世界観

Last-modified: 2018-10-16 (火) 19:18:28

幻想大陸紀における、基本用語の一覧。
以下はこの世界を描くうえで最も基本となる用語の簡易的な説明と、
各項目への誘導を主たる目的としている。

概要

基本的な成り立ちや物理法則の在り方は「我々」の世界に限りなく近く、
生存する生物の多くも近しい形態・構造を持っているものが珍しくない。
 
そんなこの世界において最大の特徴となるのは、精素の存在である。
 
精素は人々の生活に密着しながら、未だ謎の多い存在であり、明確な答えを知る者はいない。
詳細は各項目に譲るが、特定の音・振動を受けて存在を活性化させ特有の現象を起こし、
物質に浸透・定着することでその存在を変質させる特性を持つ。
それらの特性を利用し、この世界のあらゆる生物は興亡を繰り返してきた。
 
精素による影響は自然環境・文明発達その双方に大きな影響を及ぼしている。
この世界からもし精素が消えるようなことがあれば、それは環境の大変動が巻き起こることを意味するほどに。
 
なお、精素は循環する性質を持つ(というのが通説である)ことから、
この世界の知的生命体の多くは自然環境との共生に強い理解を示すことが多い。
ただし、それらは文明社会が行き着いた答えというよりは、
どちらかと言えば生存するうえで不可欠な判断であったことに由来する。
 
精素への理解、精素との共存なくして、この世界での生存はあり得ないからである。
 
 

あ行

  • 亜人種?
    • 人類種に近しい特性を持ちながら人類種に敵対ないし非協力的な種の総称。
      一般には差別的ニュアンスが強く、「蛮族」などに近い用いられ方をする。
  • “偉大なる青”?
    • この世界の包括的な総称。“偉大なる青の雫”とも。
      広大な海を指していると思われるが、はるかいにしえの時代に誰が何故、この名をつけたのかは判明していない。
  • 亜州?
    • Arlam。アーラム。九大州の内、大陸中央南東部~中央南部を占める閑散とした乾燥地帯。
      砂海?が存在する通りほかの地域と比べると安住しやすい土地が少ないため、流動的な生活を行なうものが多い。
      一方で内海とも接していたり、東西の重要な架け橋にもなる地域のため、商業路として機能している面もある。
      またその土地の性質上、士族社会が色濃い。
  • アルニア諸島?
    • Alnya Archipelago。エルネセトア大陸から南東遠くに存在する群島海域。
      龍の巌と呼ばれる岩礁地帯に囲まれ、造船技術が発展するまで長らく交流が薄かった。
      大陸歴852年から飛空艇を介した交流が再開し、少しずつ大陸とのやり取りが増えていくことになる。
      独自の気候と文化、そして長らく続く龍神信仰?が息づく土地。
  • 畏州?
    • Ivari。イヴァリ。九大州の内、大陸北部が該当する雪と氷、針葉樹の世界。
      三大文化圏の一つであり、「剣と信仰の地」として知られている。
      九大州では最北部に位置するため、魔北地方からの距離も近く接触回数は断トツに高い。
      そのため、軍事に関しての発展が著しいほか、歴戦の猛者が集っている。
      その歴史と困難な自然環境から一大宗教?とそれを取り巻く「騎士概念」による文化が色濃い。
  • 栄州?
    • Sakae。サカエノクニ。大陸東部に存在する陸の孤島。
      地龍山脈、外海、大河川の三つの要素から他の地方と断絶され、独自の文化性が色濃い風変わりな地方。
      近しい華州・燦州の影響を受けつつも、かなり個性的な社会・文化を発展させている。
      九大州には含まれていないのものも、それらに負けない精力的かつ特殊な地方。
  • エタルニア島?
    • Eternia Island。応州西海に存在する島国。
      長らくの戦乱を経て四つの国が纏まり連合政府を形成している。
      大陸から流れ込んだ「騎士概念」が独自の発展を遂げており、騎士と言う存在が特別視されている。
      大陸歴500年代には伝説的な騎士たちとそれを束ねた「騎士王」による統治が行なわれた。
  • エルネセトア大陸?
    • E'l Nesetoa。多くの物語の舞台となる大陸。
      巨大な地龍山脈を境として、人類生息圏と魔北地方に二分されている。
      この二つは長らく対立する関係にあり、大規模な戦争のない冷戦期も含めると、3000年を超える長い時、対立を続けている。
      また、多様な環境=秘境?とその中にそれらに適合した生命体が数多く存在する。
      環境の多様さという点では他の大陸を凌駕しており、後年では「秘境大陸」などと呼ばれることにもなる。
  • 応州?
    • Orland。オーランド。九大州の一つで、大陸西部~北西部が該当する。
      鬱蒼とした森林、寒く乾いた気候が特徴的な北方地域。魔北地方と距離が近いためか、畏州と並び軍事に傾いた傾向が強い。
      しかし、宗教的な結束が強い畏州に対し、こちらは群雄割拠や州内戦争の頻度が非常に高い。
      その歴史から武と共に生き死ぬことが尊ばれており、かなり血なまぐさい地方となっている。
  • 桜連?
    • Ow'len。エルネセトア大陸の遥か東海の果てに存在する島国。
      独自の文明が発達し、術・武・工・育の四技国を中央の神官国家が束ねる、神秘が息づく世界と噂される。
      が、実際に行って帰った者は皆無であり、詳細は不明。
       
