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Last-modified: 2011-06-07 (火) 23:28:31

275 :職場体験をしよう!:2008/12/30(火) 16:47:00 ID:aY9poJd8
セリス「今度、職場体験をすることになったんだけど・・・どこにしようか迷ってるんだ」
エリンシア「そういうことを言われても、仕事のことは私にはあまり・・・」
シグルド「セリスには、お菓子屋さんとか、ケーキ屋さんなんかが似合いそうだな」
ミカヤ「そうね!『○○屋さん』なんて、かわいい感じのところが似合うと思うわ!」
リーフ「もう完全に乙女って感じだよね」
アイク「『肉屋さん』はどうだ?」
エリンシア「肉屋さんだからって、お肉が貰えるわけではないと思いますわ、アイク」
アイク「・・・」
ロイ「・・・貰ってきてほしかったんだね、アイク兄さん・・・」

エリンシア「そういえばエリウッドちゃん達も、似たようなことがありませんでした?」
ミカヤ「そうそう!セリスほど悩んでる様子でもなかったけど。エリウッドは確か・・・」

エリウッド「僕は・・・コンビニに行ったんだ。」
セリス「どうしてコンビニなの?」
エリウッド「バイトの練習にでもなればいいと思って・・・。
       余ったお弁当とかパンとかを分けてもらえて助かったよ」
エリンシア「そうそう。おかげで助かりましたわ。食費がいくらか抑えられて・・・」
リーフ「トゥー♪トゥー♪(中略)コンビニーエンスストーア♪」
ロイ「うわーリーフ兄さんがノリノリで歌い始めた!」
リーフ「(中略)綺麗なおねいさん!ノーブラですかーっ!?」
エリウッド「歌うのをやめるんだ、リーフ!」
リーフ「ごめん、ごめん、思わず歌いたくなっちゃって・・・」
ロイ「兄さん、後ろ、後ろー!」
エイリーク「ブラをつける必要もない程の大きさの胸を持つ女性を、侮辱するなんて許しません!!!」
リーフ「待ってよエイリーク姉さん!これそういう意味じゃn・・・ この人でなしー」

エフラム「落ち着けエイリーク!」
ヘクトル「止めに入るの遅くないか!?」
エフラム「お前にだけは遅いとか言われたくないな」
エリウッド「待つんだ2人とも!この忙しい時期に、家を壊すのはやめてくれ!!
       今家を壊したら、新年早々赤字になってしまう!」
ロイ「・・・今じゃなければいいというわけでもないんだけどね」
エリウッド「年末年始くらい僕の胃を休ませてくれ!
       このままじゃ、我が家の金運は大凶って、おみくじ引かなくてもわかるじゃないかあああああ!!!」
ロイ「エリウッド兄さーん!? 」
マルス「我が家のメンバーなら毎年大凶だと思うけどね」
ミカヤ「ごめんね、お姉ちゃんがしっかりしてないから・・・!」
エフラム「・・・俺は喧嘩なんかするつもりでいたわけじゃない。
      セリスにコンビニで職場体験するのはやめろと言いたいんだ。」
セリス「どうして?」
エフラム「不良の溜まり場の代表格じゃないか!そんなところにセリスを行かせるわけには行かない!」
ロイ「不良の溜まり場の代表格って・・・確かにそんなイメージあるけど、それって夜なんじゃないの?」
エフラム「昼でも来るかもしれないじゃないか!」
ミカヤ「確かに絶対に来ないとは言い切れないわよね」
ヘクトル「そういえばお前は何処に言ったんだ?」
エフラム「幼稚園だ」

276 :助けて!名無しさん!:2008/12/30(火) 16:49:44 ID:aY9poJd8
セリス「幼稚園の先生かぁ。楽しそうだなあ」
マルス「兄さんは期待を裏切らないね」
エフラム「何の話だ。 ・・とにかく、幼女に悪い奴はいない。セリスも幼稚園ならば安全だ」
ヘクトル「男の園児は眼中にないってか!ロリコン乙」
エフラム「そういうお前はどこに行ったんだ?ピザ屋か、そうか」
ヘクトル「まだ何も言ってねーよ!つーか何でピザ屋なんだよ、俺がピザって言いたいのか!」
エフラム「そうだ。わかってるじゃないか。 ピザ屋じゃないならどこに言ったんだ?」

