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Last-modified: 2008-07-05 (土) 12:28:06

125 名前: 行け! ビラクマン! [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 21:26:51 ID:Bj1H0A9Y
《地球にて》
のビラクん「ん、ディアドラえもん何をしてるんだ?」
ディアドラえもん「あっ、のビラクん・・・今宇宙救命ボートを整備してるの。
         例えば地球が爆発する様な時、これに乗って逃げ出すの」
のビラクん「な、何だってーっ!!!今から地球が滅びるとでも言うのかいロシェ!!」
ディアドラ「違うわよ!いつ使えても良いように手入れしてるって事です」
のビラクん「そうか・・・・・しっかしよく出来てるな・・・(内部に入る)」
ディアドラ「あ、待って!」

のビラクん「これがボートの内部か・・・殆ど何も無いじゃないか。操縦席は?」
ディアドラ「無いですよ、全自動式ですから」
のビラクん「お、こんな所にスイッチが・・・(ポチッ)」

ゴゴゴゴゴォォォォォォォォ・・・・・・!!!!!!

ディアドラ「ちょ・・・のビラクん何て事を!!!」
のビラクん「しまったアッー!宇宙に行きたくないよぉぉぉぉぉー!」

のビラクん「遂に大気圏を突破したか・・・ディアドラえもん、俺達は一体どうなるんだ!?」
ディアドラ「知りませんわ!そもそもアナタがスイッチを・・・・・
      恐らく人間が移住できる星にたどり着くまで止まらないと思う」
のビラクん「何てこった・・・ロシェやマチス、セネ夫、ライアンにもう会えないなんて・・・」
ディアドラ「あっ、ボートがワープして超空間に入りました、星が近いって事ですわ!」
のビラクん「かもな・・・だが・・・」
ディアドラ(・・・・私が22世紀から来た理由・・・
      それはのビラクんを女の子に興味を持たせる為なんだけど・・・)
のビラクん「安心しろ、次の星でもいい男ナンバーワンになってやるぜ!」
ディアドラ(今年も無理の様です・・・OTL)

シュゥゥゥゥゥンンンンンン・・・・・・・・ガッシャァンンン!!!

のビラクん「ううっ・・・・」
ディアドラ「まいったまいった」
???  「あのぅ・・・・」
二人   「!?」
のビラクん「人間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
ディアドラ「人間キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!」
???  「・・・・・・・・・・」

《地球に良く似た星》
ロシェ子 「私はロシェ子と言います。どうぞよろしく」
のビラクん「ロシェ娘キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!」
ディアドラ「のビラクん自重して・・・・助けてくださってありがとうございます」
126 名前: 行け! ビラクマン! [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 21:33:12 ID:Bj1H0A9Y
ロシェ子 「いえいえ・・・お二人とも何処の星から来たんですか?」
のビラクん「地球って星からだよロシェ」
ディアドラ「宇宙救命ボートを使ってね」
ロシェ子 「まぁお気の毒に!・・・じゃ、もう地球は爆発してしまったのね」
のビラクん「いいのかいホイホイと聞いてきて。実は地球はまだ無事なんだぜ」
ロシェ母 「それじゃ何故?」
ディアドラ「もう馬鹿馬鹿しくてお話にも何も・・・」
ロシェ子 「なら修理が済むまでココで暮らしてて下さい」
二人   「本当に!?・・・ありがとう!」

のビラクん「懐かしい地球よ、俺のふるさとよ。
      ロシェやライアン達は元気にしてるのだろうか?」
のビラクん「なぁディアドラえもん、今晩のおかずは何なんだろうな?」
ディアドラ「修理で忙しいから、ちょっと黙ってて」
のビラクん「どうだ、直りそうか?」
ディアドラ「結構派手に壊れましたからね・・・永久に直らないかもしれない」
のビラクん「そんな無責任な!!?」
ディアドラ「こうなったのは誰の所為ですか!?」

ダキュン!!!

二人   「!・・・・外からだ」
?????「くうぅ・・・・・」
ディアドラ「あの人が撃たれたみたい」
のビラクん「大丈夫か!?」
?????「あ・・・ああ・・・ちょっと膝を打っただけだ。」
ロシェ子 「パパ!!」

ロシェ父 「相手は分かってる。シンジゲートの奴らめ、遂にその本性を現したか」
のビラクん「神事ゲート!?神様に仕える癖に(手口が)汚い奴らだなぁ・・・」
ディアドラ「シンジゲートよ!・・・それって何ですか?」
ロシェ父 「ギャング共の集まりさ。
      この町では彼らが悪事のし放題なんだが、組織としての力が
      強くなりすぎて警察も手が出せないんだ。
      新聞記者である私は彼らを追放しようとしてるからな。目障りなのだろう。
      あの手この手で私を黙らせようとするんだ。だが私は負けないからな。
      この手で絶対に追放してみせるっ!」

のビラクん「警察が手も出せないなんて信じられないな・・・」
ディアドラ「そうね・・・」
127 名前: 行け! ビラクマン! [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 21:35:36 ID:Bj1H0A9Y
のビラクん「これがもし地球での話だったら今頃大型台風・ゼフィールの餌食だろうな」
ディアドラ「アハハッ!」

のビラクん「おいおいこの星にも学校があるのかいロシェ?」
ロシェ子 「そうよ、一緒に来る?」
のビラクん「だが断る」

ギャング 「・・・よし、目的の女を見つけたぞ!」
暗黒司祭 「スリープ!」
ロシェ子 「こ、これは・・・スリ・・・プ・・の・・・・・杖・・・・・」
ギャング 「けっけっけ・・・簡単だったな・・・」