       

か行

  • 顎門海?
    • エルネセトア大陸西部~西南部と南方大陸の間に広がる海のこと。
      両大陸に挟まれる姿が顎を連想させることからそう名付けられた。
  • 華州?
    • Katan。カタン。九大州最大級の文明圏である大陸東部~東南部。
      三大文化圏の一つにして最古級の超大国家、華丹帝国?の支配領域。
      巨大な帝国に無数の小国が統合され軍事・技術・経済、そのいずれもが周辺地域と比べても際立っている。
      独自の支配体系から、被支配国の文化が今でも残り多様な文化が入り混じっている。
      良くも悪くも活気にあふれ、混沌としながらも上手く統治されている。
  • 俄州?
    • Garsia。ガルシア。九大州の内、大陸南西部~西部が該当する穴ぼこ地方。
      無数の都市国家で構成される三大文化圏であり、非常に水源が豊富で水没している個所も多い。
      内海・外界を問わず海洋・水上国家が多く、帆船技術を筆頭に優れた造船技術を持つ。
      亜州とのつながりもあることから商業概念が強く、現在ではガルシア商業連盟?が既にこの地方自体を取り仕切っていると言っても過言ではない。
  • 九大州?
    • Nines Province。九つの文化圏から成る、人類生息圏。
  • クラン?
    • Cran。部団、組欄とも。秘境開拓者や冒険者が結成する集団の総称。
       
       

さ行

  • [[燦州>地理/]]
    • Sangal。サンガル。九大州の内、大陸北東部が該当する。
      畏州と並び魔北地方との衝突が激しい山岳地帯。畏州と比べるとやや泥臭いものを好む傾向にあり、
      個々人の技量や修練、そしてそれらの研鑽から生まれる武勇を尊ぶ。
      固有の武術の発展が目指しく、それらの技術は流れて各地方固有の技術発展の礎ともなっている。
  • 七竜
    • Seventh Dragons。竜の中でも究極に近い七体の総称。
      大陸において最も知名度の高いドラゴンたちであり、生ける伝説として知られる。
  • 精術?
    • 精素を操る技術の総称。
  • 精素?
    • Ether。この世界に満ち溢れ、様々な力を発揮する謎多き存在。
  • 人類種?
    • 文明と文化を持ち、なおかつ一定以上のコミュニティを形成する知的生命体の総称。
      一般には九大州に生活圏を持ち、なおかつ大陸同盟に所属する国家集団に属する種族を指す。
       
       

