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Last-modified: 2011-06-05 (日) 16:22:45

 
ルーテ 「完成しました」
マルス 「また何か作ったの?最近製作スピード速いね」
ルーテ 「私、優秀ですから。それはともかく皆さん、エムブレムファイターを覚えていますか?」
リーフ  「10スレ目に投下されたあれだよね。苦戦したよ」
ヘクトル「あれから対戦やってたけど、最強キャラがリンだったんだよな」
エフラム「即死コンボが見つかったのもあったが通常、必殺技共に性能が良かったからな」
ロイ   「で、最弱がまさかのアイク兄さんだったんだよね。大斬りみてからハイパーボッ余裕でしたって何事?」
マルス 「うん、一撃が重いのは良いんだけど全体的に出が遅すぎ。ヘクトル兄さんはそれ以上の遅さだったけど
      使い勝手の良い一つの特殊技のおかげで中堅の強さは手に入れてたからね」
リーフ  「3ゲージ技の大天空が非常に使い勝手も良かったけどそれに回すぐらいなら1ゲージ技の
      衝撃波に回した方がマシだったからね」
ヘクトル「しかも最強キャラのリンとは相性最悪だしな。リンが弓を乱射しただけで勝ててしまったりするしな」
エフラム「まぁ、スマブラ仕様のアイク兄上と言うのもあったからな。真・アイク兄上の方は壊れ性能だったし」
ロイ   「それはCPU専用で使えなかったけどね。しっこくさんぐらい使いたかったなぁ」
ルーテ 「それに関しては色々と反省点が多かったです。そしてそれらを踏まえつつ製作したのがこれです」

つ【スーパーエムブレムファイターII】

マルス 「なるほど、また作ったんだ」
ルーテ 「新キャラを追加したり色々とキャラの性能を調整したりしました」
ヘクトル「性能調整ねぇ。俺にも飛び道具を追加されたとか?」
ルーテ 「されてません」
ヘクトル「(´・ω・`)」
ルーテ 「主に調整されたのは先ほど話題になっていたアイクさんですね。ではリーフさん、アイクさんを選んでください」
リーフ  「ん、分かった(…あれ?アイク兄さんのアイコンってこんなんだったっけ?」

アイク『…どうして俺の前に立った?』

ロイ   「あれ?スマブラ仕様じゃ無くなってる」
マルス 「いつものガチムチボディなアイク兄さんに戻っているね」
ルーテ 「前回はスマッシュブラザーズ大会に合わせて出そうと思っていたのであの仕様でしたが
      今回はスマブラ仕様で出す理由は無かったのでいつものアイクさんで行かせてもらいました」
ヘクトル「やっぱ兄貴はこっちで無くなっちゃな!」
ルーテ 「それに伴い色々仕様変更もしてあります。典型的な波動昇龍型になったり3ゲージ技に天空を置いたりと」
リーフ  「あれ?大天空は無くなったの?」
ルーテ 「はい、削除しました。現在のアイクさんには似合わないと判断したので。真・アイクさんにも無かったでしょう?」
エフラム「確かに、今の兄上に大天空みたいな乱舞技はあまり似合わんと言うかしっくり来ないな」
マルス 「血吐きながら大天空のドット打ったと言うフォルデさんとアスレイさんテラカワイソスw」
ルーテ 「一応、隠しキャラとしてスマブラ仕様のアイクさんは『レンジャーアイク』として残っております。
      大天空も使えますが性能は通常のアイクさんの下位互換となっていますが」
ロイ   「何処ぞの覚醒前の主人公みたいなバグ技見つからないとまた最弱突っ走りそうだなぁそれ…」
ルーテ 「では新キャラの紹介でも行きますか。まずはこちらから」

 
サザ『ミカヤは俺が護る!』

マルス「あ、今度はしっこくさんのやられ役じゃ無くなったんだ」
ルーテ「元々参戦させる予定でしたからね。サザさんは唯一空中チェーンコンボが出来るキャラです。
     空中に打ち上げる技もありますので打ち上げてからコンボを叩き込んで下さい」
リーフ 「地上のチェーンコンボなら前作でもリン姉さんとエイリーク姉さんでもやれたけど空中はいなかったねそういや」
ルーテ「そしてサザさんと言ったらこれです」

