斎藤葵

Last-modified: 2020-02-19 (水) 23:00:19

斎藤葵とは、「パラディッソ」のキャラクターである。

諸注意

このキャラクターは年齢制限のある作品の登場人物です。

基本情報

年齢:17歳
人種:日本人
種族:人間(ヒューマン)
誕生日:1月16日
星座:やぎ座
身長:154cm
体重:48kg
スリーサイズ:72/55/73
血液型:AB
一人称:「僕」
好きなもの:十兵衛(初期は苦手、現在は両思い)
嫌い(苦手)なもの:
住んでる所:虚構世界(フェイク)(日本)
たい焼き:尻尾から食べる派
備考:新喜劇(ラ・コメディア)
キーワード:【共鳴】

キャラ概要

演劇部副部長。女性の様な名前と変声期の来ない喉がコンプレックス。重度の厨二病を発症しており、彼の独特なセンスに付いていける者は居ない。"art"と称して舌ピアスを付けたり制服を乱して着る為、よく十兵衛に指摘される。天然かつ頭も拳の力も弱い。加えて鈍感であり、他人への関心が希薄な性格も相まって十兵衛が自身に向けている感情には一切気付いていない。性的な事に関しては非常にウブな反応を示すが、そこそこ知識はある。

十兵衛との関係について(後編ネタバレ折り畳み)

実は十兵衛とは小学校の頃からの幼なじみであり、過去に十兵衛が義母からの虐待に近い教育に耐えきれず家出した時に匿った時から十兵衛に好意を抱かれている。葵はこの事を忘れ、成長した十兵衛に気付いておらず他人行儀(十兵衛が一貫して「葵さん」と下の名前で呼んでいるのに対し、最初は「音之間」呼び。親密になるにつれ「十兵衛」呼びに変化)に接する。必要以上に干渉してくる十兵衛に苦手意識を持っていたが、彼の真意を知り、誰かに見て貰いたい自分を見つけようと努力する。

その結果、当初は馴染めていなかったクラスメイト達と打ち解ける事が出来る様になった。十兵衛とも親密な関係を築いていたが…

【共鳴】した二人(後編及び結末ネタバレ折り畳み)

周りを見る様になった結果、違和感に気付き、"自分が造られた存在である"事に気付いてしまう(これは本来虚構世界(フェイク)の存在が知ってはならない領域の視点である)。そして、そんな彼を面白いと思った"作者(カミ)"からの接触により互いの世界に興味を持つ様になる。十兵衛からの言葉を受けて自分なりに考えた結果、
「自分を見てくれる相手は一人居れば十分」である事に気付いてしまい、入れ替わる形で虚構世界(フェイク)に行った"作者"のデータを消去する事で(デリート)し、十兵衛の家族や先生を含む自分と十兵衛以外の全ての人間を(デリート)してしまう。葵は十兵衛を愛し、彼を選び続ける事を決め、二人きりの楽しい地獄で生き続ける事にした。これにて二人の少年は【共鳴】し、"作者"殺しの宿業の下に外道を歩んでいくのだった。

余談

斎藤作品としては初となる公式設定で男性同士のカップル(の関係は明確なそれとは異なる為、含まない。女性同士は彼女達が該当)。最初の【二人以上で同一のキーワードが存在する】キャラでもある。

短編だった為に描写はしていないが、「何故気付けたか」にはれっきとした後付け理由がある。全年齢版でも書いてそこら辺の設定を掘り下げて書いても良いと思っている。また、"ある場所"を開いた人はお目にかかったであろう例の姿は旧デザ。現在は確定版のデザインラフがある為、画像差し替えも検討中。