海域

Last-modified: 2021-01-26 (火) 19:18:34

この世界「電子海」はそこそこ広大なマップを持っていて、その面積は東西(X:0-99) 南北(Y:0-99)の10,000スクエアから成る。球体の形はしていない。この広い海洋の世界は、その下に小さなエリア、幾つかの「海域」に区分される。



このゲームで海域という語を使うときは、意味が二通りある。

  • 個々の各座標。そこに島があれば、その島を指す
  • 全体マップを14に分割する、大小の「地方」のこと。東西南北の座標の、一定の範囲を区切って「アスラ海域」「バラッド海域」などと名前がついている。
    • 船で電子海を旅して、異なる海域エリアへの境界をまたぐと、空の色と海の色が変わる。異なる新たな海域では、「登山」や「海底探査」などの探索行動によって手に入るアイテムが変わってくる。それは海域固有アイテムとか、地方の特産品と呼ばれている。そこに島と集落があれば、島民との交易で扱っている売買品目も変わるだろう。
    • より深くゲームを進めていくためには、これら地方特産の海域固有品が各種、いずれ必要になってくる。それらを求めてまだ知らない世界へ航海していくことになる。

個別座標 - 画面上の海域情報

画面サンプル.jpg
画面左上X:? Y:? > 海域名(Z番目に開拓)[旗][矢印]所属
説明現在位置 > 波を鎮めた人が命名スタンプ海路
この海域の保有者 > ○○
波を鎮めた人の名前
保有者名の下にメッセージがある場合は、この海域の保有者による島の立て札(変更で100円消費)
スタンプ
プレイヤーがこの海域のスタンプを持っていると表示。
【情報】コマンドからスタンプを押せる(100円)。スタンプを押すと、この場所からの移動が5秒短縮される。
海路
東西南北と八方位を向いた矢印のマーク。海域の保有者が海路を設定していると表示。その方角への移動時間が33%短縮
所属
海域が帝国・旅団・教団に所属登録?されていると、期限と共に表示される。
バザー:商品名と価格
現在出品中のアイテム。カーソルをのせると説明が表示される
出品できるアイテムは4枠まで。現在の電子海のバージョンでは、一度出品したアイテムを海域保有者が取り下げることはできない。
<状態>
現在の海域の状態。詳しくは海域の状態を参照
宝箱
お金が入っている。【宝探し】引き上げる事で入手できる。最大で999円入っている。
誰でも自由に持って行って構わない。
引き上げを試みるたびに宝箱の耐久度が減り、0になると引き上げ成功。
耐久度が多いから中身がたくさん入ってるとは限らない。
沈没船
Arkが入っている。【宝探し】引き上げる事で入手できる。最大999Ark入っている。
要領は上記、宝箱と同じ。
埋蔵金
海域の保有者のみ画面に表示される。
海域を訪れた他のプレイヤーが、島で買い物したり施設を使うたびに徴収された税金が入っている。
【交易】島からお金を得る(-10Ark)で海域保有者の所持金として回収可能。
貯蓄量は最大999円。超えた分は宝箱・沈没船になる。
地形リスト(画面右)
地形の名とその耐久度(初期値999。0になると壊れて退化する)
「島系列」以下、全9つの系統がある。

地形と施設

ある座標海域に島があれば、それは必ず、電子海にログインしているプレイヤーの誰かがかつて作ったもの。海域保有者は【地形】コマンドから自分の島にさまざまな施設を創造し加えていくことができる。
海域に創造できる地形には9つの系統があり、このうち大島系と双子島系は択一で、ひとつの海域に両立できない。
各系統にはそれぞれ耐久度があり、交易や、系統の施設を利用するごとに消耗する。