サザ『瞬殺してやんよ』

画面が暗転し、斬撃エフェクトが流れ、元に戻ると相手の体力が残り僅かとなっていた。

ヘクトル「やっぱりあるんだなこれ」
マルス 「そしてやっぱり相手は死なないんだ」
ルーテ 「超必殺技として『瞬殺』を入れました。先ほどは3ゲージ使用した瞬殺でしたので残り体力が1まで減らします。
      1ゲージだけですと体力を半分に、2ゲージですと4分の3まで体力を減らします」
リーフ  「…あれ?格ゲー仕様だと瞬殺ってもしかして強い?3ゲージあれば体力満タンの状態から1に出来るんだし」
ルーテ 「ですが、出は非常に遅いです。格闘ゲーム初心者でも回避行動は余裕に取れるかと思われます。
      更にコンボには組み込めませんので単発で出すことになります。だからってCPU戦で出しても
      ジャンプやバックステップで回避するようにAIを組み込んでありますので先ず当たりません」
ロイ   「完全に死に技じゃん!何の為にあるのこれ!?」
ルーテ 「洒落の分かる方なら当たってくれるのではないでしょうか?あ、言い忘れてましたが超必殺技はこれだけです」
エフラム「やっぱり緑風涙目なんだな…」
ルーテ 「別にこの技を使わなくても他の性能はいいのでやっていけると思いますよ。安いですけど」
リーフ  「結局駄目じゃんか!」
ルーテ 「さて、次のキャラを紹介したいと思います。こちらです」

セネリオ『ひどい有様です』

マルス 「以外な人選だね。何でセネリオさんを?」
ルーテ 「魔道士キャラを増やしたかったのが一番の理由ですね。後は兄弟家との関わりも深いので」
ロイ   「僕達と関わりが深いと言うならルーテさんやユリアさん、ラナさんでも良かったんじゃないの?」
ルーテ 「流石に私自身をキャラ化するのは抵抗ありましたので。後はラナさんだと斧使ったパワーキャラになります」
リーフ  「あれ?ユリアさんは?良い感じだと思うけど」
ルーテ 「…素で忘れていました」
ヘクトル「ウォーイ!!?」
ルーテ 「私自身、ユリアさんとは面識はあまり無いので…。只、覚えていたとしても光魔法のキャラとして
      ミカヤさんと被ってしまいますので選考から外していたと思います」
エフラム「そうか。姉上と被ってしまうか」
ルーテ 「話を戻しましょう。セネリオさんは風魔法を凄い勢いで打ち出す弾幕キャラとなっています」
マルス 「あれ?それって前作じゃミカヤ姉さんのポジションじゃなかった?」
ルーテ 「はい。ですのでミカヤさんは魔法による一撃の重さを持ったパワーキャラとなりました」
ヘクトル「弾幕キャラからパワーキャラってほぼ別キャラじゃねーか!」
リーフ  「ミカヤ姉さん使いやすかったんだけどなぁ」
エフラム「他にも変更されたキャラはいないのか?」
ルーテ 「大幅な仕様変更キャラはアイクさんとミカヤさんだけですのでご安心を。因みにアイクさんとぶつけると…」

セネリオ『例え相手がアイクでも容赦はしません。行きます!』

ヘクトル「おー、ちゃんと兄貴が相手でも戦うんだな」
マルス 「特定の相手だと戦わないって事にされても格ゲーじゃ困るしね」
ルーテ 「最初はアイクさんが相手の場合は体力半分と言う仕様にしていたのですが、それにしたら
      3ゲージ技の天空で即死しましたのでペナルティは無しになりました。元々守備が低いのも響きましたね」
ロイ   「紙って言うレベルじゃないねそれ…」
ルーテ 「因みに風を操るキャラと言うことでこんな技を持っています」

 
セネリオ『お別れです!!』

リーフ  「うはwトラウマ技ktkr!」
マルス 「この技に泣いた人は沢山いるだろうなぁ…」
ヘクトル「つーかさっきの台詞もだが、セネリオの奴がこんな台詞を言ったことは過去スレ見回しても無い筈なんだが
      またボイスチェンジャーでも使って捏造したのか?」
ルーテ 「はい、ノールがノリノリでやってくれました」
ロイ   「ノールさんマジ自重」
マルス 「しかし、アイク兄さんの顔を掴んでしかも片腕で持ち上げているセネリオさんって、凄いシュールな光景だなぁ」

リーフ  「新キャラってこの二人だけなの?」
ルーテ 「いえ、後もう一人います。リーフさん、エイリークさんにカーソルを合わせて下さい」
リーフ  「うん、分かった。…合わせて、それから?」
ルーテ 「では、スタートボタンを押しながら決定ボタンをお願いします」
マルス 「…何となく分かってきたぞ。やるならあれかなぁ?」
リーフ  「スタートボタン押しながら決定、と…あれ?エイリーク姉さんが何か色黒くなった」
ヘクトル「……ぁー、これってもしかして」

