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Last-modified: 2011-06-05 (日) 22:18:58

ミカヤ「アイク、ちょっと話があるの」
アイク「何だ? 今から仕事だから、できれば手早く済ませてほしい」
ミカヤ「そうね、じゃあ言うわ。――いい加減、結婚しなさい」
アイク「結婚?」
ミカヤ「あなた、もう21でしょう。いい加減結婚しないと、シグルドみたいに魔法使いになっちゃうわよ?」

シグルド「コノヒトデナシーッ!」
アーダン「ああっ! シグルド様が御吹っ飛びに!」
ディアドラ「お医者様はいらっしゃいませんかー!」

アイク「しかし、結婚など考える余裕が……」
ミカヤ「それに、いい加減家計も厳しいし。もう一人くらい、働き手が欲しいのよ」
アイク「……仕方ない、か」

アイク「とはいえ、結婚してくれ、と言って受けてくれる相手がいるかどうか……」
サザ「団長、聞いたぞ!」
アイク「ああ、サザか。聞いたって、何をだ?」
サザ「だから、結婚するんだろう? 誰とだ?」
アイク「ああ、姉さんから、いい加減結婚して欲しいと言われてな」
サザ「……は?」
アイク「姉さんから、いい加減結婚して欲しいと言われてな」
サザ(ミカヤと結婚……だと……。いや、団長とならお似合いだとは思うが、いやしかし……いつから付き合っていたんだ……?)
アイク「どうした?」
サザ「何でもない、気にしないでくれ」
アイク「そうか? ところで、プロポーズとやらの文句は、一体どんなものがいいんだろうな?」
サザ「ああ……それはやっぱり、ババァ結婚してくれ、とかじゃないか?」
アイク「そうか?」
サザ「ああ」(せめて……これで愛想を尽かされれば……!)
アイク「なるほど、勉強になった。じゃあ、行ってくる」
サザ「気をつけてな」

翌日

アイク「ババァ結婚してくれ!」
ティアマト「その命、神に返しなさい!」【太陽】
アイク「ぐっ……! なるほど、交渉は決裂か! ならば力尽くでねじ伏せるのみ!」
ソンナフラクラ、シュウセイシテヤルッ! セキハァ! テンキョウケェェェェェン! バク! サン! カクゴシテオケ・・・・・・ワタシヲタオシテモ、ダイニダイサンノティアマトガ・・・・・・
サザ「なんでこんなことになってるんだよ! 斜め上! 超斜め上!」

フラグキラーの明日はどっちだ!