SD13少女 シンディ2nd.
2005年03月21日(月・祝) ドールズ・パーティー京都3 発売
シンディの歌声が貴方の時を止めて…
囁くような甘く切ない歌声に秘めた想い。その歌声の虜になった男。
残された時を共に過ごそうと誓った二人の間には数々の荒波が待ち受けるのだ。
歌姫シンディがこんなに美しくなって再び京都のドルパで登場致します。
女王の命の元、世界中七つの海に君臨する大海軍があった。
その海軍の前に立ちはだかるのは我がセシル率いる海賊船「ブラック シャーク号」ただ一人!
そんなキャプテンセシルが戦いの疲れを癒すべくある南の島に立ち寄った。
美しい紺碧の海と真っ白な珊瑚礁に囲まれた、まるでそこはこの世の天国のような場所。
いよいよセシルの物語はこの海の中から始まるのです........。
海賊船「ブラック シャーク号」はゆるゆると長い航海の錆びた錨を降ろしながら、
小舟に乗った島人の大歓迎を受けていた。
我がセシルはそのボートの群れの人々の中に、目元涼やかな美しい一人の女の 子を発見していたのです。
「この子を母国に連れて帰りたい。」
そんなセシルのつぶやきを聞いた者は誰一人居ないのだが、
セシルのその視線をその目にしっかりと捉えていたその子「シンディ」にはそれがはっきりと判っていたのです。
後にスペインで一番の歌姫と呼ばれることになったシンディがもうそこに存在していたのですから。
しかしそれはまた義兄妹「シルビー」からの激しい怒りをよぶ危険な計画でもあったのだが、
いまのセシルにはそんなことを考える余裕も無く、心にはただシンディとの甘美な思いが渦巻くのみ.......。
セシルよ、銀貨に刻まれた「誓い」の言葉を忘れたのか!
シリーズ名
- 銀貨の誓い
- 第2話・時の導き:歌姫シンディ