11-374

Last-modified: 2008-07-05 (土) 12:37:33

374 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/06/11(水) 02:04:37 ID:L75X6gx6
セーラ 「最近エルクの帰りが遅い」
ドロシー「いきなり何を言うんですか、セーラさん」
セーラ 「家事の負担が増えて困っているの。今日こそは今までの分まで家事をさせないと……」
ドロシー(完全に私物だと思っていますね……)
     「でも、どうして急に遅くなったりしたんですか?」
セーラ 「エルクの所属するサークルで師からある魔道士の育成を依頼されたらしいの。それ以外は何も」
ドロシー(セーラさんだとそのうち密偵でも出しかねませんね……)
セーラ 「今度誰かに探らせようかしら」
ドロシー(やっぱり……)

エルク「くしゅん!」
ニノ  「エルクさん、風邪? 早く家で休んだ方がいいんじゃない?」
エルク「いや、風邪はひいていないし、何より……本能が帰らないほうがいいって告げている」
ニノ  「エルクさん、本当にいいの? あたしなんかの指導させて、迷惑じゃない?」
エルク「いや、僕も教えていて楽しいよ。ニノは才能があるし僕自身も色々学べでいるよ。
     それにしても、パント先生が急に『エルクも1回弟子を持たせたほうがいいかな』
     と言って僕に指導を任せたときは驚いたよ」
ニノ  「教えてもらうことってちょっと怖いことだと思っていたけど、全然違うんだね。
     エルクさんはどう思っているの?」
エルク「僕も……難しいことだと思っていたけどこんなに楽しいとは思わなかった。
     さて、エルファイアーの練習に入ろうと思うけど……いいかな?」
ニノ  「うん!」