島・山系列
《ふつうの島→山のある島→高台のある島→灯台のある島→レーダーのある島……》
島の根本になっている基本地形。この系統が破壊されると島は海中に沈んでしまう。
強化すると、【情報】コマンドで得られる周辺の情報の範囲が広くなる。
油田系列
《油田→工場→第二工場→鉄塔→煙突→大工場→機械工場→核施設→原発……》
武器弾薬や、船の内外装を生産し、衛生や船体の補修も担う。
強化すると品揃えが充実し、船の整備能力も上がる。
ゲーム開始からひんぱんに利用することになるはずだが、ここの耐久度には注意してほしい。
海岸・船着場・港系列
《海岸→船着場→港→防波堤→第二防波堤→堅牢防波堤……》
【補給】停泊して一休みするときにこの系統がかかわる。強化すると停泊時の回復効率が上がる。
ブイ・ボート系列
《ブイ→ボート→ヨット→引き上げ船→漁船→工作船……》
【宝探し】沈んでいる財宝の引き上げにかかわる。
集落・村系列
《集落→小屋→村→祠→鳥居→レストラン→フォーク→銀行→商会……》
【交易】でアイテムを購入するときにかかわる。強化すると品揃えが増える。
草・木系列
《草→木→林→森→深緑→世界樹→ツリーハウス→霊木……》
【遊ぶ】海域の保有者が探索コマンドで島の生態系からアイテム採集するときにかかわる。
強化すると探索内容が増えるほか、探索時の耐久度消費を抑える。
海域保有者が探索しないかぎり、基本的に耐久度は消耗しない。
【補給】水分の補給にかかわり、強化すると回復量が増える。使用時の耐久度は集落系を消費する。
赤子島系列
《赤子島→子島(砂浜)→弟島(芝生)→墓→教会→第二教会……》
他系統の耐久度損傷を抑えている。そのぶん、海域で何かするたびにこの系統が少しずつ減っている。
双子島系列
《双子島→末っ子島→双子砂浜→双子芝生→診療所→病院→展望台→研究所→資料館……》
一部特殊なアイテム購入と冒険心回復にかかわる
大島系列
《大島→大島砂浜→大島芝生→大島の木→大島の石垣→神社→深い神社(守り木)→洞窟……》
呪われたアイテムの解呪、洞窟探索にかかわる

施設の耐久度

海域の保有者が【地形】コマンドから施設を創造したとき、施設には999ポイントの耐久度が与えられる。
誰かが、何かしら使うたびに系統の耐久度は減っていき、0になると壊れて一段階退化してしまう。

  • 壊れた地形は、海域の保有者が再び創造しないかぎり、他のプレイヤーが復旧することはできない。
  • 各系統の耐久度は、アイテム使用か、【働く】コマンドで回復する。
  • 施設破損のとき
    島の持ち主が電子海にいれば、多少壊れてもまた作り直してもらえばいい。
    だが現状、多くのプレイヤーがすでに電子海を離れてしまい、一度壊れてしまうと復旧不能な事情になっている。
    新しくゲームを始める場合、スタートアップでたくさん買い物をすることになるが、減った耐久度を回復する手段は乏しいので、不安ならCHATででも連絡してほしい。常駐してるプレイヤーが急ぎ修理に行く。工場の耐久度が500や400を切っていればすでにかなり危険域だ。
  • 海域保有者のペナルティ
    海域の保有者が、自分の島で買い物をし、施設を使うと、通常より余分の耐久度ダメージがランダムに発生する。
    このペナルティダメージは、そのとき選んだ行動にもよるが、概して非常に大きい上、埋蔵金を浪費する
    • 自分の作った島に篭って、自分で買い物し、施設を使い続けているとそれだけで島はボロボロになっていく。他プレイヤーとの協力・交流を促進するポセイドンの意向だったらしいが、電子海でソロプレイは辛いことになる。

海域の状態

[海域のステータス] 海域に付与されている強化/弱体状態。プレイヤーのステータスとは異なり、効果はその場に居合わせる他プレイヤーとも共有。とくに触れないかぎり、時間経過にかかわらず持続している。

  • 状態付与アイテムは自分の海域には使えず、良好な状態が欲しい場合は他人に付与してもらう必要がある。
    悪性の状態がついてしまっている場合は、「仏像」を使えば解除できる。
  • 地形の耐久度が0になり退化する時、稀に、ランダムな状態が付与される。この場合、もとの状態を上書きしてしまう。
  • 油田系の「大工場」以上の発達した地形があると、工場事故が発生して火災や放射能漏れが勝手に付く事がある。
状態効果使用アイテム
<精霊>こちらの攻撃力*1.5イリューガー札
<豊かな海>ここでの釣り+1ブルーアース
<希望>ここでの海底調査+1海底の女神像
<ラッキースター>埋蔵金入手率1.2倍カジノメダル
<豊作>ここでの収穫率+1お神酒
<追い風>ここからの移動速度上昇追い風の予感
<加護>島や施設へのダメージ1/2オルゴール
<機雷>異国民にダメージ機雷
<逆風>ここからの移動速度-1腰の折れた木
<汚い海>ここでの釣り-1油の多い海
<鳴門>ここでの海底調査-1渦巻く壷?
<貧乏神>埋蔵金入手率1/2穴開き貯金箱
<凶作>ここでの収穫率-1ハエの舞う人形
<台風>ここからの移動速度大幅減少台風
<火災>火災発生
樹木系に継続ダメージ,時々火傷
火矢
大工場のある島に稀に付与
<放射能漏れ>定期的に放射能値上昇 *施設利用不可
時々被爆
血を流す絵
核施設のある島に稀に付与
<地盤沈下>島系へのダメージ×5古井戸の呪石
<呪い>島や施設へのダメージx2涙を流す絵
<地震多発>集落・村へのダメージx5不吉な振り子
<悪霊>敵の強さ(防御力)×2紫のサレコウベ
<悪魔>敵の攻撃力上昇悪魔城が退化する時に付与?

