12-506

Last-modified: 2008-10-13 (月) 22:11:48

506 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/08/15(金) 11:45:26 ID:7I3yGvdK
リン「アイク兄さんは?」
エリンシア「まだ寝ているわ」
ヘクトル「昨日はアルムとセリカがダキュンダキュンしてて五月蝿かったしなぁ。シグルド兄さんのKINSIN成敗もあったし」
ロイ「兄さんはあの二人の部屋の隣だから特にこたえたろうね」
アルム「セリカ、僕達の愛がアイク兄さんを苦しめてしまったようだよ」
セリカ「そうね……でも、私たちは離れられないのだし、アイク兄さんに迷惑をかけずにはいられないのね……。なんということでしょう……」
シグルド「……(アルヴィスめアルヴィスめアルヴィスめアルヴィスめアルヴィスめ)」
エフラム「といっても、もう朝食だ。起こしてこよう」

アイクの部屋には、一人の少女がいました。
年齢的にはサナキ社長と同じくらい、身長も丁度そのくらいです。
その少女はぶかぶかの服を着ていました。青い胸当てと白いズボン、肩には青い肩当てがあり、首元から伸びたマントは見事な真紅です。
髪は青く、目も青いです。顔立ちはグレイル工務店のミストという少女そっくりです。モノクロで並んでいたら区別をつけることは出来ないでしょう。
……いえ、一つだけミストと全く違う点があります。
胸囲、バスト、胸周り。
いろいろと言い方はありますが、要するに( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!です。
異常に大きいのです。ワユとシグルーンを足して2で掛けた位の大きさがあります。
???「どういうことだ……これは……一体……」
そんな疑問を口にして、直後自分が自分の声で驚きます。
ロリ声でした。見事な。
例えるならば千葉さん(ドクロちゃんの声優)です。
そんな時、部屋に誰かが入ってきました。
エフラム。青い髪と潰えぬロリ愛を持つ勇者です。
エフラム「……えーっと、ミストちゃんか?」
???「……違う」
エフラム「誰だ?」
???「アイク。お前の兄のアイクだ」
エフラム「……今、何と?」
アイク「アイクと言った」
エフラム「………すまん、ちょっと眩暈がしてきた……。取敢えず降りてきてくれ。飯の時間だ」
アイク「ああ、行く」
そんなこんなで突然ロリっ子になったアイクと一緒に下に下りながら、エフラムはこんなことを、
エフラム「(ロリ声で無粋な台詞出されるってのは何か良いな……)」
アイクはこんなことを
アイク「(まあ、どうせカナスとイズカの仕業だろうからな……。ほっとこう。無理ならミカヤ姉さんに治癒の手を使ってもらえばいいことだ)」
それぞれ考えていました。

551 名前: 506 [sage] 投稿日: 2008/08/18(月) 18:42:23 ID:B07spP/N
アイク「ということで、目が覚めたらいきなり女の体になっていた。ミカヤ姉さん、癒しの手よろしく」
ミカヤ「嫌! 絶対嫌!」
アイク「……何故? 別に状態異常が移る訳でもないし、問題は無いと思うが?」
ミカヤ「大有りじゃないの! だって、あなたの異常を治したってこっちにその状態異常が回ってくるわけじゃないのよ!?」
アイク「だから問題は無いだろうと」
ミカヤ「移らなかったら私の胸が大きくならないじゃない!」

ああ、と得心したようにぽんと手を打つアイクを見つつ、ほかの兄弟連中は感想を言い合います。

シグルド「だからアイクは駄目なのだ……。あんなに鈍いとは思いもしなかったぞ」
リン「兄さん、それどういうこと?」
セリス「最近サザさんとミカヤ姉さんは不仲で、サザさんは巨乳好き、今のアイク兄さんは巨乳……。これが示すものは、一つ……」
エリンシア「ミカヤ姉さんの劣等感なんてどうでも良いですわ! それよりも我が家のガチムチが一人減ったことのほうが重要ですってば!」

アイク「とりあえず治してくれ。重くてしょうがない」
ミカヤ「……ブッコロス! つ【レクスオーラ+魔力カンスト+暁光】」
アイク「ああっと! hage」

大惨事のアイクを傍目に、モアイ像のように動じない人々の会話は続きます。

エリウッド「ヘクトルもああなってみたらどうだ? リリーナちゃん似のロリ巨乳になるかもしれん」
ヘクトル「たとえそうなったとしても中身は俺だぞ? 興奮できるか?」
リーフ「『綺麗な』ではあるけど『おねぃさん』じゃないから無理」
エイリーク「……昨日まで男だった兄様にまで負けるなんて……くやしいっ……でm(ry」
エフラム「気にするなエイリーク! 俺はお前くらいのほうが良いと思うぞ!」
マルス「………。Aカップ好きは卑屈すぎます♪ 自分に自信が無い証拠です♪」
エフラム&エイリーク「死ね! つ【ジークムント+ジークリンデ+力カンスト+太陽】」
マルス「ヤッダーバァァァァァァァァ!」