エイリーク『私の剣が巨乳を求めている…!!』

マルス 「やっぱりこれか…」
ルーテ 「はい、名付けて『貧乳の波動に目覚めたエイリーク』です」
リーフ  「それなんて殺意○ュウ?」
エフラム「…色気の無い体付きと言ったことはあったが、これは双子の兄としては凄い複雑な気分だな…」
ヘクトル「これは笑っていいのか呆れていいのか…」
ロイ   「突っ込んだら負けだと思うよ」
ルーテ 「このエイリークさんは元ネタ通り、空中から斜め下へと攻撃する技がありますし無敵移動技もありますよ」
マルス 「名前はともかく比較的まともだね」
ルーテ 「そしてリンさんにぶつけると…」

エイリーク『巨乳は滅びよ!巨乳は滅する!』

リーフ 「うわ、エイリーク姉さん殺る気満々だ」
ルーテ「ちなみにアイクさんに対しても言いますよ」
マルス「…もうこれ『(巨乳に対する)殺意の波動が目覚めたエイリーク』でいいんじゃない?」
ルーテ「その案はいいですね。後で掛け合ってみましょう。と、忘れていました。もちろんこの技も完備しています」
ロイ  「やっぱあるんだアレ…」

コマンド入力すると無敵移動技のモーションでリンへと近づきそして…。

ズガガガガガガガガガガガガ!キュピーン!!

エイリーク『我!貧乳を極めたり!!』

倒れているリン。そしてポーズを取るエイリーク。後ろの背景にはデッカく『貧』と言う文字が書かれていた。

マルス 「…これはひどい。色んな意味で」
ルーテ 「名付けて『貧乳殺』です。結構出が速いので近くで出されると回避し辛い技です」
ヘクトル「おいおい、さっきからエフラムの口が開いたままだぜ」
ロイ   「…一応聞くけどさ。この『貧乳の波動に目覚めたエイリーク』姉さんは略すと何て呼ぶの?」
ルーテ 「はい、私たちは『貧乳エイリーク』と呼んでいますね」
??? 「へぇ…、そうなんですかぁ……」
リーフ  「!!?」

 
後ろを振り返るとそこには笑っているエイリークがいた。口は笑みを浮かべているが目には光が全く無かった。

ヘクトル 「ある意味予想通りの展開だなこりゃ」
ルーテ  「…念の為に言っておきますとこう言った仕様決定は全てノールが行っておりますので」
エイリーク「そう…、ノールさんがですか…。ちょっと私、出かける所が出来ましたのでこれで失礼しますね」

そう言ってエイリークは部屋から出て行った。ジークリンデを鞘から抜きながら。

リーフ  「ノールさんオワタ」
マルス 「相変わらず迂闊で残念過ぎるねあの人は」
ヘクトル「つーかあいつも懲りねぇな」
セネリオ『ひどい有様です』
ロイ   「あれ?今、ゲーム内のセネリオさんが喋らなかった?」
ルーテ 「気のせいでしょう。勝手に喋る様な仕様はありませんし」

数十分後…

ヘクトル『ハイパーボッ!』
リーフ 『この人でなしー!!人でなしー!ヒトデナシー(エコー)』

リーフ 「よしノーマルで全員倒したぞ」
ルーテ「流石リーフさんですね。ここまでノーミスでクリアとは」
リーフ 「マゾゲーマーを舐めないでほしいものだね。まぁ、ヘクトル兄さんの性能が上がっているのも一つの理由だけど」
ロイ  「普通にハイパーボッがコンボに組み込めるのが大きいよね。その分威力下がってるけど」
マルス「けど流石に前作で猛威を振るった特殊技の『アルマーズ斬り』の性能が落とされているね」
リーフ 「僕はそれよりもあの四人が出てきて僕を投げ飛ばす超必『この人でなしアタック』はどうかと思うけど」
ルーテ「似合っていると思いますけどね。では次が中ボス戦となります。誰が相手なのかは言うまでもないと思いますが」

