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Last-modified: 2012-01-15 (日) 18:58:13

注釈(*1~)にマウスポインタを合わせると、注釈の内容が表示される。

第3 スキャン画像を加工する。 Edit

Photoshop*1がよく使われている。

第3-一 必須 Edit

第3-一-(一) 切り抜き(トリミング) Edit

スキャナーのふたや裏当てに使用した黒いアクリル板などの画像が印刷物の画像の周囲にある場合、印刷物の画像だけを切り抜くことで読みやすさが格段に変わる。

  1. 加工の順番
    傾き補正(後述)を行う場合は、傾き補正後に切り抜く。
  2. Photoshopの場合
    切り抜きツールを使用して切り抜くか、又は画像内で切り抜く部分を選択し、イメージ/切り抜きを選択する。アクションに登録する場合は、メニュー項目の追加で「選択範囲を変形」を入れておくと、ずれたページにも対応できる。
    イメージ/カンバスサイズを選択して、左上・左下・右上・右下などに寄せて切り抜きすることも可能。
    1. 画像の左端から横2000ピクセル及び上端から縦2800ピクセルを残して切り抜く(左端から横2001ピクセル以降及び上端から縦2801ピクセル以降を切り捨てる)方法例
      1. イメージ/カンバスサイズ
      2. 相対のチェックがない状態で、幅(W):2000、高さ(H):2800と入力する。
      3. 基準位置:左上をクリックし、OKをクリックする。
      4. 「新しいカンバスサイズが現在のカンバスサイズよりも小さくなるため、画像の一部が切り取られます。」と警告ダイアログボックスが表示される。続行をクリックする。
    2. 画像の左端から10ピクセル及び上端から20ピクセルを切り捨てる方法例1
      1. イメージ/カンバスサイズ
      2. 相対にチェックし、幅(W):-10、高さ(H):-20と入力する。
      3. 基準位置:右下をクリックし、OKをクリックする。(なお、画像の右端から10ピクセル及び下端から20ピクセルを切り捨てる場合には、基準位置:左上をクリックし、OKをクリックする。)
      4. 「新しいカンバスサイズが現在のカンバスサイズよりも小さくなるため、画像の一部が切り取られます。」と警告ダイアログボックスが表示される。続行をクリックする。
    3. 画像の左端から10ピクセル及び上端から20ピクセルを切り捨てる方法例2
      1. 選択範囲/すべてを選択(Ctrl+A)
      2. 選択範囲/選択範囲を変形
      3. X:とY:との間にある△のボタン([基準点の相対位置を使用]ボタン)を押す。X:0.0px、Y:0.0pxと表示が変わる。
      4. X:10.0px、Y:20.0pxと入力し、Enterを2回押す。(なお、画像の右端から10ピクセル及び下端から20ピクセルを切り捨てる場合には、X:-10.0px、Y:-20.0pxと入力し、Enterを2回押す。)
      5. イメージ/切り抜き
  3. IrfanViewの場合
    [ファイル]→[一括変換 形式/名前]にて、右下の「ファイル形式の一括変換」を指定し、「詳細設定を使用」にチェック。
    [詳細設定]→[切り抜き]にて切り抜く。
    左上の場合、XY座標が始点であり、この値未満は切り捨てられる。
    幅高さが終点で、この値より上は切り捨てられる。
    設定後、左上のウィンドウに切抜きしたい画像をD&D(複数可)し、保存フォルダを指定して保存。
    1. 1000×1500画像の左5ピクセル、右10ピクセル、上5ピクセル、下3ピクセルを切捨てたい場合
      左上
      X座標 5、Y座標 5
      幅 990、高さ 1497
      左と上が基準なので、左と上には始点となる5を。
      右と下が切捨てられるので、幅は終点である「1000-10=990」、高さは「1500-3=1497」となる。
  4. AdobeAcrobatの場合
    Shift+Ctrl+Tで「ページのトリミング」という画面が起動する。
    「余白の制御」という設定項目にて、上下左右をミリ単位で削除可能。
    トリミング画面を起動したときに表示されているページを目安に作業できるため、あらかじめ目安になるページを表示した状態で起動すると良いだろう。
    ページの範囲で「すべて」を選択しておくのを忘れないように。

第3-一-(二) グレースケール化(及び紙の質感の緩和) Edit

 黒単色印刷物は、原則として、グレースケール化する。ただし、一部の同人誌などで見られるように、著者が作品に合わせて紙の色を選択していると思われる場合においては、この限りでない。

  1. Photoshopのカラー設定
    作業用スペースのグレーをsGray*2にする。
    1. 設定方法
      1. 編集/カラー設定を選択する。
      2. [詳細オプション]ボタンをクリックする。詳細オプション表示にしないと、sGrayの選択肢が現れない。
      3. 作業用スペースのグレーのプルダウンメニューをクリックして開き、一番下にあるsGrayを選択する。
    2. カラー設定の作業用スペースのグレーにsGrayがない*3場合
      1. sGray.iccを次のサイトからダウンロードする。
        http://jisui-technique.angelfire.com/sgray/
      2. 編集/カラー設定を選択する。
      3. 詳細オプション表示にする。詳細オプション表示にしないと、「グレーの読み込み」の選択肢が現れない。
      4. 作業用スペースのグレーのプルダウンメニューをクリックして開き、「グレーの読み込み」を選択する。
      5. sGray.iccを読み込む。
    3. 作業用スペースのグレーがsGrayでない場合の問題点
      作業用スペースのグレーがDot Gain 15%(初期設定)やGray Gamma 2.2などの場合、Photoshopの8bit/16bitグレースケールでの加工処理中に映し出されている画像は、カラープロファイルに対応していないビューワーでの表示とは微妙に違う*4ので、仕上がり具合はヒストグラム(後述)などの画像情報や映し出されている画像を自分の経験(勘)により脳内補正して判断しなければならない。例えばグレースケールモード用カラープロファイルがGray Gamma 2.2だと、8bit値の25が24bitRGBの(18,18,18)のように見える。
  2. Photoshopでの8bit/16bitグレースケール化
     次の①②の手順で行う。
    ①ウィンドウ/チャンネルを選択するか、チャンネルパレットのタブをクリックし、レッドチャンネルを選択する。(この処理のショートカットキーはCtrl+1。キーボードでCtrlキーを押しながら1を押すと同じ処理になる。)この時に、適用されるカラープロファイルがRGBモード用からグレースケールモード用へ変更される。
    ②イメージ/モード/グレースケールを選択し、ほかのチャンネルを破棄する。
     なお、作業用スペースのグレーがGray Gamma 2.2などで、①を行わずにイメージ/モード/グレースケールを選択し、ほかのカラー情報を破棄して、8bit/16bitグレースケール化すると、RGBの(a,a,a)が「Gray Gamma 2.2などのグレースケール用カラープロファイルを適用して見るとRGBの(a,a,a)のように見える値」へと変換されてしまう。例えば、24bitRGBの(25,25,25)が8bit値の31*5へと変換される。この8bit値の31を、Gray Gamma 2.2を適用して見ると、24bitRGBの(25,25,25)のように見える。このとき、情報チャンネルパレットのタブをクリックし、K:の左横のスポイト又はC:M:Y:K:の左横のスポイトをクリックし、RGBカラーにすると、R:25、G:25、B:25と表示される。ヒストグラム(後述)では、31にカウントされている。2階調化を行ってみると、しきい値を32以上にしたときに黒になる。
  3. 紙質が黄ばんだ(赤みがかった)紙質でない場合
     2.-①のグレースケール化において、緑がかった紙質の場合はグリーンチャンネル(Ctrl+2)を、青みがかった紙質の場合はブルーチャンネル(Ctrl+3)を抽出する。
  4. 藤-resizer-での8bitグレースケール化
     藤-resizer-の場合は、値/白黒化法を「2」(レッドチャンネル抽出)にして、効果/白黒化にチェックがされているのを確認して、画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、Photoshopの8bit/16bitグレースケール化の方法と同様に8bitグレースケール化ができる。
  5. 注意点
     複数の画像に対して一括処理を行う場合には、グレースケール化すべきでないカラー画像を一緒にグレースケール化してしまわないように注意すること。

