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Last-modified: 2008-07-05 (土) 12:29:43

142 名前: 剣聖ワユヒの憂鬱 [sage] 投稿日: 2008/05/27(火) 22:02:03 ID:RxjksL7T
ワユヒ「ただの剣士には興味ありません。この中に、大食漢、戦乙女、神将がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

入学早々、ぶっ飛んだ自己紹介で周りから浮いていた剣聖ワユヒは、たまたま席が前であった僕に話し掛けられて依頼、少しずつだけど、僕と話すようになる。

キョルロイ「ええと…最初のアレ、どこまで本気なのかなあ…?」
ワユヒ「最初のアレって、なに?」
キョルロイ「剣聖がどうとか…」
ワユヒ「あんた、剣聖なの?」
キョルロイ「いや、僕は神官だけど…」
ワユヒ「じゃあ話し掛けないで。時間の無駄だから」
キョルロイ「……」

席換えをすることになり、僕は窓際後方二番目という、なかなかの位置を獲得したんだ。
じゃあねワユヒ。永遠に。

・・・・・・・

ぐ、偶然だよね…?

キョルロイ「ぜ、全部の部活に入ってみたって、本当かい…? お、面白そうなところがあったら、教えてよ」
ワユヒ「ない。全然ない!」

即答したよ…。

ワユヒ「剣道部に行ってみたの。ただのチャンバラオタクばっかり! あたしの剣一撃受けただけで沈むのよ!」

そりゃそうだろうね…。

ワユヒ「フェンシング部にも行ってみたのよ! みんな使えもしないのにレイピアばっか持ってんのよ! あたしですら使えないのにただの雑魚に使える訳ないじゃなぁい!」
キョルロイ「……」
143 名前: 剣聖ワユヒの憂鬱 [sage] 投稿日: 2008/05/27(火) 22:03:29 ID:RxjksL7T
キョルロイ「ZZZ...」

ガンッ!

キョルロイ「い、痛い! 何を…!」
ワユヒ「ないんだったら、作ればいいのよ!」
キョルロイ「な、何をだい…?」
ワユヒ「部活よぉ!」キョルロイ「……今は授業中だよ、ワユさん」

タタタ…

キョルロイ「え、ちょ、待って!」

ワユヒ「協力しなさい!」

かつあげされてる気分だよ…。

そんなこんなで、
SOS団(ソードエスカトスを大っぴらに育てる団)を結成したワユヒ。
しかし彼女にはとんでもない能力があったんだ。

紫カービィ「この銀河を……統括する……情報統合捕食体によって造られた……対有機生命体コンタクト用……ヒューマノイド捕食兵器……それが、私です……」

みする「信じてもらえないかもしれないけど、わたしはこの時代のベオクじゃありません。もっと未来からきました」

ア一樹「察しの通り、神将だ。そう呼んだ方がいいだろう」

崩れていく僕の平凡な日常。
加速する彼女の力欲。
僕はこれからどうなるんだろう……。

キャスト:
剣聖ワユヒ(ワユ)
キョルロイ(キルロイ)
紫カービィ(イレース)
朝比奈みする(ミスト)
古泉ア一樹(アイク)

グレイル工務店プレゼンツ
剣聖ワユヒの憂鬱
FETVから毎週日曜深夜枠25:00から放送
乞うご期待!

アイク「こんなのに出ることになったんだが」
アルム「……」
リーフ「ガチホモポジションはビラクさんの方が良かったんじゃないかな?」
マルス「工務店以外の出演してない嫁候補の人達に教えて来ようっと」
ロイ「(また何か企んでるな……)」