1-564

Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:42:51

1-562への便乗

シグルド「ううむ……またロプトによる企業買収か。最近盛んだなあ」
エリウッド「兄さんとこのグランベル商社はどうなんだい?」
シグルド「一応大企業であるから大丈夫だと思うが、兄さん下っ端だからわかんないっ☆」
エリンシア「早く出世してくださいね」
シグルド「うん兄さん頑張るぞー。ところでエリンシア、頑張るから私の小遣いをもう少しだけ上げt」
エリンシア「何か?」
シグルド「いえ何も」
マルス「姉さんの顔怖ッてうわっ、こっち見ないでくださいよ、すいませんマジですいません」
リン「あんたはいっつも余計な事言うわね」
エリウッド「みんな大黒柱のシグルド兄さんに労りと感謝をするんだ。特に家財破壊魔のヘクトル、君のせいで逼迫してるんだから」
ヘクトル「飯の時にとやかく言うなよ。それにな、俺だけじゃなくてエフラムも酷いだろうが。今はいねーがアイクの兄貴も相当だぜ」
エフラム「そうだな」
リーフ「反省の色全く無し」
エイリーク「兄上がビデオデッキ壊したせいでドラマが録画できませんでした。反省してください」
エフラム「すまない。お詫びとして肩をもんでやろう。それとも腰がいいか?近頃張ってる太もm」
エイリーク「兄上やめてください」
マルス「エフラムきめぇwwww」
エリウッド「ともかく二人とも自重するんだ。……ロイ、今はニュースを見てるんだ。勝手にチャンネル変えないでくれるかな」
ロイ「だって話し合いしててテレビ見てなかったじゃん」
シグルド「何だこれは?アニメか?」
ロイ「ポケモン」
ヘクトル「お前いい年してポケモンとかアニメとか」
エフラム「軟弱だな」
マルス「ポケモンとは懐かしいなあ。常に金欠の我が家ではゲームボーイは一台だけ。リーフやセリスと共有してプレイしてたなあ」
セリス「僕たちは全国の弟達同様に延々とレベル上げさせられてただけだよ」
リーフ「はぐれメタルを仲間にしたのは僕なのにマルス兄さんの手柄になってたな」
マルス「それドラクエだけど、はぐメタ3匹マジで乙」
エリウッド「ポケモン見たら泡吹くぞ。やめなさい」
リン「経験者だものね。というわけでチャンネル変えるわね」
シグルド「何だこの騒がしい番組は」
リン「『歌っていいとも』。今日は好きなアーティストが出るの」
ヘクトル「くだんねー」
エフラム「軟弱過ぎる」
ロイ「つまんない」
エリウッド「ニュースに戻すんだ」
リン「うるっさいわねっ!!見て見てお姉ちゃん、この人かっこいいと思わない?」
エイリーク「オーラが全くありませんね」
エリンシア「この人肉付きがよろしくないわ。ちゃんと動物性蛋白質を取っているのかしら。ウェイトも全体的に行わないと駄目よ」
ヘクトル「リン涙目だなwwww不評すぎるからチャンネル変えるぜ、ポチっと」
シグルド「ほう、プロレスか」
ヘクトル「総合格闘技だよ」
エイリーク「これはちょっと……」
セリス「ヘクトル兄さんこればっか」
ロイ「戦闘狂どんだけ~」
ヘクトル「うるせーぞ!」
エリンシア「あらやだ、殴りあいだなんて」
マルス「とか言いつつノリノリの姉さんである」
リン「やめてよね!ご飯時にムサイ男なんて見たくないの!」
エリンシア「まあまあ。こういうのも悪くありませんわよ」
ヘクトル「さっすが姉貴は話がわかるよな」
リン「ガチムチ好きなだけだろ」
エリウッド「はあ……我が家のチャンネル権争いは毎度騒がしいなあ。これがやがて喧嘩となり何かが損壊するんだけど」
リーフ「どこかの貴族の言葉を倣って逆に考えると、テレビがあるから争いが起こるんだ。つまりテレビを壊せば解決するよ」
ロイ「なるほど」
エフラム「お前頭いいな」
エリウッド「アホか」
ヘクトル「あ~なんか燃えてきたな。誰かやらないか?」
エフラム「受けて立とう」
エイリーク「兄上!食事中ですよ!」
エリウッド「言ってる傍からやめないか!」
シグルド「二人とも頼むから物を破壊するなよ……」
セリス「まあ注意も無駄だろうね」
ロイ「見ないならポケモン見るよ」
リン「私が見るのよ」
アイク「帰ったぞ、メシ」
エリンシア「ごめんなさい、あなたの分作ってなかったの。カップ麺で我慢してください」
アイク「…………」
マルス「兄さん顔怖いよ。うんわかるよ三度の飯より飯が好きなんだもんね。でも兄さんの穀潰しっぷりは異常って何するんだよちょやめて…あれーー!!」
ヘクトル「ちょタンマ、マルス飛んできた」
エフラム「その手にはかからん」
ヘクトル「いやいやホントに…うげっ!!」
セリス「三人共ふっとばされたー!」
ロイ「あっちゃー」
エリウッド「なんてことだ……」
エイリーク「大丈夫でしょうか……」
リーフ「窓ガラスじゃなくてテレビ壊そうよ」
リン「バカばっかバカばっか」
シグルド「働けど、働けど我が暮らし楽にならざり」