第3-一-(三) ピクセル寸法(絶対解像度)の縮小 Edit

 縮小処理後に出力されるピクセル寸法(絶対解像度)は、自分が現在使っているディスプレイ及び将来使いそうなディスプレイの解像度よりも小さくしないこと、文字が潰れず読みやすいことなどを考慮して決定する。縦1200~1600ピクセルぐらいにするのが一般的。

  1. 藤-resizer-を使う場合
     大きさを絶対指定、「縦横比を維持する」にチェックをし、画像ファイルをドラッグ&ドロップする。
  2. Photoshopを使う場合
     イメージ/画像解像度を選択し、「ピクセル数」に値を入力、「縦横比を固定」にチェック、「画像の再サンプル」で「バイキュービック法」を選択して縮小する。目標のピクセル寸法へ1回で縮小すると、モアレが発生しやすい。
  3. モアレ対策
     縮小すると、モアレが発生することがある。これが、モアレの発生は必ず原寸(100%)表示で確認しなければならないことの理由。
    1. 2段階縮小(特にPhotoshopで縮小する場合)
       目標のピクセル寸法へ1回で縮小せず、まず目標のピクセル寸法よりも整数倍大きなピクセル寸法へ縮小又は拡大し、2回目で目標のピクセル寸法へ縮小する(つまり、2回目に整数分の1で縮小するようにする。)と、モアレの恐れが少なくなる。
    2. 再サンプル方法の変更(Photoshop以外のソフトで縮小する場合)
       藤-resizer-で縮小する場合には、初期設定では3-lobed Lanczos-windowed sinc補間法という再サンプル方法で縮小しているが、この再サンプル方法を変更してみるとモアレが発生しなくなる可能性がある。変更するには、設定ファイル(wisteria.ini)をテキストエディター(メモ帳など)で開き、[Resize]のMethodの数値を0(初期設定)から変更する。Method=1以上の数値の意味については、ヘルプファイル(wisteria.chm)を開き、「隠れ設定」を読むこと。
      (参考:拡大縮小アルゴリズム(バイキュービックとLanczos) (きっちん))
      (参考:@IT:.NET TIPS 画像を高品質に拡大/縮小するには?)
       RalphaやBlastPNGのSUN_RAYでは、藤-resizer-とは違った、面積平均法〔積分法〕などの再サンプル方法で縮小することができる。
       他には、SmaHeyで縮小すると、モアレが改善することがある。
       なお、同じ再サンプル方法でも、プログラムの違いで効果は異なる。
      (参考:ISP imaging-developers - 画像処理技術情報一覧 縮小・拡大処理)
  4. 縦横比(アスペクト比)の補正
     スキャナーで読み取ったときに生じた、原本とスキャン画像との縦横比の違い(歪み)が気になる場合は、例えば次のような方法で歪み率を確認して補正する。
    1. 200~210mmの長さの線分が描かれている紙を用意する。A4のOA用紙の短辺の幅(210mm。A5の長辺も同じ)や定規などを利用してもよい。
    2. 線分がスキャナー読み取り面の短辺に並行になるように、かつ、線分の全体が読み取られるように紙を置いて読み取る。
    3. 線分がスキャナー読み取り面の長辺に並行になるように、かつ、線分の全体が読み取られるように紙を置いて読み取る。
    4. スキャン画像をPhotoshopなどで開き、線分画像の長さが何ピクセル分かを測る。
      .で読み取った線分画像の長さをxとする。
      .で読み取った線分画像の長さをyとする。
    5. xの方が長い場合は、画像の加工時に、スキャナー読み取り面の短辺方向について、y÷xの割合でピクセル寸法を縮小処理する。yの方が長い場合は、画像の加工時に、スキャナー読み取り面の長辺方向について、x÷yの割合でピクセル寸法を縮小処理する。藤-resizer-を使う場合は、大きさを相対指定、「縦横比を維持する」のチェックをはずし、画像ファイルをドラッグ&ドロップする。Photoshopを使う場合は、イメージ/画像解像度を選択し、「ピクセル数」の単位を%にして値を入力、「縦横比を固定」のチェックをはずし、「画像の再サンプル」で「バイキュービック法」を選択して縮小する。
    6. これで全体の縦横比は精確になるが、例えば元画像が横伸びで、横伸び率が左端寄り・中央・右端寄りで違い、右端に近づくほど横伸び率が大きいような場合には、補正後の画像は左端寄りが横縮み、中央(やや左寄り)辺りは適正、右端寄りが横伸びとなり、部分的な歪みは残る。

第3-一-(四) アクション及びバッチ Edit

  1. Photoshop
     詳しくは、館の中の人◆SCAN/4rUhQ氏、W6VjIfnC33氏及びGGSgsH0_i1pfDg2FUH氏の自炊プロセスを読むこと。
    1. アクション
      (参考:アクションとはどのような機能ですか(アドビシステムズ社))
      (参考:Retouch-WebLaboratory アクションの使い方 : 基礎編)
       Photoshopにあらかじめ用意されているアクションは使わず、自分で自炊向けのアクションを作成して、利用する。
       また、W6VjIfnC33氏及びGGSgsH0_i1pfDg2FUH氏の自炊プロセスには、各氏が作成したアクションが同梱されている。これらのアクションは、Photoshopで読み込み、参考にすることができる。これらのアクションを使う場合には、数値の微調整(初心者には難しいかもしれない。)が必要なので注意すること。
    2. バッチ
      (参考:ファイルのバッチ処理機能はありますか(アドビシステムズ社))
  2. 操作自動化ソフト
    マウスやキーボードの操作を記録して、その操作を再現するソフトを利用する。
    UWSCなど。

第3-一-(五) 基礎知識 Edit

  1. 藤-resizer-の出力フォルダ指定
     「ファイル名の生成規則」%p\%n.jpgで%pの部分を指定フォルダに書き換えれば、そのフォルダに出力される。例えばc:\comic\%n.jpgと書き換えると、cドライブの「comic」フォルダに出力される。

第3-二 推奨(基本技術解説) Edit

 自分にとって読みやすい画質に加工することを推奨するということであり、下記のとおりに加工処理を行うことを推奨するということではない。下記を読んで自分の好みや各処理の効果が分かってきたら、後は画質に対する趣味の問題であるので、自分で工夫して組み合わせる。
 なお、次の説明中「例えば………」として示した具体的数値は、説明のための例であって、推奨設定ではない。

