうだったポルシェティーガーの車体に、200mmの重装甲を施し、71口径88mm砲を搭載したもの。
    エンジンはマイバッハになっているが、電気モーターによる駆動方式はそのまま用いられている。
    車体前方に操縦手が配置され、その全部にはボルト止めで100mmの装甲板が追加された。
    1943年7年のチタデレ作戦に89両が投入されたが、重量の割に非力で機動性に難点があった。車名のフェルディナンドはポルシェ博士のファーストネームに由来していた。
    そして、1943年12月、クルスク戦からからくも帰還した48両のフェルディナンドは戦訓を盛り込んだ改修を実施し、あらたに エレファントとして生き返った。
    これは大掛かりなもので、車体は可能な限り分解され整備されたという。
    外観上の特徴は車体前部に対歩兵用の車体機銃マウントを取り付けたこと、戦闘室上面に車長キューポラを装備したことなどだが、それ以外にも駆動部改善、地雷対策など多岐にわたった。
    できあがったエレファントはすべて第653重駆逐戦車大隊に配備され、第1中隊はイタリア戦線(のち第614独立重戦車中隊に改編)で、第2、第3中隊は東部戦線で戦ったのである。

スペック

使い勝手などについてのコメント

  • ポルシェ重戦車ルートを進めていないとエンジンが弱くてhgます。初期サスペンションの積載量はぎりぎりで、拡張パーツを乗せたり何かしらのモジュールを変えていると最終砲を積めません。こんな代物なので大抵の人がJagdpantherの次はJagdpantherIIに行ってしまいますが、最後まで開発すると化けます。普通の機動性の重戦車についていくぐらいはできます。主砲は貫通246mm、ダメージ490で、上振れすると600にもなります。金弾の貫通は311mmで、Tier10相手にも十分です。装填はJPantherIIより若干早いです。また砲の可動範囲がかなり広くなっています。若干の昼飯もできます。隠蔽は大きい割に優秀です。車体装甲はP虎と同じですが、傾ければ同格にも十分通用します。弱点の車体下と切り欠きを狙われないように車体を左右に振るか、距離をとる、または頭出しできる状況を作るとなお良いです。戦闘室はかなり固いです。防盾はほぼ貫通できません。最高の貫通力を誇るJgPzE100のHEATをほぼ全体で弾きます。そのおかげで勝ったこともあります。装甲が厚いので、味方重戦車が少なかったり別の方向に行ってしまったりした場合、代わりに前に出ることもできます。ただ、側面は薄く、機動性は悪いので快速戦車と自走砲には要注意です。扱い方を知れば成績が出せるよい駆逐戦車だと思います。ただし開発は本当に苦行なので、フリー経験値の投入も考えるべきです。--by Stellarsilhouette