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Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:34:52

ピンポ~ン

ロイ  「はーい、今開けますー」(ガラッ)
??? 「こんにちはー、えっと…アイクさんいますか?」
ロイ  「アイク兄さん?ちょっと待ってて呼んでくるから」

ロイ  「アイク兄さん、お客さんだけd…」
エフラム「行け!ピカ○ュウ!10万ボルトォ!!」
アイク 「甘い。ミュ○ツー、サイコキネシスだ」
エフラム「くっ、また負けた…」
アイク 「まだまだだなエフラム」
ヘクトル「てかピ○チュウ相手にミュウ○ーなんて使うなよアイクの兄貴…」
リン  「ゲームでも手を抜かないなんて、本当に容赦無いわね…」
マルス 「まさに外道!ってやつだね」
リン  「マルス、あんた人のこと言える?」
アイク 「で、ロイ。客ってのは誰だ?」
ロイ  「あ、うん、女性の人だけど」
アイク 「女……道具売りの様な女だったら俺はいないと伝えておいてくれ」
ロイ  「いや、普通の女の子だったけど」
アイク 「女の子?…まぁいい、会おう。何処にいる?」
ロイ  「玄関で待たせているよ」
アイク 「分かった」

ヘクトル「道具売りの女?何だそりゃ?」
マルス 「そういやアイク兄さんに女性ストーカーがいるって噂だよ」
リン  「あの兄さんが会うのを嫌がる程の女性…か。ある意味は凄いわね」

アイク 「待たせてすまn…!ミスト!?」
ミスト 「あ!お兄ちゃん!!」
ヘクトル「お、お兄ちゃん!!?」
リン  「ちょ、ちょっとアイク兄さん!こんな少女に何お兄ちゃんって呼ばせているのよ!!」
エフラム「まさか兄上にそんな趣味があったとは…兄上の変態め!」
マルス 「エフラム兄さんは鏡見た方がいいと思うよ」
ロイ  「えーと、台詞が思い浮かばない!!」
アイク 「……お前等、少し落ちつけ」

アイク 「紹介する。俺が働いているグレイル工務店の店主グレイル殿の一人娘、ミストだ」
ミスト 「初めまして!ミストです。お兄ちゃんの家族に会えて嬉しいです」
リン  「その子がアイク兄さんが働いてる所の娘さんと言うのは分かったわ。でも…」
ヘクトル「なんで兄貴のことをお兄ちゃんって呼んでることだ!」
アイク 「何でと言われてもな…」
ミスト 「名前で呼ぶよりお兄ちゃんって呼んだ方がしっくりに来るのよね」
アイク 「ああ、俺も名前で呼ばれるよりお兄ちゃんって呼ばれた方がしっくり来る」
マルス 「まぁ原作じゃ兄妹だしね。いいんじゃない?」
ロイ  「マルス兄さん、何言ってるの…?」
アイク 「それでミスト、俺に何か用があったんじゃないのか?」
ミスト 「あ!そうだった!お父さんから伝言があるんだった!」
アイク 「やはりか。親父はなんて言ってた?前みたいに砂漠に済む変態狂戦士を片付けて来いとかそういう仕事か?」
ロイ  (あれ、仕事だったんだ…)
ヘクトル(普通仕事でんなこと頼むのか?工務店って言ってなかったか?)
リン  (そんなことを頼むグレイルって人も凄いけど、それをやってのけるアイク兄さんも凄いわね…)
ミスト 「それとはちょっと違うけど、氷竜神殿がある雪山に行って来てほしいってお父さんは言ってたよ」
マルス (氷竜神殿って!そこ氷竜や行く途中で火竜や飛竜が住んでる所なんだけど!?)
アイク 「なんだ、今回は随分と簡単な内容だな」
ヘクトル(簡単っつったぞおい!)
ミスト 「後、仕事で使うから氷竜神殿に付いたらナーガの牙を一本取ってきてほしいって言ってた」
ロイ  (ナーガって確か神竜王の名前じゃなかった?)
マルス (ファルシオンでも作る気なのかな?)
アイク 「なるほど、今回は手強そうだな」
ミスト 「…お兄ちゃん、気を付けてね。お兄ちゃんにもしものことがあったら、私……」
アイク 「…心配するな。俺は帰って来る。それに前も言っただろう?お前は俺が守る。絶対に傷付けはせん、とな」
ミスト 「お兄ちゃん……」
ロイ  (…あ、あれ?)
ヘクトル(別に二人は兄妹じゃないんだが…)
リン  (もしこの光景を見たシグルド兄さんがティルフィングで二人に襲い掛かるのが見えるような…)
エフラム(気のせいだと思うか…)