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Last-modified: 2008-12-18 (木) 19:27:00

414 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/10/29(水) 18:55:21 ID:J1YvRaaV
リン「たっだいまー」
エリンシア「おかえりなさい、リン。今日はずいぶん遅かったわね?」
リン「文化祭の準備でね。みんなは? もう帰ってきてるの?」
ミカヤ「アイクは深夜帰宅、エフラムとヘクトルはマギ・ヴァル高校とエレブ高校の大抗争の頭で不在ね。シグルドはディアドラさんとデートってことで今日は帰ってこないそうよ」
エイリーク「マルスとリーフは強盗大感謝祭ということでトラキア地区で頑張っているようです」
セリカ「アルムも文化祭の準備で帰ってこないのよ」
セリス「エリウッド兄さんは20㍑の吐血でグラド大学病院のICUに搬送されたよ」
リン「あらら……全員居ないのね」
エリンシア「そうですわね。あと2時間ほど煮込めばシチューも出来上がりますから、リンはその間お風呂に入っていてください」
リン「あいよー。セリスもまだでしょ? 一緒に入る?」
セリス「後が怖そうだから止めておくよ」
リン「そう、じゃ」
衣擦れの音が止んで、風呂場へのドアが
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____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
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と開け放たれて数秒たった時、それは起こった。
415 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/10/29(水) 18:56:50 ID:J1YvRaaV
リン「キャアアアアアアアアア!!!!!」
リンの絶叫だ。
エリンシア「リン!? 大丈夫ですか!?」
リン「だ、大丈夫なはずないでしょ!」
ミカヤ「何が起こったの!?」
セリス「まさか……硬い強い速いしっこくの襲来!?」
リン「違うわよ! 体重が 1 0 k g も増えているの!」
全員「……ああ、そうですか」
リン「ああそうですかじゃないわよ! 乙女の一大事よ!?」
セリカ「まあ、私の体重が増えててもアルムの反応は変わらないだろうし」
エリンシア「確かにリンの体重が心配でないわけではないですが……あれだけ大きな反応をしておいて結果がそれではあまりに……」
ミカヤ「正直、どうでもいいかしらね」
セリス「みんなひどいよ? 確かにそうだけど、もっと言葉にゆとりを!」
全員「アカルイミライヲー!」
リン「ひっどいわね! じゃあ姉さんたちも体重は買ってみたらいいじゃない! 増えてたら私の気持ちもわかるでしょ!?」
エリンシア「仕方ないですわね……」がしょん エリンシア「……」
ミカヤ「はいはい」がしょん ミカヤ「何……だと……」
セリカ「だから私は関係ないって(ry」がしょん セリカ「う、ウソでしょ……」
エイリーク「……」がしょん エイリーク「……」
セリス「え? 僕も?」がしょん セリス「……」

全員「増えてやがる! 10kg!」
リン「どう? つらいでしょ? こわいでしょ?」
エリンシア「そんな……バアトルブートキャンプで絞ったはず……」
ミカヤ「食べ過ぎたかしら……」
セリカ「こ、こんなの嘘よ! 幻覚よ幻覚!」
エイリーク「む、胸はないのに腹は……」
セリス「えー、指でつまめるだけも脂肪無いのにー?」
全員「これは……ダイエットするしかない!」
エリンシア「シチューは取りやめです! 今日から野菜サラダオンリー!」
ミカヤ「アイク達が食べてると私達も食べたくなるからアイク達も同じメニュー!」
リン「毎日バアトルブートキャンプ10セット!」
セリカ「アカルイミライヲー!」
エイリーク「毎日腹筋! IDの数だけ腹筋!」
セリス「え、えーと……大胸筋! IDの数だけ大胸筋!」
リン「ファイトー!」
全員「オー!」

マルス「ありゃ……体重計いじったらこんなことに……ばっくれようかな」