ヘクトル「・・・お、俺は・・・」
エフラム「どうした言えないのか、やっぱりピザy」
ヘクトル「違うって言ってんだろ!」
マルス「言えませんよね。
     希望調査書には、闘技場って書いておいたんだけど却下されて、おまけにあまりにも成績悪かったから、
     担任の先生と仲のいい先生がいる学校で、『教師の職場を体験』という名で、
     授業受けたり先生の手伝いしたりした、なんて・・・・・・言えませんよね!」
ヘクトル「うわああああマルス言うなあ! そもそも何で知っt」
エリンシア「ヘクトルちゃん!?そんなの姉さん聞いてませんわ!
       お仕置きにぶっとばして差し上げますわー!!」
ヘクトル「この人でなしー」

エリウッド「知らなかったよ・・・ヘクトルがそこまで・・・問題児扱いを・・・フフフ、蝶サイコー!」
ロイ「わー精神安定剤だよ兄さんー!」
リン「私も同じ学校に行ってたけど全く知らなかったわ。マルスあんた・・・」
マルス「やだなあ。ただ先生に聞いただけですよ。
     ところでリン姉さんの職場体験は、やっぱr ・・・ちょ、まだ何も言ってな・・・いたいいたい!」
リン「あ、ごめんごめん。つい・・・。 私は牧場に行ったわ。」
ロイ「リン姉さんにぴったりだと思うよ!」
リン「広い草原で、馬や牛達と一緒に過ごすの。あの風、日の光、草の匂い・・・たまらないわ」
リーフ「リン姉さんの顔がキラキラしてるね」
ロイ「あ、復活したんだねリーフ兄さん」
セリス「とっても楽しかったんだね、リン姉さん!」
リン「ええ。でも仕事は大変だったわ。力仕事が多くて・・・。でも、仕事が終わった後に見る草原の夕日は最高よ!」
マルス「じゃあセリスには向いてないかもね。リン姉さんなら、力仕事したって大して疲れな・・・・・・
     ・・・ちょ、痛いです痛いですリン姉さん折れr この人でなしー」
ロイ「兄さんわざとだよね」
リーフ「そうだよね」
セリス「僕には向いてないのかあ・・・」

277 :職場体験をしよう!:2008/12/30(火) 16:50:45 ID:aY9poJd8
アルム「僕にも聞いてほしいなあー・・・」
ロイ「アルム兄さん!これから聞こうと思ってました!」
リーフ(嘘だ!)
アルム「僕は畑に行ったよ。」
セリカ「アルムが働く姿、見たかったわ・・・!」
ロイ「え?一緒に行ったんじゃないの?」
セリカ「私は教会に行かなければならなくて。 そうだセリスもこの機会にミラ教に(ry」
アルム「あ、あのね!畑仕事は、とても時間もかかるし、大変な仕事なんだ。
     だけど、一生懸命育てた作物を収穫する時は本当に嬉しい。すごくやりがいのある仕事だと僕は思うよ。」
セリス「何かかっこいい・・・!」
セリカ「かっこいいわアルムー!」
ロイ(よかったセリカ姉さんが元に戻って・・・!)
アルム「セリカだって綺麗だよ・・・!」
セリカ「アルム・・・」
アルム「セリカ・・・」
シグルド「KINSHIN KINSHI ―――!!!」

ロイ「アルム兄さんは野菜を育てているけど、セリス兄さんは花を育てる方が似合いそうだね」
セリス「僕、お花好きだよ!綺麗だよねー。」
リーフ「確かに野菜よりは花だけど、花を育てるより花屋で花を売っている方が似合ってる気がする」

結局セリスは、ダラハウさんのお花屋さんに行きましたとさ。
めでたし、めだたし。