第3-二-(一) 加工の順番 Edit

 原則として、シャープ以外は「ピクセル寸法の縮小」前に行い、シャープは「ピクセル寸法の縮小」後に行う。

第3-二-(二) 色調補正 Edit

  1. 単色印刷物の特徴
    単色印刷物では、グラデーション*6が、インクの濃度変化ではなく、スクリーントーンなどによりインクの黒色面積と紙の白色面積との比率(面積比)で表現されている。
    このようなグラデーションは、スキャナーで読み取られた場合、原則として、その面積比に応じた低輝度(黒色)ピクセル数と高輝度(白色)ピクセル数との比率で表現される。ただし、スキャナーの解像度が低い場合、一部の描写*7はピクセルの輝度の高低で表現されるようになる。「ピクセル寸法の縮小」を行うと、更に多くの描写がピクセルの輝度の高低で表現されるようになる。
  2. 多色印刷物(多色原稿を単色印刷したものも含む。)の特徴
    多色印刷物でも、色調などが、単色印刷物と同様に数種類のインクの面積比で表現されている。
    ただし、インクの点々が単色印刷物よりも微細であるため、スキャナーで読み取ると、(超高解像度でなければ、)色調などは、いくつかの異なる色調のピクセルの比率でなく、個々のピクセルで表現されるようになる。
  3. 紙質(紙の質感。印刷がない部分)の処理の目標(白飛ばし)
    紙質の処理の目標は、
    ①紙質部分の輝度と、描画部分の輝度とを選別すること
    ②選別した紙質部分の輝度を同一の値に揃えて、スキャン画像から紙質を消失させること
    ③また、多色印刷物では、紙質部分をすべて無彩色にすること
    である。紙質部分の輝度すべてが描画部分の輝度を上回っているスキャン画像ならば、①において紙質と描画を完全に選別でき、加えて②で完全に紙質を取り除ける。
    紙質を取り除く際に設定される輝度には、たいてい最高輝度(255)が選ばれるが、これだとまぶしく感じる場合には好みの輝度に抑える。(あるいは、自分が使用しているディスプレイの輝度を落とすことを検討する。)
    なお、一部の同人誌などで見られるように、著者が作品に合わせて特殊紙などを選択していると思われる場合は、紙質を取り除かずに残しておく。
  4. 描画(印刷がある部分)の処理の目標
    描画の処理の目標は、
    ①黒ベタ部分の輝度を好みの輝度にすること
    ②シャドウ*8からハイライト*9まで、グラデーションがきらんと表現されるようにすること
    黒ベタ部分の輝度は、スキャン時の輝度のままだと明るすぎる(灰色)と感じる人が多い。
    グラデーションにおいて特に注意すべきことは、薄い描画が判別できること。薄い描画の処理は、紙質の処理と繋がっている。
  5. ディスプレイの調整
    (参考:秋空広樹さんの公開マイリスト カラーマネジメント-ニコニコ動画(SP1))
    (参考:ショタイラスト&まんが―秋空広樹― カラーマネジメント講座)
    (参考:カラーマッチング | 液晶モニター・トピックス | EIZOライブラリー | EIZO)
    (参考:miyahan.com | 液晶ディスプレイとカラーマネージメント)
    同一データの画像ファイルを表示しても、ディスプレイの製品の違い、製造時の個体差、経年劣化、設置場所の照明などにより、かなり映りは異なる。色調補正を行う前にディスプレイを標準的な状態又は自分の好みの状態に調整し、その後も1か月~数箇月ごとに再調整する必要がある。特にカラー印刷物の画像の色調については、経年劣化や将来のディスプレイ買い替え時にも一定の映りを保つことができる自信がなければ、あまりいじらない方がよいかもしれない。
    1. ディスプレイ本体の調整機能を使用した調整
      (参考:辻徳のデジタル写真塾 モニターのキャリブレーション)
      (参考:takora's photo site "TAKOLAND" モニター調整のためのページ)
    2. キャリブレーション用ソフトを使用した調整
      (参考:Microsoft Windows XP : 活用ガイド - モニタの色管理)
      ディスプレイの現状に基づいたICC*10プロファイルを作成して、それでディスプレイへ送る画像信号を変換し、映りを調整する。
      ディスプレイメーカーから、そのディスプレイの標準的な状態を測定して作成したICCプロファイルが提供されていることも多いが、製造時の個体差、経年劣化、設置場所の照明などに適応できないため、当てにならない。
      キャリブレーション用ソフトがグラフィック・ボード(又はグラフィックス・コントローラー)のLUT(Look up Table)を書き換えることにより、パソコンからディスプレイへ出力される画像の階調は減少する。調整が大幅になると階調の減少が大きくなり、階調とびや色つきが目立つようになる。
      1. LUT Tester
        PCのグラフィックボードが「モニタプロファイル上書き機能(LUTs)」に対応しているかどうかを確認するためのソフト。対応していない場合、キャリブレーション用ソフトを使用した調整はできない。ソフトのダウンロードは、上記のリンクから行うこと。下記の参考中のダウンロードリンクからはダウンロードできない。
        (参考:モナコシステムズ: [サポート情報]グラフィックボードの「LUTs」機能の確認について)
      2. Adobe Gamma 日本語版
        「このAdobe Gamma 日本語版は、Adobe Photoshop CS 日本語版に同梱されているAdobe Gammaの英語版を日本語にする為の圧縮ファイルです。」と書いてあるが、Adobe Gamma 日本語版一式が入っており、Adobe Gammaの英語版は不要。
        (参考:Using Adobe Gamma - Technical Guides(アドビシステムズ社))
        (参考:Canon フォトレタッチ - リファレンス編 モニターの色合わせ)
      3. Calibrize
        フリーソフト。英語。
      4. Monitor Calibration Wizard
        フリーソフト。英語。
        RGB各色を9点で揃えられるが、設定次第では輝度値が低いピクセルの方が輝度値が高いピクセルよりも明るく表示されるようなこともありえるので、注意が必要。
    3. 測定機器を使用した調整
      測定機器と対応ソフトを使って.及び.の調整を行うと、肉眼に頼った調整と比べて、安定した映りを保つことができる。
      また、肉眼に頼った調整では不可能な、ディスプレイの色域の測定機能があり、その色域を反映したICCプロファイルが作成できる。ただし、WIndowsの場合、画像ファイルとディスプレイのプロファィルを読み、画像ファイルの色域からディスプレイの色域へ変換する機能を備えた画像編集ソフト、ビューワーは限られる。例えば、カラーマネージメント代行Susie Plug-in(参考:スキマ産業 ≫ Susie Plug-in)に対応しているビューワーなど。
      最低価格帯で、.の調整だけのColorVision社Spyder3expressやエックスライト社製huey(ヒューイ)が一万数千円。.の調整だけでなく、.の調整を支援する機能もあるエックスライト社製i1 Display 2が三万数千円。
  6. ヒストグラム*11
    Photoshopの場合、画像の一部を選択し、ヒストグラムパレットのタブをクリック又はウィンドウ/ヒストグラム*12を選択すると、選択部分のヒストグラムが表示される。画像の一部選択を省略すると、画像全体のヒストグラムが表示される。
  7. 階調補正
    Photoshopの場合、イメージ/色調補正/レベル補正、トーンカーブ、明るさ・コントラストなどを使用する。
    1. 補正するときの目安
      黒単色印刷物の画像の階調補正を行う場合、印刷がない紙質部分のヒストグラム及び黒ベタ印刷部分のヒストグラムを表示し、それぞれのシャドウレベル*13を確認すると、一つの目安になる。
    2. レベル補正
      (参考:[基本操作] レベル補正を使って自然な明るさに調整する(アドビシステムズ社))
      使い方の参考例(①~④のための補正方法は下記以外にもあり、下記の方法が最良の方法として事実上の標準になっているということでもない。レベル補正の動作が分かってきたら、自分の好みに合うように使い方を工夫すること。)
      ①紙質部分の輝度を上げる
