16-181

Last-modified: 2011-06-07 (火) 23:14:37

181 :支援会話を他の奴にやらせてみた。:2008/12/23(火) 15:58:04 ID:HivJDTG+
―LEVEL C―

ワユ 「ええと…あ!いたいた。大将~~~!」
アイク「ん?ワユか、何かあったか?」
ワユ 「ちょっと用があってさ。」
アイク「用?なんだ?」
ワユ 「私の用があるっていえば、これしか無いでしょう!いざ、尋常に勝負!」
アイク「…ああ、それか。」
ワユ 「そう、これ!剣の道を極める為に修行してるけど、大将との勝負が一番いい感じになるからさ~♪」
アイク「まあ、今は特に用事も無いし今からでもいいぞ。」
ワユ 「あ、そうなんだ。じゃあ早速……ってうわっ!?」

小石につまづく。

アイク「!おっと。大丈夫か?」
ワユ 「う…うん……ってごめん!大将。い、今離れるから…。」
アイク「小石で転ぶとは、お前らしくないな。どこか怪我してないか?あるなら、見せてみろ。」
ワユ 「う、ううん、だ、大丈夫!そ、それより早く勝負しようよ!」
アイク「本当に大丈夫か?傷薬くらいは持っているんだが…。それに、何か様子が変だぞ?」
ワユ 「こ、細かいことは気にしない!い、行くよ!!」

―LEVEL B―
アイク「ワユ、ちょっといいか?」
ワユ 「あ、大将…。」
アイク「今日はどうかしたのか?仕事中も少しぼんやりしてたようだったが…体調が悪いなら休んだほうが…」
ワユ 「へ、平気だって。」
アイク「だが、熱があるんじゃないのか?顔が少し赤いぞ?」

アイクはそう言ってワユのおでこに手を当てて熱をはかる。

ワユ 「! ! !(その手を払い)だ、大丈夫だってば!」
アイク「あ、ああ。熱も無いよ‥?どうした?さっきより顔が赤いぞ?」
ワユ 「こ、細かいことは気にしない!!最近、少し調子が悪いだけだって!」
アイク「?何か悩んでいるのか?役に立てるか知らんが俺で良かったら聞くが?」
ワユ 「~~~~ああ、もう!大将、ご、ごめん!」

そう言うとワユは突然走り去って行った。

アイク「???」

182 :支援会話を他の奴にやらせてみた。:2008/12/23(火) 15:59:45 ID:HivJDTG+
―LEVEL A―

ワユ 「あっ…」
アイク「やっと見つけた…こら、逃げるな。ちょっと俺の話を…」
ワユ 「わ、私は剣の道を進むって決めたんだ!一流になって、今まで『女だから』って馬鹿にしてきた奴等を見返してやるって、そう心に誓ったんだ!
    なのに…気がついたら…た、大将のことばかり頭に浮かんでて…」
アイク「…ワユ。」
ワユ 「い、いきなり何言ってるんだろう私…。じゃ、じゃあね!」
アイク「だから逃げるな。」
ワユ 「あっ…。」
アイク「…ったく。逃げるのは俺の話を聞いてからにしろ。」
ワユ 「ご、ごめん…。」
アイク「まあいい。さっきの話だが…俺が思うに、『自分の限界はここだ』と感じてないか?」
ワユ 「??そうかなぁ…?」
アイク「たぶんな。それでなかなか勝てない俺の事を考えて『勝てないのは自分がここまでだからだ。』という言い訳をつけようとしているんじゃないのか?」
ワユ 「そうなのかな…。」
アイク「おそらくな。だが、それで納得した時点で俺たちはここで終わりだ。いくら才能があろうとも、自分を区切ってしまえばそこからはもう出られない。」
ワユ 「そうだよねぇ…。」
アイク「そうだ。だから俺は死ぬまで前に進み続けると心に決めた。それに、俺に剣で張り合おうとするやつは中々いないからな。
    俺も、お前から学ぶ事が色々ある。だから、お前に剣を置かれるのは困る。」
ワユ 「!!そうだよね!私から剣を取ったら何も残りそうに無いもんね!」
アイク「??どうやら元気になったみたいだな。さて、どうしたもんか…。」
ワユ 「へ?なにが?」
アイク「いや、てっきりお前が修行関係で困っているのかと思って、修行に誘おうかと思ったんだが、違ったみたいだからな。…一人で行くか。」
ワユ 「あ、待って!私も行くよ!」
アイク「ん?まあ、元々お前を誘おうと思っていたからいいが…もう良いのか?」
ワユ 「うん!それに私の口癖は『細かいことは気にしない』だよ?いつまでも悩んでたら私らしくないよ!じゃあ、しゅっぱーつ!」

そう言いながら、ワユはアイクの左腕に抱きついた。

アイク「っと。おい、ワユ。動きづらいんだが。」
ワユ 「気にしな~い、気にしない!」
アイク「……まあ、どうでもいいか。」
ワユ 「そう!細かいことは気にしない!いこっ♪」
アイク「ああ。」

そうしてアイクとワユは竜と魔物の盛り合わせ修行ツアーに向かっていくのであった。

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ノアとフィルの会話をアイクとワユにやらせてみたけど……あれっ?(o・ω・o)?