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Last-modified: 2009-01-06 (火) 22:47:01

11 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/11/11(火) 12:29:08 ID:OtTflfWZ
ファ「お散歩行ってくるね!」
チキ「私も!」
ミルラ「行ってきます……」
ユリウス「待てお前ら。イドゥン姉さんいないんだから、今日は散歩行っちゃいけないって言っただろう?」
ファ「でも、こんなにいいお天気だよ!」
チキ「お散歩ー!」
ミルラ「そもそも何故おにいさんは『俺がついて行ってやるよ』の一言も無いんですか」
ユリウス「ぐっ……今日は魔道の研究で忙しんだよ! リオンと一緒に研究したから、もう少しでロプトウスの有効活用法が見つかりそうなんだ」
ユリア「言い訳はよしなさい。ファ、チキ、ミルラ。ユリウス兄様は今日引きこもって賢者になるそうだからそっとしておきなさい」
ファ・チキ・ミルラ「はーい」
ユリウス「幼女に何を吹き込んでいるか! そもそもどこで知ったそんな言葉を! お兄ちゃんは許しませんよ!」
アル「兄さんうるさい。デギン老公に逆鱗くらっても知らないよ? さて、チキ達、僕が付いていこうか? 今日はちょうど暇だし」
ユリア「あら、いいの? アル」
アル「可愛い妹たちの為に、って奴さ」
ユリア「行くならちゃんと化身していきなさい。その姿のままだとヘザーあたりにはフルボッコでしょう」
アル「あれ疲れるんだけどなー」
ユリア「可愛い妹たちの為に、でしょう」
アル「本当、姉さんには敵わないな」
ユリア「女の口先に敵う殿方なんていないわ」
アル「でしょうね」
ファ・チキ・ミルラ「行くの? 行かないの?」
アル「ああ、行くからちょっと待ってくれよ。えーと、リガルブレイドと覇者の剣、っと」
ユリア「女の強引さに敵う殿方もいないのね……。さて、セリス様のお宅にお邪魔しますか」
ユリウス「もーやだ、この妹」
ユリア「ナーガ」