      レベル補正ダイアログボックスで3番目の「入力レベル」テキストボックスに、確認した紙質部分のシャドウレベルよりやや低い値を直接入力*14すると、入力値以上の輝度のピクセルは輝度が255*15になる。このとき、「高輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとの分別」(後述)が高精度で行われていないと、紙質と一緒に高輝度の描画も消えてしまう。特に、高輝度描画ピクセルだけで構成されている、薄い描画(薄いスクリーントーン、薄い鉛筆画など)が消えることは、できれば避けたい。このような場合には「高輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとの分別」手法を見直して解決するのが理想だが、無理ならば紙質の完全な処理をあきらめて入力レベル補正値を上げるか、薄い描画を若干飛ばしぎみにして妥協することになる。レベル補正を実行したときにどの程度消えてしまうかは、実行前にキーボードのAltキーを押しながら白の「入力レベル」スライダ△をクリックすると、レベル補正の入力値をしきい値とした2階調化画像がプレビューされるので、それで視覚的に確認できる。
      ②黒ベタ部分の輝度を好みの輝度にする
      レベル補正ダイアログボックスで1番目の「入力レベル」テキストボックスに、確認した黒ベタ部分のシャドウレベルを基準として自分の好みを加減した値(シャドウレベルよりやや低い値かシャドウレベルを入力して補正したときの黒さを好む人が多い。)を直接入力*16すると、入力値以下の輝度のピクセルは輝度が0*17になる。
      ③薄い描写を強調する
      薄い描写を強調したいときは、描画色をRGB(255,255,255)として範囲選択/色域指定により薄い描写を選択(選択されるような許容量を入力すること)してから、レベル補正ダイアログボックスを開き、灰色の「入力レベル」スライダ*18をドラッグして右に移動する*19と中間調が暗くなり、薄い描写を強調できる。
      ④黒ベタ部分の荒れた感じを緩和する
      黒ベタ部分が荒れた感じである場合には、描画色をRGB(0,0,0)として範囲選択/色域指定により黒ベタ部分を選択(選択されるような許容量を入力すること)してから、レベル補正ダイアログボックスを開き、灰色の「入力レベル」スライダをドラッグして右に移動すると、黒ベタ部分の輝度高低差が縮まり、荒れた感じを緩和することができる。その際、プレビューで黒ベタ部分が自分の好みよりも暗いと感じたら、黒の「出力レベル」スライダ▲をドラッグ*20して、調整する。なお、暗い灰色~黒のグラデーションがある場合は、そのグラデーションが潰れないように注意する。
      ①②を藤-resizer-で行う場合
      輝度補正を用いる。
      輝度A1以下を輝度0に、輝度B1以上を輝度255にする場合、次の式でMin及びMaxを算出し、それを値/輝度範囲に入力する。
      Min=A1*255/(A1-B1)
      Max=(255*255-A1*255)/(B1-A1)
      表計算ソフトのワークシートのA1及びB1セルに輝度数値を入力し、上記の式をコピーして空いているセルに貼り付けると計算できる。
      例えば、輝度25以下を輝度0に、輝度225以上を輝度255にする場合、Min=-31.875、Max=293.25となるので、値/輝度範囲に-32/294と入力し、効果/輝度補正にチェックがされているのを確認して、画像ファイルをドラッグ&ドロップする。
      ③④を藤-resizer-で行う場合
      ガンマ補正を用いる。
      値/ガンマ比に1よりも上の数値(例えば1.2とか1.6とか)を入力し、効果/ガンマ補正にチェックがされているのを確認して、画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、③④で色域指定を省略したときのようになる。その際、黒ベタ部分が自分の好みよりも暗いと感じたら、値/輝度範囲のシャドウレベル設定に1以上の数値(例えば15とか30とか)を入力し、効果/輝度補正にチェックがされているのを確認して、画像ファイルをドラッグ&ドロップする。
    3. トーンカーブ
      (参考:[基本操作] トーンカーブを使って全体への影響を最小限に抑えて明るさを調整する(アドビシステムズ社))
      (参考:Photoshopのトーンカーブの使い方)
      トーンカーブは、レベル補正よりも複雑な補正を行うことができる。(レベル補正は、トーンカーブの機能を簡略化したものと言ってよい。)
      藤-resizer-の場合、設定ファイル(wisteria.ini)をテキストエディター(メモ帳など)で開き、[Other]のEnableLMapの数値を1にすると、隠れ設定のlmap(トーンカーブ機能)が有効になる。lmapでは、コントロールポイントを入力レベル(左側のxの数値)の小さい順に、例えば0=0,30=0,125=127,220=255,255=255などと設定する。lmtool.exe(作者ホームページの公開テストファイルから入手する。)を使用すると、どのようなトーンカーブ処理になるのかを視覚的に確かめられる。
    4. 明るさ・コントラスト
      (参考:[基本操作] 暗い写真を全体的に明るくはっきりさせるには (明るさ・コントラスト)(アドビシステムズ社))
      明るさは、選択したピクセル(特に選択していない場合は全ピクセル)の輝度を、入力した-100~+100の数値分(大体)加減する。明るさの動作をトーンカーブで表現すると、当初の(左下隅〔入力0,出力0〕から右上隅〔入力255,出力255〕までの)直線を上下にスライドさせたもののような感じになる。
      コントラストは、例えば+1~+100の補正を行うと、選択したピクセル(特に選択していない場合は全ピクセル)の輝度の平均値*21を基準として、それよりも高輝度のピクセルはより高輝度に、それよりも低輝度のピクセルはより低輝度になるように実行される。コントラストの動作をトーンカーブで表現すると、輝度の平均値を中心点として当初の(左下隅〔入力0,出力0〕から右上隅〔入力255,出力255〕までの)直線を回転させる*22ような感じになる。明るさとコントラストとを同時に実行すると、コントラストは、明るさ適用後の画像に対して明るさ適用前の輝度の平均値を基準として実行される。
  8. カラー印刷物の画像の補正
    白黒印刷物の場合と比べて、機器の調整やソフトの設定に厳密さを要する。
    1. カラーマネージメント
      1. スキャナー
        IT8キャリブレーションを行えば、大抵の場合、補正が必要な度合いが減る。詳しくは、自炊方法-スキャニング第2-五-(一) カラーマネージメントを読むこと。
      2. ディスプレイ
        経年劣化や将来のディスプレイ買い替え時にも一定の映りを保つことができないと、補正の効果が安定しない。詳しくは、自炊方法-加工第3-二-(二)-5.ディスプレイの調整を読むこと。
      3. 印刷物を照らす光源
        印刷物とディスプレイ表示とを見比べる場合においては、印刷物を照らす光源によって、印刷物の見え方がかなり変わることに注意する必要がある。
        印刷物を照らす光源は、直管形蛍光灯ならば、色評価用蛍光灯(高演色蛍光灯)を使用することが望ましい。パナソニック東芝ライテック三菱オスラムが販売している。実売価格は、楽天市場だと、1本四百円台(税込・送料別。2009/9/9現在)から。環形蛍光灯ならば、東芝3波長形蛍光ランプ「メロウZ PRIDE」クリアナチュラルライトを使用することが望ましい。
        (参考:miyahan.com | 液晶ディスプレイとカラーマネージメント P.3 9.カラーマネージメントのための環境作り【照明編】)
      4. Photoshopのカラー設定
        作業用スペースのRGBをスキャナーの出力プロファイルに合わせる。設定方法は、自炊方法-加工第3-一-(二)-1.-.設定方法を読むこと。
    2. 加工の順番
      まず階調(明度)補正を行い、その後に色相・彩度の補正を行う。
    3. Photoshopのカラーモード
      RGBカラーで階調補正やシャープなどを行うと、輝度だけでなく色のバランスも変化してしまう。描画の階調補正などを行うときには、カラーモードをイメージ/モード/Labカラーとして補正する*23と、色のバランスの変化を抑えられる。(参考:Canon フォトレタッチ - リファレンス編 さまざまな色の表現方法)
      描画の色相・彩度の補正や紙質の補正のときには、カラーモードをイメージ/モード/RGBカラーとして補正する。Labカラーで色調整すると、実在しない色(虚色)が発生してしまうことがある。また、Labカラーで彩度をあげていくと、赤が朱へ、青が紫へ変色することがある。

