1-123

Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:12:23

シグルド「この前学校で体力テストをやったらしいな」
エフラム「ああ」
シグルド「どうだった?やっぱり君はトップクラスの水準か?」
エフラム「それがな、総合では大した結果ではなかった」
シグルド「それは意外だ。君の身体能力は抜群なのに」
エフラム「最初は良かったんだがな」
シグルド「どうしたんだ?」
エフラム「順風満帆に見えた俺の体力テスト。だがそれはヒーニアスによる巧妙な罠だった」
シグルド「えっ、何だって?」
エリウッド「エフラム、平気で嘘つくなよ」
エフラム「嘘じゃないぞ。ヒーニアスの奴が何も説明しなかったんだ」
エリウッド「その後何度も注意されただろう」
エフラム「細かすぎるんだ。煩わしい」
エリウッド「やっぱり自分のせいじゃないか」
シグルド「ちょ、ちょっ待て。話が見えない」
エフラム「俺は記録に囚われなければ実質一番だった」
エリウッド「それ意味わからないから!なんか矛盾してるよ」
シグルド「頼むから筋道立てて言ってくれ」
エリウッド「エフラムはルール理解してな・・・できなくて失格ばかりだったんだ。だから記録無しばかりで総合的に凡庸な結果に終わったんだ」
エフラム「だが俺の投擲と跳躍は誰の目から見ても一番だった」
エリウッド「だから助走ライン越えたら意味無いだろ。エフラムは体育だけが取り柄なんだからしっかりしてくれよ」
エフラム「あれだけだ。他はちゃんとしてる」
エリウッド「僕の知る限り、前の槍投げの授業、幅跳びの授業でも記録無かったような」
エフラム「あれははりきりすぎた」
エリウッド「理由になってない」
エフラム「なんだエリウッド、お前今日は異常に粘着してくるな」
エリウッド「したくもなる。学校の手槍は酷使して破壊しまくり。円盤で窓ガラスを割りまくり。ハードル薙ぎ倒して変形させまくりなんだから」
エフラム「学校の道具は耐久性が乏しいからな」
エリウッド「全然反省してねえ・・・」
シグルド「エリウッド苦労してるんだな」
エリウッド「みんなが何か問題起こす度になぜか僕が呼び出しくらうんだ」
エフラム「お前は頼りにされてるんだよ」
エリウッド「もう勘弁してくださいよ」

便乗ネタ1-124