音之間十兵衛

Last-modified: 2020-02-19 (水) 22:54:44

音之間十兵衛(おのま・じゅうべえ)とは、「パラディッソ」のキャラクターである。

諸注意

このキャラクターは年齢制限のある作品の登場人物です。

基本情報

年齢:17歳
人種:日本人
種族:人間(ヒューマン)
誕生日:3月16日
星座:うお座
身長:172cm
体重:64kg
血液型:A
一人称:「僕」
好きなもの:
嫌いなもの:校則違反
住んでる所:虚構世界(フェイク)(日本)
たい焼き:頭から食べる派、尻尾から食べる派などを明記
元ネタ:あれば記入
備考:新喜劇(ラ・コメディア)
キーワード:【共鳴】

キャラ概要

生徒会長の少年。品行方正で一見絵に描いた様な生真面目な性格。(厨二病により)風紀を乱し意味不明な言動を行うをよく叱り、その都度葵にボディータッチを行う癖がある。ある理由から"教育的指導"の名目で葵を抱きたいという欲望を抱いている。元は義母を含めた三人家族だったが、現在は離婚し父親との二人暮らし。その父も単身赴任で不在(この点については余談にも追記)であり、家には一人で暮らしている。

葵との関係について(後編ネタバレ折り畳み)

実はとは小学校の頃からの幼なじみであり、過去に義母からの虐待に近い教育に耐えきれず家出した時に匿ってくれた時から葵に好意を抱いている。葵はこの事を忘れ、成長した十兵衛に気付いておらず他人行儀(最初は「音之間」呼び、親密になるにつれ「十兵衛」呼びに)だが、彼は一貫して「葵さん」と下の名前で呼んでいる。冷たい態度を取っていたが、本音は葵の痛い言動も含めて愛らしいと思っており、今度は自分が彼の役に立ちたいと思う様になった。一方、そんな願望に相反する様に彼を抱きたいという欲望も抱く様になっていく。

クラスで孤立していた彼を励まし、お互い良い関係を築いていたが…

【共鳴】した二人(後編及び結末ネタバレ折り畳み)

により、自分が虚構世界(フェイク)の造られた人間である事を知り、動揺。また、その"作者"を(デリート)したと豪語する葵により家族や先生を含む自分と葵以外の全ての人間を(デリート)されてしまった事で恐怖心を感じる様になる。だが、それでも十兵衛は葵を愛し、二人ぼっちの胃が軋む様な天国で生き続ける事を選択する。これにて二人の少年は【共鳴】し、葵の"作者"殺しの宿業を背負う事で外道を歩んでいくのだった。

余談

斎藤作品としては初となる公式設定で男性同士のカップル(の関係は明確なそれとは異なる為、含まない。女性同士は彼女達が該当)。最初の【二人以上で同一のキーワードが存在する】キャラでもある。

因みに、空手を習わせたのは彼の父親。自分を守ってくれた相手の為に強くなると決め、十兵衛自身が父に頼んだ。単身赴任で彼を一人きりにしているのも、彼の男としての成長を認めている為であり、家を任せられると判断したからである(彼の葵に対する感情には何処まで気付いているかは分からないが、恐らく否定はされない)。