概略
Ravenとは、古英語のrap-、rapt-、-rept-、rav-と同じくラテン語のrapere(ラペーレ)に由来し、元来はひったくる、つかむと言う意味がある。加えて現代になり、これらから派生した意味としてカラス(主に人から物を奪えるくらい大きな成鳥、名詞用法)や獲物または略奪物として捜す、または捕らえる(動詞用法)として用いられる。
また、カラスはフクロウと同様に不吉な鳥であると同時に、古今東西様々な神々と係わってきた「聖鳥」でもある。特に、ヨーロッパの神話では、カラスが予言能力を持つ鳥として見なされており、『イソップ物語』の「大鳥(ワタリガラス)は、前兆として人間たちに吉凶を示す未来を予言する」という記述や、『イメージ・シンボル事典』の「ワタリガラスが普段から住んでいる住み処を見捨てるようなときは、やがて飢餓と大量死が訪れると予期できるとある。これは、ワタリガラスがこうした惨禍を起こす原因であるSaturnの性格を帯びている」と記述がある。この意味から、Ravenには不吉な前触れなども暗に意味している。
名称の由来
Ravenの副次的な意味も神話と大きく関わっている。土星を意味するSaturn(サトゥルヌス)は、人間の子食いの神として知られ、サトゥルヌスは自分の父親であるウラノスの生殖器を切断し、父親を王様の座から引きずり降ろした。ウラノス(父)はサトゥルヌス(息子)を深く恨み、「お前もいつか君の子供の1人に引きずり降ろされて痛い目に遭う」とサトゥルヌスに言葉を吐き捨てた。サトゥルヌスは疑り深い性格だったため、今度は彼自身が、自分の子供たちを引き千切り食べ始めた。それを知った彼の妻であるレアは、全知全能の神ゼウスを身ごもった時に、お腹の中のゼウスを救うために偽装工作をし子供を助けた。そして皮肉なことに、今度はサトゥルヌス自身がその我が子であるゼウスに王の座を追われることになる。ここから、相手にした行為は自分へ余すこと無く返ってくる(因果応報)というニュアンスも持ち合わせている。
王座を追われたサトゥルヌスだったが、サトゥルヌスの統治において世の中は黄金時代を迎え、誰もが協調し完全な平等を享受しており、その幸せな時代を懐かしんだ神々や人々によって年に一度”サトゥルヌス祭”を開催することになった。毎年(旧暦)12月16日(サトゥルヌスの誕生日)にサトゥルヌス祭が催され、このときばかりは全作業がとまり、奴隷も主人も分け隔てなく楽む祭りとして現代にまで受け継がれている。これが後のキリスト教におけるクリスマスとなる。ローマの神サトゥルヌスは、ケルト神話のオーディンであり、ギリシャ神話ではクロノス(カラス)であり、古代バビロニアではニムロデと呼ばれた。
構成員
| 構成員*(2022/08/0?現在) | |
| 人数 | 約?名 |
| リーダー | ? |
| メンバー | ? |
支配地域
不明
