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Last-modified: 2011-05-30 (月) 22:10:23

紋章町三大不幸王子

クレイン 「酒だああ!酒をもってこおおおい!」
セティ  「早くしないとフォルセティぶっ放すぞ!」
カリル  「はいはい、今日も大変だったんだねえ」
エイミ  「またうわきされたの?」
クレイン 「浮気…か…たしかにそうなのかもしれない…」
エイミ  「あはは、うわきうわきー」
クレイン 「く・・・どーせティトは今アレンといるよ!こんちくしょー!」
セティ  「ティニーはきっと今頃あの葉っぱを…うう」
カリル  「浮気といえば…あんたたちヨシュア知ってるかい?」
クレイン 「あのジャハナ副社長のヨシュアのこと?」
カリル  「そう。彼もよくこの店に来るんだけどね、あんたたちと同じ悩みを抱えてるんだ。一度話してみたらどうだい?」
セティ  「!!!…クレイン…」
クレイン 「ああ、これは行くしかないね。」
セティ  「カリルさん、これお金です。貴重な情報ありがとうございましたあああ!!!」
クレイン 「今からジャハナいってきまあああすう!」
カリル  「気をつけていってきなよ!」
~ジャハナ社本部~
ヨシュア 「はあ…やっと昨日までの仕事が終わった…」
テティス 「副社長、お疲れ様。私たちはもう帰るわね。」
マリカ  「お疲れ。」
ヨシュア 「あ、テティス、マリカ!まだ今日の仕事が…」
テティス 「え…まだ…?」
マリカ  「今日の仕事…?」
ヨシュア 「…何でもない。みんな帰っていい…よ…はあ…。」
テティス 「そうこなくっちゃ!今日は隊長とのデートがあるからね。」
マリカ  「さよなら、副社長。」
ヨシュア (デート…さっきジストが用事があるって先に帰ったのは、そのことだったのか…)

ナターシャ「ヨシュア様。あと少しですからがんばって。」
ヨシュア 「うう…なたーしゃああああ!!お前だけがこの砂漠の中のオアシスだあああ!そうだな、ナターシャと二人で力を合わせれば、こーんな仕事の量なんて朝飯前!仕事終わったらデート行こう!」
(天井裏から)
セティ「おいおい、どう見ても勝ち組じゃないか…(´;ω;)」
クレイン 「恋人がそばにいるなんて…どこが僕たちと一緒なんだ!」
セティ  「まあとりあえず様子を見よう…」
ヨシュア 「ナターシャ、デートどこがいい?久しぶりにホテルでもいっちゃう?きゃは☆」
ナターシャ「ヨシュア様。私はこれからゼト様との用事があります。その後はノール様とお食事をするので。じゃあ、お仕事がんばってくださいね。」
ヨシュア 「え…?手伝ってくれるんじゃないの…?(;ω;)」
ナターシャ「…カーライル!」
カーライル「はっ、お呼びですか」
ナターシャ「あなたは今日は残業です。ヨシュア様のお手伝い、がんばってくださいね。それでは私はもう行きます。」
ヨシュア 「…うわああああああああんん!!!!なたあしゃあああああああ!!!!」
(天井裏から)
セティ  「なるほど。たしかに彼は私たちの仲間だ。」
クレイン 「なぜだろう…涙が止まらないよ…セティ、そろそろ行くか」
セティ  「ああ。」
カーライル「何だか天井が騒がしいですね。」
ヨシュア 「(無視)ナターシャナターシャナターシャナターシャ・・・何でナターシャだけ支援相手みんな男なんだよ・・・俺なんてペアエンドで結ばれるのナターシャだけなのに…マリカは修行相手で終わるのに…ぐすん…」
???  「はーっはっはっは!お困りのようだね。」
???? 「我々は君の悩みを聞くためにやってきた。」
カーライル「誰だおまえたち!」

セティ  「私の名はセティ。宝物のティニーはいつも葉っぱにラブラブだ。よろしく」
クレイン 「僕はクレイン。恋人のティトは最近電話もくれない。」
ヨシュア 「!お、俺と同じような悩みを抱えてるのか…?」
セティ  「そうだ。今日はちょっと挨拶をしにきただけだ。」
クレイン 「もし何かあったときはこのカリルの店に来るといい。」つ『地図』
セティ  「私たちは仲間だ。いつでも頼ってきてくれ。」
ヨシュア 「セティ…クレイン…ありがとう…!」
~街中にて~
レベッカ 「ねえねえ、紋章町三大不幸王子って知ってる?」
フロリーナ「き、聞いたことあるわ。」
リン   「何それ?紋章町掲示板ネタ?」
レベッカ 「ちがうわよ。何かと不幸な三人の美系王子のことよ。」
リン   「え?なになに?詳しく教えてよー!」

終わり