ロシェ父 「何て卑怯な奴らだ!!!!!!」
ロシェ母 「『娘を返して欲しければこれ以上書くな』だなんて・・・アナタ・・・」
ディアドラ「誘拐だなんて・・・・・」
のビラクん「許せない!(怒りのあまりジャンプする)皆まとめて掘って・・・ってうわぁ!」
ディアドラ「あらら・・・天井を突き破っちゃいました。後でタイム風呂敷を使わないと・・・(汗)」
のビラクん「何だこれは、たまげたなぁ・・」
ディアドラ「やっぱり思ったとおりでした」
のビラクん「何だい?」
ディアドラ「ココに来たときから感じていたけれど・・・重力が地球よりも小さいみたい」
のビラクん「というと?」
ディアドラ「地球ほど重力の影響を受けてないから体が弱くなってるのよ。筋力も落ちてるだろうし」
のビラクん「ガチムチないい男が居ないなんて・・・・orz」
ディアドラ「そんな事言わないの・・・・あ、ピストルの弾ですわ。
      恐らく・・・・・(パキッ!!)・・・まぁ、ポップコーンみたいです」
のビラクん「なら銃弾を食らっても平気だな」
ディアドラ「ではロシェ子を助けにギャング達のアジトに乗り込みますわよ!」
のビラクん「ああっ!」

128 名前: 行け! ビラクマン! [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 21:38:33 ID:Bj1H0A9Y
《ギャング達の本拠地的ビル》
ロシェ子 「私を早く解放しなさい!」
ギャングA「悪いが、それは出来んなぁ…」
ギャングB「お前の父親がもう我々の事は書かないと証明しない限りはこのままだ。悪いな」

ガッシャアーーンン! ドガゴーン!!! ボコーン!!

のビラクん「助けに来たぞ、ロシェ!」
ディアドラ「(ギャング達に向かって)オーラッ!!」
ギャング達「ぐわわぁぁぁぁ!!かなり、やる……ぐふっ」
のビラクん「大丈夫かい、ロs」
ロシェ子 「…危ないわ!、ギャング達は拳銃やマシンガンを…!?」
首領   「もう遅いわ、AK47‐アサルトライフルを堪能しやがれ!!」

ズダダダダダアダダン!!!!

のビラクん「温い攻撃だなぁ・・・」
ディアドラ「そうね」
首領   「うな…馬鹿な…銃が全然聞いてない……!!?」
ギャングC「ば…化け物…」
のビラクん「ディアドラえもん、ロシェ娘を連れて早くココから非難してくれ。
      俺はこいつらが二度と犯罪に手を染めないようにちょっと相手をしてやる」
ディアドラ「はいはい(ロシェ子をお姫様抱っこして天井の穴から脱出する)」
のビラクん「さて、と…」
首領   「わ、分かった……金を出す。一億円払ってやるから見逃してくr」
のビラクん「金に目のくらんだ俗物共よ、俺が月に代わってお仕置きよっ!!」
ギャング達「アッー!!!!!!!!!」

のビラクん「(ビルから出てくる)まったく、やれやれだぜ…」
ディアドラ「警察が来てるわ。これでシンジゲートも終わりね!」
のビラクん「何ぃ!あの首領の名前って信二だったのか!?
      なるほど、だから『シンジゲート』って呼ばれてたのか!」
ディアドラ「…………」
ロシェ父 「二人とも本当にありがとう!ぜひ取材させて下さい。
      あなた方は私達の英雄ですッ!」
のビラクん「いやいや、それほどでもないぜ…」
ディアドラ「…のビラクん…がんばったご褒美に……(チュッ」
のビラクん「よせよ…照れるじゃないか」
ディアドラ「うふふっ…」

《数日後》
のビラクん「何か信じられないな…俺らが雑誌に掲載され、英雄と崇拝され、
      活躍を映画にまでしてもらえるなんてな~」
ディアドラ「そうですね♪」
129 名前: 行け! ビラクマン! [sage] 投稿日: 2008/05/26(月) 21:41:21 ID:Bj1H0A9Y
のビラクん「変なモンだよ。(ディアドラえもんに一緒に宇宙救命ポッドに入る)」
ディアドラ「一体何がですの?」
のビラクん「この星に来た理由なんてこのボタンをうっかり押したお陰で…(ポチッ)」

…シュウゴォォォォーーー!!!

ディアドラ「えっ!!!?」
のビラクん「アッー!いつの間にか直ってたアッー!!」

ロシェ母 「帰っちゃいましたね」
ロシェ父 「ポッドを直しておいたからな」
ロシェ子 「…ディアドラえもん…のビラクん……ありがとう…」

《そして地球》
ライアン 「おーいっ、ビラク!野球するぞーっ!!」
のビラクん「あの一家が直したから、こんな事になったんだ!」
ディアドラ「アナタが又ボタンを押したからよ!」

セリス  「あー、面白かったっ!」
ロイ   「いつになくハイクォリティだったね」
リーフ  「あれ、シグルド兄さんは?」
ミカヤ  「あの壁…大きな穴が開いてるわね。まるで…人間が壊して突き進んだような」
エリウッド「ふ…ふふ…シグルド兄さんって蝶サイコーッ!!!」
リアーネ 「のビラク……オワ…タ?」
セネリオ 「まったく‥‥アニメもシグルドも酷い有様です」