ラブカ

Last-modified: 2023-10-12 (木) 19:10:16
ラブカ
Chlamydoselachus_anguineus2.jpg 学名Chlamydoselachus anguineus
Garman, 1884
カグラザメ目
ラブカ
水深100-1000
体長135~150cm
食性魚食
RL
ウィキペディア・コモンズより画像引用

概要

別名ウナギサメ

3億6千年前のサメであるクラドセラケと似た特徴を持っていることから「生きた化石」とされる。

形状

通常のサメ類のエラは、通常は5対だが、ラブカは6対である。

体色は暗褐色または灰色で、下方はより淡いこともある。
背鰭は小さく、葉状で、骨盤鰭基部を越えて尻鰭鰭起部の後方まで伸びる。
尻鰭は、背びれよりも大きい(資。胸鰭は小さく、パドル状である。
尾鰭は末端下方に切り込みがない。

危険ではないが、歯は鋭い。

生態

西インド洋・南アフリカ沖・日本沖からニュージーランド沖・米国カリフォルニア州南部からチリ北部・ノルウェー北部からナミビア北部の大陸棚や島々の外側の棚や上部斜面に生息している。

南アフリカの喜望峰東部にも分布する可能性がある。時折表層で捕獲される。

他のサメ、イカ類、硬骨魚を捕食する。

胎生。妊娠期間は3年半で、2~15尾を産む

人との関係

網や底曳き網などで希に捕獲される。

2017年5月14日のアレンジ「鉄腕!DASH!!」で、TOKIOの城島茂と山口達也が生きたラブカを捕獲した様子が放送された。

東海大学海洋科学博物館とアクアマリンふくしまは、受精卵の人工保育をし、ラブカの長期間飼育を目指した。

参考

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