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Last-modified: 2007-06-14 (木) 22:44:20

兄弟家、夕食時

シグルド 「町内の回覧板回ってきたのか……これは?」
リーフ 「町内腕相撲大会だってさ、ご丁寧に賞品つきだからウチの兄弟で狙うのありなんじゃない?」
ヘクトル 「へへ…いいな。単純な腕っ節を競うのは悪くねぇ」
エフラム 「なんだ、女子の部と分かれてるのか。男子の部は狙えそうだが……」
エリンシア 「そこはちゃんと考えてますよ、ほら♪既に変装と言葉遣いを練習中よ」
セリス 「ぁぁぁぁぁぁぁ……エリンシア姉さんのお願いだから努力はするけどさ」
ミカヤ 「セリス…なんて女装の似合う子」
リン 「そのうち変な人に狙われそうで怖いわ…」
アイク 「飯おかわり」
エリンシア 「今日は三杯までで、お米が切れそうですしね」
シグルド 「そのまま大きくなったらディアドr」

「「「「「テラアウトー」」」」」

ヘクトル 「っていうか、何もそこまでして出さなくてもいいじゃねぇか?」
ロイ 「珍しく正論だね。間違いなく見た目は別人だからバレないとは思うけど…ぽろっと口を滑らせたりしそうかも」
ヘクトル 「真面目にいってんだよ、俺は。バーローw」
マルス 「………納得、優勝じゃなくても賞品がでるせいか」
アルム 「何々、一等から10万、5万、3万……ペリカ」
セリカ 「ペリカって、商店街で使えるお金だったかな?」
リン 「衣食の足しには確実になるし、誰も拒否権ないんじゃない?これは」
アイク 「飯おかわり」
エリンシア 「はいはい、これでアイクのお代わりはストップね」
リーフ 「一番の戦力が話すら聞いてないし…アイク兄さん」
アイク 「机上の議論をしていても最後に頼れるのは己のみ、だから俺は食う事に集中する。戦をするにはまずは腹ごしらえだ」
マルス 「ぁ、言い包められた。リーフ涙目」

そして後日町内腕相撲大会の会場でラナオウ様を筆頭とした豪華メンバーが女子の部に集まり死闘を繰り広げたのはまた別のお話……