第3-二-(三) ノイズ除去、ぼかし Edit

ノイズ除去を行う場合には、Neat Image*24がよく使われている。
(参考:Neat Image version 4.2の日本語版ユーザーガイド(PDF))
ノイズ除去は、強くかけると元の画像から大きく変質することがあるので要注意。
高解像度で読み取った画像ならば、軽くぼかしをかけることで簡易的なノイズ除去ができる。
ぼかしは、モアレ対策になる。(参考:スキャン画像のモアレの解消方法(アドビシステムズ社))

第3-二-(四) ゴミの消去 Edit

自分の頭髪などの毛が写っている画像については、地雷なので、処理は必須。毛が描画と重なっている場合は、スキャンをやり直した方が速いかもしれない。
その他、作品と関係ない汚れなどで、読んでいて気になるものは、Photoshopの場合、スタンプツールなどで消去する。

第3-二-(五) 傾き補正 Edit

原則として、紙端ではなく、のど*25側の描画(枠線など)を基にして補正する。
補正回転角度が大きくなるにつれて、少しずつぼやけていく*26
E.C.又は炊飯器を使用すると、効率的に傾き補正と切り抜きができる。全自動で大量に傾き補正を行う必要がある場合は、eTilTranを使用する。
Photoshopの場合、ものさしツールで垂直又は水平にしたい箇所に沿って測定線を引き、イメージ/カンバスの回転/角度入力を選択すると、測定線が垂直又は水平になるような補正回転角度がカンバスの回転ダイアログボックスに自動的に表示される。

第3-二-(六) シャープ Edit

描画の境界にあるピクセル間の輝度差を増幅してメリハリを付け、くっきりした画質にしたいときに使用する。
シャープは、やりすぎると、モアレが出たり、荒れた感じになるので注意すること。
(参考:Photoshop world | Tips:USM(Un Sharp Masking)とは【瀬飛寅男】)
(参考:ASTER SCIENCE PROJECT 用語集[あ] アンシャープマスキング unsharp masking)

  1. Photoshopのアンシャープマスク
    (参考:[基本操作] ピンボケした写真をシャープにするには (アンシャープマスク)(アドビシステムズ社))
    フィルタ/シャープ/アンシャープマスクを選択する。
    量、半径、しきい値を細かく設定できる。

    1. 周囲のピクセルの輝度平均値との差を何%増幅するか。
    2. 半径
      半径何ピクセルで輝度平均値を算出するか。
    3. しきい値
      周囲のピクセルの輝度平均値との差がどのくらいある場合に輝度差増幅の対象とするか。

第3-三 推奨(中級者向け技術解説) Edit

レイヤー Edit

(参考:[基本操作] レイヤーについて(アドビシステムズ社))

  1. 複数の画像を1枚に合成する。
    詳しくはW6VjIfnC33氏、7rfC5Zze85氏の自炊プロセスを読むこと。
  2. レイヤーを複製し、それに極端な加工をして、元のレイヤーの加工に役立てる。
    詳しくはW6VjIfnC33氏の自炊プロセスを読むこと。
    レイヤーを複製する方法(次のいずれか)
    1. レイヤーパレットで、複製したいレイヤーのレイヤー名(当初の状態だと「背景」)をパレット下部の[新規レイヤーを作成]ボタンにドラッグ&ドロップする。「背景」レイヤーを複製すると、「背景のコピー」レイヤーができる。
    2. レイヤーパレットで複製したいレイヤーを選択し、レイヤー/レイヤーを複製を選択するか、複製したいレイヤーのレイヤー名の上で右クリックし、レイヤーを複製を選択する。レイヤーの新規名称を確認し、「OK」をクリックする。
    3. 選択範囲/すべてを選択(Ctrl+A)を行い、編集/コピー(Ctrl+C)を行い、編集/ペースト(Ctrl+V)を行う。なお、選択範囲がすべてでなく一部の場合は、選択した部分の複製と透明部分とで構成されるレイヤーができる。

色域指定 Edit

画像の一部、例えば紙質のピクセルだけを選択するために使用する。選択していないピクセルの色調に悪影響を及ぼすことなく加工ができる。
Photoshopの場合、加工処理したいピクセルを選択することは、自動選択ツールで画像の一部分をクリックして指定してもできる。ただ、複数画像の一括処理には、色域指定だと、画像の一部分をクリックして指定することなく描画色を基準として加工処理したいピクセルを選択することができるので、都合がよい。
色域指定の「許容量」オプションは、値が0だと、描画色と一致するカラーのピクセルだけが選択される。値を上げていくと、描画色だけでなく、描画色と関連するカラーのピクセルを含めて選択される。ただし、描画色と関連する度合いに応じてピクセルは部分的に選択される*27。50%以上選択されているピクセルと50%未満選択されているピクセル(全く選択されていないピクセルも含む。)との境界に境界線が表示される。部分的に選択されたピクセルについては、部分的にしか補正が効かない。例えば、描画色RGB(255,255,255)、許容量116で色域指定をすると、RGB(191,191,191)のピクセルが50%選択される。次に背景色をRGB(255,255,255)として消去をすると、このRGB(191,191,191)のピクセルは、すべて(100%)選択されている場合ならばRGB(255,255,255)となるところが、50%しか選択されていないのでRGB(223,223,223)*28となる。さらに消去を繰り返すと、RGB(239,239,239)、RGB(247,247,247)………となっていく。これでは白飛ばしを行う場合には都合が悪いので、次のような方法ですべて(100%)選択する。

  1. 色域指定を使って紙質のピクセルをすべて(100%)選択する方法例1
    1. レイヤーを複製する。
    2. 薄いスクリーントーン描画部分を拡大表示する。
    3. イメージ/色調補正/2階調化を選択する。
    4. ヒストグラムの下のスライダを紙質部分のシャドウレベルよりやや低い値までドラッグするか、ダイアログボックスの一番上に表示されるしきい値レベルに紙質部分のシャドウレベルよりやや低い値を設定する。プレビューのチェックボックスを何度かクリックするか、又は「P」キーを何度か押して、画面を見比べる。スクリーントーンの1点1点が各1ピクセル以上残るように、かつ、紙質のピクセルをできるだけ多く白にするようにしきい値を微調整して、「OK」をクリックする。
    5. 選択範囲/色域指定を選択する。
    6. 「選択」で、「ハイライト」を選択し、「OK」をクリックする。
    7. 複製レイヤーを削除する。
  2. 色域指定を使って紙質のピクセルをすべて(100%)選択する方法例2
    1. 薄いスクリーントーン描画部分を拡大表示する。
    2. 描画色をRGB(255,255,255)にする。
    3. 選択範囲/色域指定を選択する。
    4. 「選択」で、「指定色域」を選択する。
    5. 許容量スライダを使用するか値を入力して、色域を調整し、「OK」をクリックする。値は、(255-紙質部分のシャドウレベルよりやや低い値)×2とする。スクリーントーンの1点1点が各1ピクセル以上境界線の外に残っているか、かつ、紙質のピクセルができるだけ多く境界線内にあるかを確認する。不満がある場合は、ヒストリーパレットで1つ前のヒストリー画像を選択し、色域指定をやり直す。
    6. パスパレットの下部にある[選択範囲から作業用パスを作成]ボタンをクリックするか、パスパレットメニューから「作業用パスを作成」を選択すると、選択範囲の境界線を元にして作業用パスが作成される。
    7. パスパレットの下部にある[パスを選択範囲として読み込む]ボタンをクリックする。
    8. 作業用パスを削除する。

