compactoid

Last-modified: 2010-12-20 (月) 17:50:52

編集中

定義1

Kを非Archimedes的でnontrivially valuedな完備体とする。
EをK上のHausdorffな局所凸空間とし、Aをその絶対凸部分集合とする。このとき、AがcompactoidであるとはEの任意の0の近傍Uに対してEの有限部分集合Fが存在してAがU+coFに含まれることをいう。ここでcoFとはFの絶対凸包である。

定義2

Xをpseudotopological spaceとし、Aをその部分集合とする。このとき、AがcompactoidであるとはAの定めるdiscrete filterがcompactoidであることをいう。ここでfilter Fがcompactoidであるとは、Fより細かい任意のultrafilter Uに対してLimUが空でないことである。

性質

注意

p-adic functional analysis(定義1)とpseudotopology(定義2)のそれぞれで用法は異なる。

出典

  • G. Choquet, Convergences, Annales de l'université de Grenoble 23, pp.57-112.
  • Laurent Gruson and Marius van der Put, Banach spaces, Mémoires de la S. M. F. 39-40, pp.55-100.

メモ

初出については
p-adic:不確定。SchikhofによればGruson-Putが初出であることを仄めかしているが、該当部分が見つけられない。
pseudo:Dolecki-Greco-LechickiにChoquet(その他不特定多数)を挙げているが、フランス語で読めない。
要補足
pseudotopology
discrete filter
Lim