出口調査の事例

ネット出口調査を実施、239,948人が参加！
2009/8/30 13:30 ～ 8/30 21:00の間、動画を視聴した20歳以上のユーザーを対象に、ニコ割アンケートを利用して、衆議院選挙での投票に関する調査を実施しました。
主な結果は以下のとおりです。

投票しなかった理由、白票を入れた理由
投票しなかったのは「投票したい候補者・政党がない」24.8％
投票したか、という質問に対して25.3％のユーザーが投票していないと回答しています。投票しなかったユーザーに、その理由を聞きました。

何故投票しなかったかについては、「総合」では「投票したい候補者・政党がない」２４．８%が多く、ついで「誰が当選しても同じだと思う」１６．６%、「政治に全く関心がない」１３．２%、「どの候補者・政党に投票すべきかわからない」７．１%、「自分の1票では結果は変わらないと思う」６．１%、という結果になりました。また、「その他」という回答は３２．２%となりました。
白票の理由「投票に行ってみたが投票したい候補者・政党がなかった」24.9％
また、投票先を尋ねた際に「白票」を入れたというユーザーが小選挙区では3.0%、比例区では4.9％となりました。

白票で投票した理由については、「総合」では「投票に行ってみたが、投票したい候補者・政党がなかった」２４．９%に「日本の政治全体への不信を示したい」２１．５%が迫り、続いて「自分の選挙区の候補者・政党への不信を示したい」１５．６%、「事前に検討したが、投票先を決め切れなかった」８．２%という結果になりました。また、「その他」という回答は、２９．７%になりました。

選挙区別結果

調査の際に回答いただいた居住地をもとに、どの選挙区に当たるかを判断し、小選挙区・比例区それぞれ各政党に回答を割り振り集計しています。
※インターネットユーザー20代～40代を中心とした投票調査結果であるため、実際の選挙結果とは一致しません。

※各選挙区の結果では、20代～40代のユーザーの回答を対象とし、回答の際に有効な居住地を回答いただけた回答のみ、結果に反映しています。

設問一覧

主な設問は以下のとおりです。

Q1.あなたは、本日投開票の総選挙で、投票をしましたか。
1、投票した
2、投票しなかった

Q2.投票しなかった方にお聞きします。投票しなかった理由について、以下の中から最も近いものを教えてください。
1、投票したい候補者・政党がない
2、誰が当選しても同じだと思う
3、自分の1票では結果は変わらない
4、どの候補者・政党に投票すべきかわからない
5、政治に全く関心がない
6、その他

Q3.衆議院議員選挙において、比例区ではどの政党に投票しましたか。

Q4.衆議院議員選挙において、小選挙区ではどの政党の候補者に投票しましたか。

Q5.「白票」を投票したと答えた方にお聞きします。白票を入れた理由について、以下の中から最も近いものを教えてください。
1、自分の選挙区の候補者・政党への不信を示したい
2、日本の政治全体への不信を示したい
3、事前に検討したが、投票先を決め切れなかった
4、投票に行ってみたが、投票したい候補者・政党がなかった
5、その他

※Q3、Q4については同時に居住地を質問し、該当の選挙区の政党・立候補者所属政党を表示しています。

調査・集計方法について

1.調査対象
2009/8/30 13:30 ～ 8/30 21:00の間、動画を視聴した20歳以上のユーザーを対象に調査を行いました。

2.集計の対象
組織票を防ぐため、回答は、1ユーザーアカウントにつき1回答のみ集計しています。また、調査開始時より後に取得されたアカウントからの回答は集計対象外としています。 さらに、回答の際に有効な居住地を回答いただけた回答のみ、解析結果に反映しています。

3.集計方法
①Q1の回答について
a．Q1で、「投票した」と答えた方のみ、Q2、Q3で投票先を回答頂いています。 b．「投票しなかった」の回答はQ2、Q3の結果に「投票せず」として合算して集計しています。

②「総合結果動画」の集計方法について
a．「総合」結果及び「男女別」結果は20代～40代のユーザー（※1）を集計対象としています。「年代別」結果のみ、50代以上も対象としています。 b．その際、回答者を年代別・男女別に区分し（20代男性、20代女性、30代男性、30代女性、40代男性、…）、分けられた各区分の比率を、現状の日本全体の比率に合わせるように、各区分の回答に重みを付けて集計しています。(※2)

※1: 50代以上は相対的に回答が少なく重みが付きすぎるため、「総合」及び「男女別」では集計対象外としています。
※2: 総務統計局発表の人口統計より、日本全体の人口推計を用いています。
③「選挙区別結果」の集計方法について
a．20代～40代のユーザー回答を集計対象としています。 b．調査の際にユーザーが回答した居住地をもとに、どの選挙区に当たるかを判断し、小選挙区・比例区それぞれ各政党に回答を割り振ります。 c．各選挙区ごとに回答者を年代別・男女別に区分します。（20代男性、20代女性、30代男性、…）その各区分の比率を、選挙区での実際の人口比率に合わせるよう(※3)、各区分のユーザーの回答に重みを付けて集計をしています。(※4)

※3:選挙区における各区分人口については、総務統計局発表の人口統計より、選挙区が属する都道府県のものを用いています。
※4:10代以下は現在有権者ではなく、また、50代以上は相対的に回答が少なく重みが付きすぎるため、集計対象外としています。

※本調査結果は、インターネットユーザー20代～40代を主な対象とした調査に基づき、独自の手法を用いた解析を行った結果を公表するものです。実際の投票結果とは異なることにご留意ください。