アイク「腹が減ったな」
イレース「そうですね」
スクリミル「同意する」
ざわ……ざわ……ざわ……
エリウッド「フヒヒwwwwwwww家計簿ファラフレイムフヒヒヒヒwwwww」
マルス「困ったな、今はアルムは農閑期だし、リン姉さんは外出中だし」
エフラム「冷蔵庫の中身もないぞ」
エイリーク「魔殿でバールでも狩ってきましょうか?」
エフラム「それだけは勘弁してくれ!」
セリカ「そもそも何でうちにいるのよ、スクリミルさんとイレースさん」
リーフ「つっこむだけ野暮ってもんじゃないかな」
エリンシア「困りましたわ。材料がなければ、料理など出来ません」
セリス「晩御飯どうしよう」
ヘクトル「そういえば俺も腹減ったな」
ロイ「メタボ自重。エトリアの赤竜と戦って、少しはダイエットしたら?」
ミカヤ「落ち着きなさい。私にアイディアがあるわ」
全員「さすが姉上! 俺(私)たちには出来ないことを軽々とやってのける! そこに痺れる、憧れるゥ!」
アイク「腹が減ったな」 ドガン! バキン!(腹の音)
イレース「そうですね」 ズドォォォォォン(腹の音)
スクリミル「腹に穴が開きそうだ」 ドグシャァ! メメタァ!(腹の音)
ミカヤ「おごってあげるわ。ついて来なさい」
三人「イヤッホオオオオオウ!」
ミカヤ「と、いう訳で」
リン「やってきました流星ラーメンソーンバル軒」
アイク「腹が鳴る!」
イレース「震えるぞストマック!」
スクリミル「燃え尽きるほどヒート!」
リン「何で私はここにいるのかしら。理由が分からないわ」
ミカヤ「五名でーす」
セネリオ「言われなくても分かります。そこの席に座ってください」
ソーンバルケ「さあ注文してくれ」
ミカヤ「グラーヌラーメン大盛り三杯、並盛二杯」
ソーンバルケ「あいよっ!」
ズギュゥゥゥン ズギュゥゥゥゥン ズギュゥゥゥゥゥン
リン「この大盛りラーメンを一気飲み……!? り、理解できない領域だわ……」
ミカヤ「普通に美味しいのに。もったいないことするわ」
アイク「美味い!」スクリミル「もっと食わせろ」イレース「お腹が減って力が出ない……」
モゥディ「スキル判定を開始すルぞ」
リン「スキル判定?」
ミカヤ「詳しくはhttp://wikiwiki.jp/fe_family/?cmd=read&page=3-97&word=%CE%AE%C0%B1%B8%AEを見なさい」
リン「なるほど」
セネリオ「パ・ジェ・ロ!」
リン「ちょ、客も店員も一斉に声あげてるんですが!?」
ミカヤ「どうした、さっさとしろ」
ソーンバルケ「パ・ジェ・ロ!」
アイク「もし外したら、って思うと、緊張して……」
モゥディ「パ・ジェ・ロ!」
ミカヤ「情けねえこと言ってんじゃねえよ。早くしないと、ほかの連中は身動きがとれね……チッ」
レテ「パ・ジェ・ロ!」
ミカヤ「瞬きすんなよ。リンの達人技、見せてやるからよぉ」
トパック「パ・ジェ・ロ!」
リン「え、私!?」
ムワリム「パ・ジェ・ロ!」
ミカヤ「ほら早く!」
ネサラ「パ・ジェ・ロ!」
リン「もう、ヤケクソ!」
すとん!
ソーンバルケ「流星券発動ッ! 流星券発動ッッ! 流星券発動ッッッ!」
セネリオ「総員持ち場につけ! 鍋始動! 野菜の千切り準備ッ!」
レテ「イエッサー!」
モゥディ「イエッサー!」
ネサラ「イエッサー!」
セネリオ「左鍋、具が薄いぞ! 何やってんの!」
ネサラ「申し訳ありません!」
ギャーギャーワーワー イッショニウマラナイカ オコトワリシマス オナカヘリマシタ ミノホドヲワキマエヨ
30分後
ミカヤ「満腹かしら?」
スクリミル「満腹だ」
アイク「腹八分目だな」
イレース「足りません……」
リン「25杯も食べた感想がそれ!? 明らかにおかしいじゃない!」
ミカヤ「ここと流星軒は使えるわね。またこういうことがあったときのために、ダーツの腕を磨いておかなくちゃ」
即日、兄弟家お断りの看板がソーンバル軒に張り出されたのは言うまでもない。