た行

  • 大西海?
    • West Blue。大陸西方に広がる海の総称。応州から西へ進むとエタルニア島が存在する。
  • 退獣士?
    • Beast Hunter。大型の猛獣や危険生物の駆除を生業とする、戦闘能力者。退獣士協会所属者のみが該当する。
      秘境開拓者や冒険者、公軍人と異なり、退獣戦闘に特化している点が特徴。
  • 退獣士協会?
    • Beast Hunter's Guild。退獣士を取りまとめる大陸規模の組織。
  • 大東海?
    • East Blue。大陸東方に広がる海の総称。
      華州や栄州から東方に進むと桜連に辿り着き、楪州あたりから南東へ進むとアルニア諸島が広がる。
  • 大陸同盟?
    • 。九大州の全国家が、形式上は所属している一大同盟およびその運営機関。
      かつて魔北地方との大規模戦争に際して生まれたもの。支配権はないが、一定の影響力を持つ。
      秘境開拓組合、退獣士協会はこれに属し、各国家から独立した影響力を備えている。
  • “帝”?
    • Gran。想像を絶する体躯と影響力を持つ、大いなる獣たち。
      一匹一匹が災害級の大きさを誇り、ただ動くだけで大陸に激震を走らせる神話的存在。
       
       

な行

  • 南方大陸?
    • South Plate。エルネセトア大陸の遥か南南東に広がる、巨大な未踏大陸。
      広大な密林が広がるとも、閑散とした砂漠になっているとも伝わる。未知の領域。
      多くの人類種にとっては竜鱗の民?がやってくる脅威の地として認識されている。
       
       

は行

  • 爬州?
    • Va'li。ヴァーリ。九大州の内、大陸中央部が該当するが、その大半が秘境という稀有な地方。
      獣ヶ原のある巨獣の園であり、それ故に人類種の生息数は最も少ないと考えられている。
      東西南北を多様な環境に囲まれ、秘境が多いために秘境資源は豊富で開拓事業が盛ん。
  • 波音?
    • Spelling Howl。精素の力を引き出すことを可能とする、特殊な音。
  • 秘境?
    • 人類の生息にそぐわず、なおかつ危険度が高い領域の総称。
      様々な理由から分類されるが、いずれにせよ基本的に人類が活動するには不便が多い。
      その一方、その特異な環境だからこそ生まれる資源なども存在するため、開拓事業が成り立つ。
      秘境開拓組合により、一定のランク付けが行われている。
  • 秘境開組合?
    • 秘境開拓者が所属する公式職能組合。
      大陸同盟の庇護下にあり、各国から独立して秘境開拓を行なうものを支援し、その成果を一括管理する。
      大陸でも稀有な、広域にわたり一定以上の提携と連携を可能とする存在。
  • 秘境開拓者?
    • 。秘境に赴き、何らかの成果物を持ちかえり金銭へと変える職業。
      秘境開拓組合に所属し公式認可証を所持した者だけが名乗れる、比較的真っ当な職業である。
      冒険者と混同されることが多いが、こちらは名前のイメージに反して堅実性が意外と強い。
  • 氷海?
    • 。畏州西部から広がる、流氷が流れ着く寒冷の海域。
  • 冒険者?
    • 民間の危険万請負業者。
      秘境開拓者と異なりこちらは無認可の無免許、モグリの職能者たち。
       
       

ま行

  • 魔北地方?
    • Igg d Laki。地龍山脈を隔てた先にある、人類未踏の巨大文化圏…と目される謎多き領域。
      固有の生物が多数生息し、なおかつそれらが以南の領域の生物に敵対的なことが特徴。
      エルネセトア大陸全土の人々にとって北方は「悪魔の住む地」という印象を根付かせる要因となっている。
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や行

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ら行

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    • Dragon。生来の守護者にして、天然の獣王と呼ばれる最強の獣。
      いくつかの区分が存在するが、そのいずれもが強大な力を秘めている。
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わ行

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その他

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