WSH
Windows Script Host (WSH) は、Windows 管理ツール用のスクリプト言語です。
WSHはWscriptまたはCscriptで起動できます。
ログオン スクリプト、管理スクリプト、およびコンピュータの自動処理など、非対話型のスクリプトを用いる場面で、Windows Script Host は非常に便利な仕組みです。
デスクトップでの実行だけでなく、コマンド プロンプトからの実行もでき、Windowsのタスクスケジューラに登録することで定期的に実行することもできます。
cscript
オプション :
- B バッチ モード
- スクリプトのエラーおよびプロンプトを非表示にする
- D アクティブ
- デバッグを使用可能にする
- E:engine
- スクリプト実行時にエンジンを使用する
- H:CScript
- 既定のスクリプト ホストを CScript.exe に変更する
- H:WScript
- 既定のスクリプト ホストを WScript.exe に変更する (既定値)
- I
- 対話モード (既定値、-B と逆の動作)
- Job:xxxx
- WSF ジョブを実行する
- Logo
- ロゴを表示する (既定値)
- Nologo
- ロゴを表示しない : 実行時に見出しを表示しない
- S
- このユーザーの現在のコマンド ライン オプションを保存する
- T:nn
- 秒単位のタイムアウト時間 : スクリプトを実行できる時間の最大値
- X
- デバッガでスクリプトを実行する
- U
- コンソールからリダイレクトされた I/O に Unicode を使用する
choice
ユーザーが「Y」もしくは「N」を選ぶと、プログラムが先へ進みます。「Y」、「N」以外のキーが入力されてもプログラムはその入力を受け付けず、先へ進みません。
オプション
- 「/n」オプション
- 入力キーの候補を表示しません。つまり、コマンドプロンプト上には何も指示がでません。
- 「/m」オプション
- キーの入力画面に自ら指定したコメントを表示できます。使用方法は「/m」オプションに続いて、コメント文を指定します。
「errorlevel」とは
Windowsバッチファイルの「errorlevel」は特別な変数です。この変数には、直前で実行したバッチファイルやコマンドがどのような状態で終了したかという情報(「終了コード」と呼ぶ)が格納されています。正常に終了したのか、異常終了であったかという情報です。
リンク
https://proengineer.internous.co.jp/content/columnfeature/5104