兄弟家、休日の居間にて
ヘクトル 「ん?この弁当包み誰のだ?」
エリンシア 「ぁ、あら?エイリークちゃん忘れていったのね。お弁当」
セリス 「演劇の練習って昨日言ってたけど、持って行こうか?今日は休みだからヒマだしね」
エフラム 「しかし…ルネス女学院は男子禁制だったような、事情を話せば通してはくれるだろうが」
エリンシア 「そうね。ここは私が暖めておいたアイデアを使う時がきたのかしら?というわけで…」
リーフ 「今日の貧乏くじはセリスか…」
こっちこっちと手招きするエリンシアと何の疑いもなくついてくるセリス…
~10分後~
ミカヤ 「化粧のノリはばっちり、これが若さね」
エリンシア 「はい~♪上手にできました」
セリス 「ぁぁぅぁ~……」
制服姿(胸パッドつきのルネス女学院の物)で銀髪のウィッグを着用して
それなんてディアドラさん?という風体のセリスの姿があった、まぁ原作で輪郭母親そのままですしねw
ヘクトル 「ぶっ!って…声まで変わってるじゃねーか!」
エリンシア 「それは某兄弟さんの所から頂いたテ…レイの回路をミカヤのカバラ術式仕込みで小型の変声機に」
エフラム 「凄いな…化粧は化ける為にあるとは良く言ったものだ」
リーフ 「素材の面で申し分ないんじゃない?」
リン 「ふぁ…騒がしいわね、って……お客さん?」
ヘクトル 「……完璧にいけるな、こりゃ」
リン 「へ?何いってんのよ」
シグルド 「皆おはよう、今日の朝食は………ちょ…」
セリス 「……ぁ」
シグルド 「ディアドラ?いや、少し雰囲気が違う。この子は誰だ!」
セリス 「えっと、シグルド兄さん落ち着いて…」
シグルド 「私の事を兄さんと呼ぶとは…まさか誰かの隠し子か!アルムとセリカか!ティルフィング百叩きの刑実行か!」
「「「「「アンタの弟だ」」」」」