定義
Kを非Archimedes的でnontrivially valuedな完備体とする。
EをK上のHausdorffな局所凸空間とし、Aをその絶対凸部分集合とする。このとき、AがcompactoidであるとはEの任意の0の近傍Uに対してAの有限部分集合Fが存在してAがU+coFに含まれることをいう。ここでcoFとはFの絶対凸包である
性質
- 任意の絶対凸部分集合Aに対して、それがc'-compactであることとlocal compactoidであることは同値。
注意
- compactoidとの違いはFがAから取れるかどうかだけである。
- compactoidはpure compactoidであるとは限らない。
出典
W. H. Schikhof, Compact-like sets in non-archimedean functional analysis, Proc. conference of p-adic analysis, Hengelhoel, 1986.