しっこく『身の程をわきまえよ』

リーフ  「やはりしっこくさんか。だが前作でハードもクリアした僕の敵ではない!マゾゲーマー舐めんな!!」
ルーテ 「本当にクリアされたから驚きなんですよね。ハードモードはAIを容赦なく強化したつもりだったんですが」
マルス 「超反応による攻撃が多かったからその超反応を利用して攻略したってリーフは言っていたけど…」
ロイ   「僕はその超反応に迎撃され続けて結局ハードモードのしっこくさんで諦めたよ」
リーフ  「よっし!しっこくさん撃破!」
ヘクトル「いくら何でも速ぇよ!?」
ルーテ 「…これは驚きですね。前作でハードモードをクリアしたとは言え、初見でしっこくさんを倒すとは」
リーフ  「行動自体は前作とはあまり変わってなかったからね。ヘクトル兄さんの性能向上もあって楽だったよ」
ロイ   「僕じゃ絶対無理だなぁ。…ん?何か文字が出てきた。何々…
      『ようこそしっこくハウスへ。漆黒の騎士が使用可能になりました』って、しっこくさん今回使えるの!?」
ルーテ 「性能は中ボス時よりかは落ちますが性能はかなり高いです。使いこなせばかなりなものかと」
リーフ  「後でどんな感じか使ってみよう。で、残りはラスボスだけどガチムチなアイク兄さんは出たし誰だろ?」
ルーテ 「そのアイクさんですが、通常キャラとして登場したアイクさんはどんな格好でしたか?」
マルス 「メメタァなことを言ってしまえば勇者の格好だったね」
エフラム「本当にメタ発言だな…」
ルーテ 「そうです。勇者の格好です。さて、アイクさんにはもう一つの衣装がありましたよね?」
ロイ   「確かにもう一つあったよね。…ってまさか!?」

 
アイク『何が来ても負ける気がせんな。覚悟しろ』

最後の対戦相手として現れたのは、神将となったアイクだった。

ルーテ 「通常のアイクさんを『アイク』とするならばこちらは『神将アイク』ですね。通称『神アイク』です」
ヘクトル「そんな通称、誰も言ったことねーよ!只、神言いたいだけじゃねーのかそれ!?」
ロイ   「と言うかアイク兄さんだけ何でキャラとして三人もいるの!?ずるくない?」
ルーテ 「一応ラスボス候補としては『巫女ミカヤ』がありまして、威力が非常に高い弾幕を放つと言う内容でしたが
      ノールが勝手に没にしましてこちらになりました」
エフラム「ま た ノ ー ル か !」
リーフ  「と、言っても前作の『真・アイク』兄さんと変わらないでしょ?余裕余y…
      ちょ、手斧投げてきた!しかも行きと戻りで2HITした!ウルヴァンで地面を砕いた!!」
ルーテ 「前作とはまた違う動きをさせています。そして一番の見所は…」

アイク『ぬぅん!』

ヘクトル「うぉわ!何だ今の衝撃波!?デカイってレベルじゃなかったぞ!」
マルス 「と言うか今、エタルド持っていたよね。ラグネルとエタルドで衝撃波出していたよ」
リーフ  「体力まだ半分以上は残っていたのに全部消し飛んだ!何これ!?」
ルーテ 「見ての通り、アイクさんによるラグネルエタルド二刀流です。誰もが一度は想像したのではないでしょうか?
      直撃すれば守備の高いヘクトルさんでも8割は消し飛びます。ついでに発生0Fです」
ロイ   「何そのチート技!?酷すぎるよそれ!」
リーフ  「この人でなしー!」

数時間後…

ヘクトル『うおおぉぉ!フライ揚がれぇ!!』
アイク 『やる、な…(ダウン)』

リーフ  「勝ったぞぉー!!」
ロイ   「(今、フライ揚がれとか言わなかった?多分食らいやがれなんだと思うけど…)」
ルーテ 「お見事です。初日で倒されてしまうとは思いもしませんでした」
マルス 「見ている限り、要はゲージを溜めさせなきゃいいんだね。二刀流衝撃波は3ゲージ必要だし」
ヘクトル「溜めさせないとは言うが、対空技の必殺斬りを食らったら1ゲージ溜まるとんでもない回収率だけどな」
ロイ   「と、また文字が出てきた。『蒼炎の勇者、神将アイクが使用可能になりました』…って、これも使えるの!?」
ルーテ 「はい。しかも性能はこのボス性能のまま使えます」
リーフ  「いやいや!いくら何でもそれはバランス崩壊も良い所でしょ!?ゲームにならないよ!」
ルーテ 「その点についてはご安心を。プレイヤーが使用しますとこのアイクさん、体力と守備が半分になります。
      元々体力も守備も高めですが半分になると一番体力と守備が低いミカヤさんでも話にならない紙になりまして
      どのくらい紙かと言いますと、通常キャラでは一番攻撃力の高いヘクトルさんの大斬り一発で8割減ります」
ロイ   「何その豆腐なボーレさんもビックリな紙っぷり!?」
マルス 「もうそれ『神アイク』じゃなくて『紙アイク』じゃないか!」
リーフ  「立ち回りを徹底しないと壊れ性能も意味無いねこれ」

ルーテ 「これで以上となります。次にあるコミケでこれを出展したいと思うのですが如何でしょう?」
エフラム「エイリークの件もあるしな。エイリークに斬られたくなければ止めておいた方がいいと思うぞ」
セネリオ『ひどい有様です』

糸冬