選択範囲変更 Edit

選択範囲/選択範囲を変更/縮小又は拡大により、高輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとを分別したり(後述)、描画ピクセルとゴミとを分別したりする。描画ピクセルとゴミとの分別は、他の低輝度ピクセル群から離れたところにある、極小の低輝度ピクセル群は多くの場合ゴミであるという特徴を活用する。詳しくはW6VjIfnC33氏の自炊プロセスを読むこと。

  1. 選択範囲変更の留意点
    1. 選択範囲をx(xは、1~100の整数とする。)ピクセル縮小(拡大)し、続けて選択範囲をxピクセル拡大(縮小)した場合の選択範囲は、元の選択範囲と同じではない。
    2. 選択範囲をxピクセル縮小(拡大)し、続けて選択範囲をy(yは1〜100の整数とする。)ピクセル縮小(拡大)した場合の選択範囲は、元の選択範囲をx+yピクセル縮小(拡大)した場合の選択範囲と同じではない。
    3. Photoshopにおいては、CS3とその他のヴァージョンとで、画像端に係る拡大・縮小の取り扱いが違う。
      (参考:[基本操作] ピンボケした写真をシャープにするには (Adobe Forums: CS4での“すべてを選択”後について)
      その他のヴァージョンにおいて、CS3のような拡大・縮小を行いたい場合は、カンバスサイズを拡大し、選択範囲が画像の端に付かないように処理する。

高輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとの分別 Edit

黒単色印刷物における高輝度の描画ピクセルは、1つのピクセルの領域内に描画の部分と紙質の部分とがある場合に、それらが平均化されて生じたピクセルである。
高輝度描画ピクセルは、紙質ピクセルの低輝度のものと同じ輝度にまで分布している。ただし、輝度は同じでも色を見ると、
①高輝度描画ピクセルは黒みがかっているが、紙質ピクセルの低輝度のものは紙の色が濃くなった感じで黒みがかっていない。
また、画像を見ると、高輝度の描画ピクセルは、
②低輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとの境界
③薄い描画(薄いスクリーントーン、薄い鉛筆画など)
に存在している。
高輝度描画ピクセル(特に③のもの)と紙質ピクセルとをいかにして分けて処理するかは、色調補正を行う上で非常に大きな問題である。
①の特徴を活用するやり方の例としては、「グレースケール化」で述べたレッドチャンネル抽出や、Photoshopの場合、イメージ/色調補正/色の置き換えを使用したやり方などがある。詳しくは館の中の人◆SCAN/4rUhQ氏、柊SqQWXj1Dfv氏の自炊プロセスを読むこと。
②の特徴を活用するやり方の例としては、Photoshopの場合、描画色をRGB(255,255,255)として範囲選択/色域指定により高輝度ピクセルを選択し、そこから選択範囲/選択範囲を変更/縮小により低輝度の描画ピクセルに隣接した高輝度ピクセルを除外するやり方がある。詳しくはW6VjIfnC33氏の自炊プロセスを読むこと。
2400dpi(2階調)の印刷機を使用し16×16ドット(=256ドット)を1つのハーフトーンセル*29として150lpi*30(256階調)*31で印刷された本の場合、300dpi(8bit)で読み取れば、標本化定理(シャノンの定理)を満たす。特別な本を除けば、175lpi(256階調)以下で印刷されているので、350dpi(8bit)で読み取れば十分ということになる。ただし、これは、印刷物の標本化であって、紙やインクのむらを含み、印刷元データからは変質している。スキャナー性能による誤差も考慮していない。印刷がない紙質部分のヒストグラムを見ると、輝度のばらつきがかなりある。よって、例えば、256ドットのうち10ドット印刷された点があるハーフトーンセルについて、残りの246ドットの空白部分(紙)が明るい場合、256ドット全て空白だが紙質が濃いハーフトーンセルよりも高い輝度として読み取られることがある。300dpi(8bit)のスキャンでおおむね問題ない仕上がりになるのは、印刷されている描写が150lpi(256階調)の描写力を使い切った細密描写でないからであり、150lpiの倍で標本化定理を満たしているからではない。スキャン時に高解像度であるほど、高輝度描画ピクセルは、低輝度の描画ピクセルと紙質ピクセルとに分解されていく。それで、特に補正時に問題となりやすい、低輝度の描画ピクセルに隣接しない高輝度描画ピクセルの割合(③の割合)が減っていく。色域指定と選択範囲縮小を組み合わせたやり方においては、カラー原稿を白黒印刷したページのような細密描写についてはAMスクリーニング(網点法)*32で印刷された網点の一つ一つをとらえた低輝度描画ピクセルが必要であり、かなりの高解像度スキャンを行わなければならない場合がある。
他には、Neat Image(後述)により、紙質をノイズとして検出し、処理する方法もある。詳しくはGGSgsH0_i1pfDg2FUH氏の自炊プロセスを読むこと。

ディザの使用(8-bit/チャンネル画像) Edit

(参考:ディザとは何ですか、また、Photoshop ではどのようなディザの設定が可能ですか(アドビシステムズ社))
PhotoshopでRGBモードからLabカラーへ変換する場合や16bit/チャンネルから8bit/チャンネルへ変換する場合などにおいて、編集/カラー設定で詳細オプションをクリック*33し、「ディザの使用(8-bit/チャンネル画像)」オプションにチェックがされていると、変換時の8bit未満の端数についてディザ処理がなされる。

16bit/チャンネル Edit

8bit/チャンネルで読み取った画像をPhotoshopで加工する場合、8bit/チャンネルのままで加工するよりも、16bit/チャンネルへ変換→加工→8bit/チャンネルへ変換とする方がやや精度が高い結果になる可能性があるが、ほとんどの場合は加工後8bit/チャンネルへ変換する際、8bit未満の端数についてディザ処理がなされるかどうか(「ディザの使用(8-bit/チャンネル画像)」オプションを使用している場合)の差しかない。
また、16bit/チャンネルで読み取った画像と8bit/チャンネルで読み取った画像との差(下位8bitのデータ)については、紙やインクのむら、スキャナー性能による誤差*34の影響が大きい。
16bit/チャンネルでのスキャンは、トーンジャンプ*35について一応有利だが、ファイルサイズが倍になり、処理が重くなるので、最後に8bit/チャンネルにしたときの画質差をどの程度感じるか次第。

第3-四 参考(Photoshopアクション例) Edit

注意

  1. 研究用であって、使用を推奨するものではない。
  2. 同じ目的を達するためのアクションは、いくつも存在しうる。下記のアクションは、一例にすぎない。
  3. 最善に近いアクションと評価されているわけではない。

