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Last-modified: 2008-06-03 (火) 21:42:48

352 名前: @仮面のメイドガイ [sage] 投稿日: 2008/04/21(月) 21:52:50 ID:9kD2NpHc
ロイ   「ただいまー……ん、なんか騒がしいな……」

リン   「ちょ、エイリーク姉さん、痛い、痛いって!」
エイリーク「我慢、しなさい、リン……! この胸が、この胸が、この胸が……っ!」
リン   「いだだだだだだっ! つ、潰れる、潰れちゃうってば!」

ロイ   「な、なにやってんのこれーっ!?」
リーフ  「ああ……お帰りロイ」
ロイ   「リーフ兄さん……なんで鼻にティッシュ突っ込んで体育座りしながら二人の奇行を眺めてるの?」
リーフ  「うん、こうなった経緯は、話せば長くなるんだけどね。学校から帰ってきたリン姉さんが、エイリーク姉さんの目の前で」

リン   「あー、ホント胸って邪魔だわ。無駄に重いし揺れるし」

リーフ  「と言ったのがきっかけで……」
ロイ   「……本人はそんなつもりなかったんだろうけど、物凄く嫌味な台詞であることは確かだなあ……」
リーフ  「で、エイリーク姉さんが笑顔で『そうですか。じゃあとりあえずさらしでも巻いてみましょうか』とこう」
ロイ   「ああうん、説明はもうそれだけで十分だよ」
リーフ  「クゥッ……! それにしても惜しい! これがエイリーク姉さんとリン姉さんじゃなくて、
      ルイーズ奥様とイグレーヌさん辺りだったら僕はもう……!」
ロイ   「そんなことになったら家が血の海になっちゃうってば……」

エイリーク「うふ、うふふふ……! さあリン、ようやく少しはコンパクトになってきましたよ!
       嬉しいですか、嬉しいですよね、わたしはとっても嬉しいですよ」
リン   「ね、姉さん、本気で息苦しい……って言うか姉さんこんなに力強かったっけ!?」

ロイ   「うーん……エイリーク姉さんの邪笑とはまた、珍しいものを見たなあ」
リーフ  「だよねえ。家族にそういうことはしないけど、写真撮っておけばヒーニアスさん辺りに高値で売れそうだよね。
      あの人Mっぽいし」
ロイ   「……ところで、あんなキツキツにさらしなんか巻いて、大丈夫なのかな?」
リーフ  「ああ、多分、そろそろ……」

リン   「ね……さん、いき……もう……!」
エイリーク「うふふふ、なんということでしょう! あれだけあったリンの胸がとうとうAカップ並の……?
       な、なんですかこれ、急にぶちぶち音が……!?」

 ぶちぶちぶち、ぶちぃっ!

リン   「キャーッ!?」
エイリーク「む、胸の弾力でさらしが千切れたァーッ!?」
リン   「ちょ、だ、誰か、服! わたしの服取ってーっ!」

リーフ  「はい、予想通りっと」
ロイ   「予想できてたんだ……」
リーフ  「そりゃねえ……エイリーク姉さんの貧乳に隠れて目立たないけど、リン姉さんの胸もなかなか凶悪な物品だからね。
      まあリン姉さんの胸なんか今さら見たところで毛ほども嬉しくないけど。
      ああそれにしても残念だ、これがセシリア先生やシレーネさんだったら……!」
ロイ   「妄想の時点でそんな滝みたいに鼻血流してるんじゃ、生で見たら即死するよきっと」

リン   「ちょっと、二人とも雑談してないでわたしの服取ってったらーっ!」
エイリーク「胸……あれが胸……嘘、嘘です、胸っていうのはもっとこう、慎ましやかであるべきで……ぶつぶつ……」