コックピット/MFCD/MSG_CDU

Last-modified: 2020-05-20 (水) 01:58:49

メッセージ(MSG)ページ

Situational Awareness Datalink (SADL)ネットワークとリンクされている場合、他のSADL装備ユニット(地上または空中)とテキストメッセージを送受信することができる。このメッセージは詳細な近接航空支援(CAS)タスクメッセージから夕食の相談まで何にでも利用することができる。

 

メッセージはCDUもしくはUFCキーパッドのどちらかを使用し、最大24文字のテキストを10行まで入力でき、多くの点においてこれはオンラインのインスタントメッセージング(IM)の様に利用することが可能になっている。

 

テキストメッセージを受け取った場合、両MFCD上にその表示ページに関わらず通知が行われ、"NEW MSG"と書かれたテキストボックスが画面右下隅に表示される。この通知を消すにはTMS Left ShortかOSB11(ACK)を使用する。

NEW_MSG.JPG
 

レシーブドメッセージページ

受信メッセージの通知がされた状態でMSGページ(OSB12~15)が選択されると、レシーブドメッセージページ(RCVD)が表示される。このページでは受信した全てのメッセージの選択・確認が行える。

R_MSG.JPG
  1. 新しいメッセージ(NEW) (OSB 1)
    OSB1によりセンドメッセージページに移動し、他のSADL装備ユニットにメッセージを送信できる。
     
  2. 受信メッセージ(RCVD) (OSB 2)
    反転表示のRCVDラベルはレシーブドメッセージページが表示中であることを示している。このページでは、他のSADL装備ユニットからのテキストメッセージを確認および消去することができる。
     
  3. メッセージ消去(DEL) (OSB 3)
    レシーブドメッセージページでは、DELとラベルに表示されたOSB3を使用することで、現在表示中のメッセージを受信テキストメッセージデータベースから削除することができる。
     
  4. 受信メッセージ
    それぞれの受信メッセージは1行24文字の最大10行で表示される。
     
  5. メッセージの切り替え(MSG X/X) (OSB 19、20)
    このナビゲーションOSBにより受信メッセージを切り替えることができる。OSB20を押すとより新しいメッセージに切り替わり、OSB19を押すとより古いメッセージに切り替わる。MSGラベルの隣には(現在のメッセージ/データベースの全メッセージ数)が表示される。
     
  6. メッセージの送信元(FRM) (OSB 18)
    FRMラベルの下には現在表示しているメッセージの送信者のネットワークIDが表示される(ユニットID-グループID)。
     

センドメッセージページ

受信メッセージの通知がされていない状態でOSB(12~15)によりMSGページが選択されると、センドメッセージページが表示される。このページはレシーブドメッセージページからNEW OSB1を押すことでも表示することができる。このページではテキストメッセージの作成およびSADL装備ユニットへの送信が行える。

S_MSG.JPG
  1. 新しいメッセージ(NEW) (OSB 1)
    反転表示のNEWラベルはセンドメッセージページが表示中であること示している。このページでは他のSADL装備ユニットへメッセージを送信することができる。
     
  2. 受信メッセージ(RCVD) (OSB 2)
    RCVDラベルが表示されたOSB2によってレシーブドメッセージページに移動し、他のSADL装備ユニットからのテキストメッセージを確認および消去することができる。
     
  3. キャンセルメッセージ(CAN) (OSB 3)
    もし入力中のメッセージを破棄したい場合、OSB3を使用することで入力中の全てのメッセージを消去することができる。
     
  4. メッセージ
    CDUもしくはUFCキーパッドによって入力された文字が表示される。
     
  5. 行の切り替え(LINE) (OSB19、20)
    このナビゲーションOSBにより入力中のメッセージの行を切り替えることができる。OSB20を押すと行選択矢印が上に移動し、OSB19を押すと下に移動する。矢印により選択された行が編集される。
     
  6. メッセージ受信元(TO) (OSB 18)
    ここではメッセージを送信する相手を設定することができる。これはSADLネットワークIDを入力することで行う。そうするためにはCDUまたはUFCキーパッドによりスクラッチパッドにネットワークIDを入力し、その後にOSB18を押す。入力されたネットワークIDはその後TOラベルの下に表示される。もしグループ全体にメッセージを送信したい場合は、IDに00を入力し、その後2桁のグループIDを入力する。例として、もしグループ12のSADLネットワークに属する全ての航空機にメッセージを送りたい場合、0012と入力する。
     
  7. メッセージ送信(SEND) (OSB 17)
    このOSBが押されるとメッセージが送信される。
     

メッセージはデータ入力OSB 6(MOD TEXT)により入力できる。

 

Control Display Unit (CDU)ページ

MFCD CDUリピーターページはCDUディスプレイのデータを表示する。これによりMFCDコントロールとUFCを使用したヘッドアップEGIコントロールが可能になっている。

CDU_REPEATER.JPG

OSB1~5および6と20はCDUリピーターモードでは機能しない。OSB7~10および16~19はCDU LSKのリピーターとして同様に機能する。

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