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Last-modified: 2008-10-19 (日) 13:48:41

468 名前: すばらしきこのなまえ [sage] 投稿日: 2008/10/02(木) 18:17:41 ID:k2utwd4l
ついでに埋めネタ投下しとく

セリス「アレス、おはよう!」
アレス「セリスか。おはよう。」
ワレス「むっ、貴様もワレスというのか!奇遇だな、ワシも同じ名だ!がっはっは!」
セリス「あっ、ワレスさん、おはようございます。」
ワレス「おおセリス。おはよう!」
アレス「…セリス、このむさ苦しいおっさんは誰だ?」
セリス「家の近所をいつもジョギングしているワレスさんだよ。
    僕が登校する時間によく走ってるから、顔見知りになっちゃったんだ。」
ワレス「セリス、お前は相変わらずひょろっとした体つきをしておるな!
    そんなことではいかんぞ!今度ワシが鍛えてやる!」
セリス「は、はい。」
アレス「…それはそうと、俺はワレスではなくて…。」
ウィル「へー、あんたもワレスっていうのかー。すごい偶然ですね、ワレスさん。」
ワレス「うむ。」
ウィル「うーん、じゃああんたのあだ名は…“ワレス2号”なんてどうかな?」
ワレス「おお、なかなか良いではないか!良かったな、ワレス2号!」
セリス「あっ、ウィルさん、おはようございます。」
ウィル「ああ、セリスくんか。おはよう!」
アレス「…セリス、この天然オーラ全開の男は誰だ?」
セリス「リンお姉ちゃんのお友達のウィルさんだよ。
    前、よくお姉ちゃんに弓を教えてくれてたんだ。」
ウィル「今はリンさんと一緒に広場で弓の指導をしてるけどね。」
セリス「そういえばそうだったね。」
アレス「…何度も言うが、俺の名前はワレスではない。俺は“黒騎士”…。」
ウィル「なんだ、もう“ふろしき”ってあだ名がついてたのか。ごめんごめん。」
セリス「えっ、アレスにそんなあだ名があったんだ。僕知らなかったよ。」
アレス「だーーーーっ!だーかーらー!」

469 名前: すばらしきこのなまえ [sage] 投稿日: 2008/10/02(木) 18:19:04 ID:k2utwd4l
ワレス「それはそうとワレス2号よ。せっかく同じ名を持つ者同士が出会ったのだ、これも何かの縁に違いない!
    というわけで、貴様にこの“兵士強化マニュアル・改訂版”をやろう。これを実行し、ますます己を磨くのだ!」
アレス「な、なんだこれは…。」
ウィル「つ、ついに改訂版が出たんですか!?」
ワレス「うむ。さあ、中を開いてみよ。」
アレス「なになに…毎日のメニュー…紋章町10周、ドラゴン担いで氷竜の山往復、うさぎ跳び1万回!?
    ふ、ふざけてるのか!こんなこと、人間が出来るわけが…。」
ワレス「この…バカ弟子がああああああ!」
アレス「ぎゃあああああ!あんた、いきなり何を…!」
ワレス「やる前から出来るわけがないなどと決め付けるな!貴様、それでも漢か!?」
アレス「そういうあんたは毎日やってるのか!?」
ワレス「もちろんだ!ワシが自分がこなせないようなメニューを人に押し付ける人間に見えるか!?」
アレス「マジですか…。」
ワレス「ワシと同じ名を持つものがこんなに不甲斐無いとは…。
    仕方がない!貴様の性根をワシが直々に叩き直してくれるわ!いくぞ!」
アレス「や、やめろー!引っ張るな!助けて、リーン!」
セリス「アレス、先生には僕から言っておくからね。いってらっしゃい!」
アレス「いや、止めろよ!」
ウィル「またなー!!“ワレス2号”、もとい“ふろしき”ー!」
アレス「だから、俺はふろしきじゃねええええ!」