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Last-modified: 2008-10-13 (月) 22:18:28

625 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 20:33:36 ID:CSQhGoPr
最近、くしゃみと鼻水が止まらん、毎日の修行もこれでは満足にこなせない。
これは何かの病気ではないだろうか、早速俺はカナスの家にいくことにした。
「あなた、アイクですね?どうやら風邪ですね・・・・・
 見た所相当な鍛錬を積んだようですが、どんな運動を?」
風邪の治療の相談にきたのになんだろうか、この質問は。
「ああ・・・・色々とな」

「ふむ・・・体を動かす事は新陳代謝を活発にし、免疫を強くしますからね。
それで週何回運動してるのです?」
これは風邪の治療に関係があるのだろうか。
「あ、あっと・・・・・・毎日だな」

「例えば?」
「毎日腕立て伏せ200回」

「それだけかね?」
「・・・毎日腹筋200回」

「それだけかね?」
「イリアの冬将軍(※猛吹雪)を受けつつスクワット200回・・・・・週に3回程な」

「それだけかね?」
「その・・・グレイル工務店の仕事で、
 シレジアに行って凍った洞窟にする魔物退治を・・・
 週五回と言った所か。数が多いから困る」

「それだけかね?」
「シベリアの川を泳ぎ、後滝登りを・・・週3回程・・」

「それだけかね?」
「氷竜の神殿で氷竜退治を・・・周に2回位、な」

「それだけかね?」
「週一回のペースでイリア天馬騎士団から雪山に遭難した騎士部隊の救助を任される」

「それだけかね?」
「三日に一回、黒い牙の本拠地(※雪)で黒い牙の猛者相手に戦いを挑む・・」

「それだけかね?」
「週一回わざと雪雪崩に巻き込まれて生き残る特訓を・・・・」

「それだけかね?」
「南極の氷山を拳で砕く修行を・・・・・・週に一回」

カナス先生は非常に難しそうな顔をして黙っている、俺は重病なのだろうかと心配になる。
「あなた、やり過ぎだよ。訓練はもっと暖かいところでやった方が良いと思う
そうすれば風邪を引かないと思います」
「そうか…カナス先生、安心した。
 もしかしたら毎日裸でラグネルの素振り1000回が原因だと思ってた」