トリミングのためのアクション Edit

黒い裏当てを使用していて、それがスキャン画像において原稿の周囲に写っている場合に、黒い裏当て部分を白く塗りつぶした上で、原稿部分を切り抜く。

  1. 黒い裏当て部分の選択
    1. 基本形
      1. 画像端を選択
        例えば、すべてを選択、選択範囲を変形(X:-1.0px、Y:-1.0px)、選択範囲を反転とすると、右端・下端が選択できる。
      2. 塗りつぶし(ブラック)
      3. 色域指定(シャドウ)
      4. 選択範囲/選択範囲を拡張
        「選択範囲/選択範囲を変更/拡張」とは違う。
        設定は、自動選択ツールを選択して行う。
        許容値は、端まで印刷がある原稿の場合は黒インク部分の輝度値未満で、なるべく高い数値とする。端まで印刷がない原稿の場合は紙地部分の輝度値未満で、なるべく高い数値とする。
        隣接にチェックする。
    2. 黒い裏当て部分の輝度が不ぞろいな場合の対策
      ADFスキャナーでスキャンした画像の場合、原稿の表の画像と裏の画像とで、黒い裏当て部分の輝度がかなり違う場合がある。
      このような場合は、基本形の前に次のような処理を行う。
      1. レイヤーを複製
        複製したレイヤーは、後で削除する。
      2. レベル補正
        オプションのシャドウのクリップ値を9.99%とし、自動補正。
        なお、クリップ値9.99%は、スキャン画像全体に占める黒い裏当て部分の割合が10%以上である場合。クリップ値は、必ず、スキャン画像全体に占める黒い裏当て部分の割合未満でなくてはならない。そうでないと、原稿内にも輝度0の部分が生じ、原稿内まで黒裏当てとして選択してしまう恐れが生じる。
    3. 黒い裏当て部分の中にあるゴミ対策
      1. 選択範囲を保存
        基本形で大体選択した原稿外の部分を保存する。
      2. 新規レイヤー
      3. 塗りつぶし(ブラック)
      4. 選択範囲を反転
      5. 塗りつぶし(ホワイト)
      6. すべてを選択
      7. 新規レイヤー
      8. 塗りつぶし(ホワイト)
      9. 選択範囲を変形(W:0.1%、H:0.1%)
      10. 塗りつぶし(ブラック)
      11. 選択を解除
      12. 2階調化(しきい値不問)
      13. 色域指定(シャドウ)
      14. レイヤー/削除
      15. 塗りつぶし(ホワイト)
      16. 選択範囲/選択範囲を拡張(許容値0、隣接)
      17. 選択範囲を反転
      18. 塗りつぶし(ブラック)
      19. 選択範囲を読み込む(新しい選択範囲)
      20. 塗りつぶし(ブラック)
      21. 選択範囲/選択範囲を拡張(許容値0、隣接)
    4. プリンター型ADF(原稿自動送り装置)付きスキャナーの縦線対策
      1. 選択範囲/選択範囲を変更/拡張
        拡張するピクセル数は、縦線が確実に消え、しかし、できるだけ小さな値とする。
      2. 選択範囲/選択範囲を変更/縮小(1ピクセル)
        拡張したピクセル数だけ繰り返す。
        1回で2ピクセル以上縮小してはならない。原稿の4隅が丸くなってしまう。
  2. トリミング
    1. 新規レイヤー
    2. 塗りつぶし
      選択している、原稿外の、黒い裏当て部分を塗りつぶす。
    3. 選択範囲を反転
      原稿部分が選択される。
    4. 塗りつぶし
      原稿外とは異なる色で塗りつぶす。
    5. イメージ/トリミング
      描画が傾いている場合は、傾きを補正してからトリミングを行う。
    6. レイヤー/削除
  3. eTilTranによる傾き補正
    選択した原稿外を白く塗りつぶし、選択範囲を反転、選択範囲/選択範囲を変更/拡張(数ピクセル)、選択範囲を保存、選択範囲/選択範囲を変更/拡張(数ピクセル)、選択範囲を読み込む(現在の選択範囲から一部削除)、塗りつぶし(任意。輝度0~輝度二百数十)。
    最後の塗りつぶしにより、原稿端から数ピクセル離れたところに線が描かれる。
    塗りつぶしの輝度が低いと、eTilTranは、その線を含めた平均値で傾きを算出する。
    塗りつぶしの輝度が高いと、eTilTranは、その線を含めずに傾きを算出する。
    eTilTranによる傾き補正後、Photoshopアクションを使って線をトリミングし、カンバスサイズ(相対)を原稿端から離した数ピクセル分小さくする。

白飛ばしのためのアクション(白黒印刷物用) Edit

現在、W6VjIfnC33氏のアクションがもっとも完成度の高いアクションとして多くの支持を得ている。
次のアクションは、W6VjIfnC33氏のアクションが使いこなせないとか好みに合わないとか大量処理のためアクション内のパラメータ調整を簡略化したいなどの事情で、他のやり方を研究したい人向けの例である。

  1. 基本形
    600dpiでスキャンした画像であること。
    薄いスクリーントーン描写を拡大表示してみて、スクリーントーンを構成する1点1点がきちんと分離していなければ、このアクションは使用できない。
    1. 黒ベタを選択
      基本的なやり方は次のとおりだが、アクション実装時は.の途中の、新規調整レイヤー(2階調化)を作った際に行うのが合理的。
      1. レイヤーを複製
      2. 2階調化
        しきい値は、紙質やゴミが消える値で、黒ベタが消えない値に設定する。
        スクリーントーンなどは消えてもかまわない。
        初期値の128で試してみて、紙質やゴミが消えていれば、128でよい。
        .で拾いきれないほど描画が消えていなければ、このしきい値により仕上がりが変わることはない。
      3. 色域指定(シャドウ)
      4. 選択範囲を保存
        名前は、この説明では「描画」とする。
      5. 選択を解除
    2. アンシャープマスクをかけてみたときに輝度が低下するようなピクセルを選択し、.の選択範囲に追加
      1. レイヤーを複製
        新規名称は、この説明では「背景のコピー」とする。
      2. 自動レベル補正
      3. レイヤーを複製
        新規名称は、この説明では「アンシャープマスク」とする。
      4. レイヤーを複製
        新規名称は、この説明では「差の絶対値」とする。
      5. 新規調整レイヤー(2階調化)
        レイヤー名は、この説明では「2階調化」とする。
        しきい値は、経験上最低でも10以上。しきい値10は、かなり多くのゴミや紙質が混ざり、これらを除去する工夫をしないと使い物にならない。しかし、本によっては、非常に薄いスクリーントーンが印刷されていて、その中の点々のいくつかはしきい値11以上では消えてしまうことがある。しきい値を何段階か変更し、その差を利用して、ゴミや紙質を除去する方法がある。ゴミや紙質を除去する工夫をせずに済ます場合、しきい値は20~30ぐらい(ゴミの増減とスクリーントーンの消え具合を見て、妥協点を探る。)とし、選択範囲を保存(チャンネル「描画」に追加)、調整レイヤー「2階調化」のレイヤーサムネール*36をダブルクリックし、しきい値を10~15ぐらいへ変更、選択範囲を読み込む(チャンネル「描画」)、選択範囲/選択範囲を拡張(許容値0、隣接)、選択範囲を保存(チャンネル「描画」の置き換え)とする。
      6. レイヤー「アンシャープマスク」を選択
      7. アンシャープマスク
        量は、必ず100%とする。
        半径は2.0pixelぐらい。
        しきい値は0。
      8. 描画モードを「通常」から「比較(暗)」へ変更
      9. レイヤー「差の絶対値」を選択
      10. 描画モードを「通常」から「差の絶対値」へ変更
      11. 色域指定(ハイライト)
    3. 白飛ばし
      1. レイヤー/削除
        .で使用した「アンシャープマスク」「差の絶対値」「2階調化」を削除する。
      2. レベル補正
        黒ベタ部分の輝度を好みの輝度にする。
        大量処理のため調整を簡略化するには、自動レベル補正を使う。自動レベル補正による黒さが好みに合わない場合は、自動レベル補正後に更にレベル補正を行い、好みに近づける。
      3. 選択範囲「描画」を読み込む
      4. 選択範囲/選択範囲を変更/拡張
        1ピクセル
      5. 選択範囲を反転
      6. 塗りつぶし(ホワイト)