天候

[広域の状態] 電子海の天候は時間経過にしたがい、特定の地方か、世界全域にわたって影響を及ぼしている。

  • 発生した天候は一定時間継続した後、全プレイヤー共通の広域海図情報の更新の際に変化する*1
良い風速さ+20%
微風速さ+10%
入手金↑
曇り攻撃↓ 釣り○
小雨速さ-10% 水↑
シケ速さ-20% 釣り◎
日照り水↓ ビタミン↓
遊ぶ×
落雷船体↓ 宝探し×
ヒョウ船員↓ 釣り×
入手金↓
座標不可視
電子嵐通信障害

天気(雲の形)

自分の海域の空に浮かぶ「雲の形」を描き変えることができる。要アイテム
島の景色が変わることでプレイングに及ぼす特殊な効果はない。

海域の個性について

上を総じて、このゲームでプレイヤーが創造できる島の「個性」というものは、

  • 島にある地形 その系統(発展していくといずれか一つの系統に特化、収束する)
  • 島の強化状態 

これと下記の海域地方、その島がどこの座標にあるかで表現される。


これまでにいくつかの遊びかたが模索されてきて、それは個々人のプレイスタイルに還元するが、一般的なアドバイスを、訳あってTIPSとして記す。

  • 上に記したように、電子海には島主のペナルティがあって、自分の島で自給自足スタイルはあまり勧められない。
    不可能ではないが、物資にゆとりのないスタート時から、周囲に何もない絶海の中に島を作って住むのは、孤立無援かつ高コストで、過酷なプレイになる。来訪する他の船からの税収を得ることもできない。
  • できれば、すでに発展している島を探して隣に島をつくる、自分の島の側に他プレイヤーに来てもらう、という協調関係ができれば、その海域周辺は機能して生きてくる。
    安定して生き残れるのは、「ESB」を見つけることだ。停泊して休むのにメリットがある。
  • 現在の電子海では、スタート地点周辺や、各地ワープ先など、交通に便利な座標はだいたい埋まっている。
    後発にやや不利な面は否めないが、都心部でも空いてる座標は常にあるので、探してみるのもいい。
  • 自由な土地で暮らすにも、自分の島の隣にもう一つ一つと島を増やして、各種スタイルを目指してみるのは、逆にいえば他のプレイヤーが来る余地を潰してペナルティを増やすばかりなので、危険ではある。
    島を複数持つのにゲーム上の制限はないが、海域地方を分けて世界中にばらけて島を作る方が有利になる。草木の探索のためいずれ必要になるし、旅行クエストというものがあってそのとき助かる。

  • へんな島・変わった島を作りたい欲求の人は多いが、電子海で作れる島のバリエーションは実際そんなにない。
    その島のある座標と、周囲の島との関係で生きてるか死んでるかの機能で、集団としての個性が生まれる。
  • 地形は発展していれば発展しているほうが便利。移動を速くしたり、耐久度を上げる機能もある。不要な地形はない。
    逆をついて「ぎりぎりまで地形を削る」「一系統だけ作って飾っとく」というスタイルもあり、この記事の筆者として、好きでやってもべつに構わないとは思うが、島の個性をめざして「縛り・削り」のプレイは、このゲームあまり意味がない。「風化して壊れかけた廃墟」にしか見えないからだ。厳しい見方をすれば、他の船の通行の邪魔にはなってる。
    *2

海図

電子海の全海図は左上(0,0)から右下(99,99)までの100×100マスで成っている

  • 座標0と99を境にして、マップの東西・南北はつながっている。*3
  • 船の移動による座標移動
    北(y-1)
    西(x-1)東(x+1)
    南(y+1)

50,50を左上とした海図

X,Y5059607475798099056141519202930394049
50
60
61
69
70
79
80
99
0
5
6
14
15
24
25
29
30
39
40
49

0,0を左上とした海図

X,Y0561415192029303940495059607475798099
0
5
6
14
15
24
25
29
30
39
40
49
50
60
61
69
70
79
80
99

*1 具体的には《レポート》に反映するできごとが起こると天候終了する。現在の電子海では、同時人数が極端に少ないと悪天候が永久に継続していることがあり、その場合は、アイテムで強敵を召喚したり、クラッカーを鳴らしてやりすごす
*2 というかAMのゲームは縛りプレイなんかやれるほど甘ったるくない
*3 船が移動するには支障ないが、一部のワープアイテムや地形の効果はこの境を越えられない