二次創作 真・女神転生if...

Last-modified: 2025-12-06 (土) 17:04:05

概要

アトラスから発売されたゲーム『真・女神転生if...』の二次創作。

ユミルートの真のエンディング考察

ユミ「(主人公名)、ありがと。あんたが一緒に戦ってくれたおかげだよ。あたし達がやった事きっと、誰にも信じてもらえないだろうね。(主人公名)あんた不満?みんなによくやったって誉めてもらいたい?ヒーローとして、認めてもらいたい?」
■NO
ユミ「うふふっ。さすが(主人公名)ね。それにしても、あのハザマ…確かに過去に辛い事や苦しい事があったらしいね。家族の事も、仲間の事も、信じていた全てが音を立てて崩れ去ったなんて話も聞いたよ。誰よりも深い傷を負い、誰よりも孤独を抱えて生きてきた事は理解出来る。だけど、だからと言って本当に"愛情"が完全に欠落しているなんて断言出来ない筈だよ。人の心をそんな風に簡単に切り捨てられる訳がないよ。レイコが言っていた事も、確かに理屈の上では正しいのかもしれない…でも、あたしはどうしてもそれを信じたくない。だって人である以上、心の奥底に必ず温かさは残っている筈だもん。たとえどれだけ憎しみや絶望に染まっちゃっても、完全に消し去れない炎がまだ何処かで燃えている筈だよ。でも、レイコ。あんたバカだよ…!いくらあいつを救ったからって、いくらあいつと一緒にいられるからって…あいつの心の中に残ってたら、結局、意味がないじゃないか!もう二度と会えないなんて…そんなの、あたし…寂しくて、怖くて、耐えられないよ。心が張り裂けそうで、呼吸すら苦しくなるんだ。こんな事になるくらいなら…あたしはあいつにもっと優しく接しておけば良かったんだ。突き放すのではなく、憎しみだけでなく…少しでも手を差し伸べてあげられたら…何かが変わったのかもって…今更ながら後悔するんだ。あたし…後悔なんてしたくなかったのに…こんなにも悔しくて、情けなくて、どうすれば良いか分からないよ…!」
(ユミは堪え切れずに嗚咽を漏らし、その場に膝から崩れ落ちた。消えたレイコへの想いが胸を締め付け、涙が止まらない。)
ユミ「…仕方がないよね…どれだけ泣いたところで、消えちゃった人が戻って来る訳がないんだよね…現実は非情だけれど、受け入れるしかないんだ。だから、もう立ち止まる事は出来ないよ。さあ、一緒に歩こう。この先、何が待ち受けていようとも、二人で乗り越えていこう…そして、冷たい夜風に身体が凍え切ってしまう前に…」

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