第3-五 参考(GIMP) Edit

高価なPhotoshopを購入したくない人向き

GIMP Portable Edit

フリーソフト・日本語対応済み

  1. 入手方法
    1. WindowsXP以降
      下のリンクのfor Windows Multilingual版をダウンロード(大体15~20MB程度)する。
      http://portableapps.com/apps/graphics_pictures/gimp_portable
    2. Windows2000
      「GIMP_Portable_2.6.6.paf.exe」で検索して入手する。
      1. サイズ: 17,551,992 バイト
      2. MD5: 851eb06500b890c17210af4534fb6712 [Winny]
  2. インストール
    1. 海外製ソフトのため、2byte文字(日本語)のパスを含まないところで使用すること。トラブルが減る。
      (悪い例:\デスクトップ、C:\Documents and Settings\2ちゃんねる\desktopなど)
    2. 初心者が迷わないようにインストーラー形式しかないが、レジストリなどは使わないので、気にせずインストールする。アンインストールしたくなったら、GIMP Portableが入っているフォルダを手動でゴミ箱に入れればよい。どうしてもインストーラーが嫌ならば、Universal Extractorというフリーソフトを使うと解凍でき、そのまま何の問題もなく使える。
    3. 日本人なら[Additional Languages(言語パック追加)]に☑を入れておくとよい。
    4. 初期フォルダは「C:\Documents and Settings\2chhogehoge\GIMPPortable」になってるが、各自で好きに変更できる。非システムドライブでもよいし、GIMP Portableの本来の使い方のようにUSBメモリに入れてもよい。
  3. お薦め設定
    少し古いが、GIMP2.0導入簡易マニュアル(注:PDF)に2chソフ板住民お薦め設定が載っている。
    http://www.geocities.jp/gimproject/manual/gimp2.0-manual.pdf
    とりあえず下の2ヶ所にファイルを作るので、気になる人は環境設定等でoffにしたりパスを変更したりする。
    C:\Documents and Settings\現在ログオンしてるあなたのユーザー名\.gtk-bookmarks(#お気に入りファイル)
    C:\Documents and Settings\現在ログオンしてるあなたのユーザー名\.thumbnails\(#サムネイルフォルダ)
    1. 自炊スレ向けのお薦めGIMPファイル・設定など
      (参考:GIMP2を使おう:ttp://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html)
      特に明記してない限り、ver2.2、ver2.2系、ver2.6系までは動作確認済みである。
      1. GIMP2.4用日本語ローカライズ改良版
        http://www.geocities.jp/gimproject/locale/gimp24-locale-ja.html
      2. GIMPのツールの名称やメニュー等の表記をPhotoshopと同じ用語にした日本語化ファイル
        http://www.geocities.jp/gimproject/locale/locale-photoshop.html
        「GIMPPortable\App\gimp\lib\locale\(ja)」(言語フォルダ)
      3. GIMPをPhotoShopと同じキーボードショートカットにする。
        http://www.geocities.jp/gimproject/tips/photoshop-shortcut.html
        「GIMPPortable\App\gimp\etc\gimp\2.0\ps-menurc」
    2. 自炊スレ向けのお薦めGIMPプラグイン
      「GIMPPortable\App\gimp\lib\gimp\2.0\plug-ins\」(プラグインフォルダ)
      1. 一括変換バッチ処理プラグイン - David's Batch Processor -
        http://www.geocities.jp/gimproject/plug-ins/batch-process.html
        http://members.ozemail.com.au/~hodsond/dbp.html
      2. Photoshopプラグインが使えるプラグイン - PSPI -
        http://tml.pp.fi/gimp/pspi.html
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*1 Photoshopは、デジタル画像編集ソフト。アドビシステムズ社製
*2 Windows以外のOSを使用している場合や特別な色管理をしている場合については、この限りでない。
*3 以前のバージョンだと、sGrayは標準では用意されていない。
*4 グレースケールモード用カラープロファイルがGray Gamma 2.2の場合、暗部になるほど表示の違いが大きい。
*5 グレースケールモード用カラープロファイルがGray Gamma 2.2の場合
*6 グラデーションとは、階調のこと。ある異なる2色の色や濃淡が滑らかに連続して変化してゆく表現のこと
*7 「高輝度描画ピクセルと紙質ピクセルとの分別」にて詳述
*8 シャドウとは、画像の最も暗い部分のこと
*9 ハイライトとは、画像の最も明るい部分のこと
*10 ICCは、International Color Consortium(国際色協会)の略称
*11 ヒストグラムとは、画像の明るさのレベル別にピクセル数をグラフ化し、画像内のピクセル分布を示したもののこと
*12 以前のPhotoshopの場合はイメージ/ヒストグラム
*13 シャドウレベルとは、画像の最も暗い部分の輝度値のこと。Photoshopの場合、ヒストグラムの左側の山すそをポインタで指定したときに表示されるレベル
*14 又は白の「入力レベル」スライダ△を目的の数値までドラッグ
*15 2番目の「出力レベル」テキストボックスに入力されている輝度。255は初期値
*16 又は黒の「入力レベル」スライダ▲を目的の数値までドラッグ
*17 1番目の「出力レベル」テキストボックスに入力されている輝度。0は初期値
*18 ▲と△との間にある、灰色の三角
*19 中央の「入力レベル」テキストボックスに1未満の値を直接入力してもよい。
*20 左下の「出力レベル」テキストボックスに値を直接入力してもよい。
*21 輝度の平均値はヒストグラムで確認できる。0から255までの256階調の中間127.5ということではない。なお、藤-resizer-のコントラスト補正の基準値は127.5固定
*22 マイナス補正だと時計回り、プラス補正だと反時計回り。-100だと選択したピクセルの輝度が基準値(元画像の輝度の平均値)に、+100だと基準値をしきい値とした2階調化になる。
*23 Photoshopの場合、RGBカラーの輝度はRGB値の加重平均で、輝度=0.298912×R+0.586611×G+0.114478×B。Labカラーの明度(L)とは微妙に違う。
*24 Neat Imageは、強力なノイズ除去ソフト。ABSoft製。日本語版はないので、英語版を使う。
*25 のどとは、本の背に接着剤などで綴じられていた辺のこと
*26 補正回転角度が「±45度」であるときが最もぼやける。「90度の整数倍」のときは、画質への影響なく回転できる。
*27 自動選択ツールの「許容値」オプションの場合は、すべて(100%)選択されているカラーの範囲が増加する。
*28 223=191+(255-191)×50%
*29 256ドット中の、空白のドット(紙)と印刷されたドット(インク)との比率で階調を表現するということ
*30 lpiとは、line per inchの略。1インチ(=2.54cm)当たりの線数のこと
*31 1インチ当たりに150(=2400÷16)個のハーフトーンセルがあるということ
*32 AMスクリーニング(網点法)については、脱地雷手順第2-一 基礎知識の参考サイトに説明がある。
*33 以前のPhotoshopの場合は詳細設定モードにチェック
*34 スキャナーには16bit65536階調を精確に読み込めるほどの性能はない。
*35 トーンジャンプとは、滑らかに階調が変化している描画なのに、加工のやり過ぎなどにより部分的に階調の境界ができて、縞模様が見えてしまう状態のこと
*36 レイヤーサムネールは、「レイヤーの表示/非表示」切り替えボタンの右隣