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Last-modified: 2011-06-01 (水) 22:29:17

148 :大乱闘FEブラザーズ 16章 1/6:2009/09/28(月) 14:38:13 ID:7a0H3DVx
【前回までのあらすじ】
‐ひろし&アイクVSアシュナード&ギガクッパの熾烈なる戦いは、ひろし達の勝利に終わる
‐この戦いは後に、凡人が戦の天才を上回る歴史的な戦いとして、人々の記憶に残ったという…
‐次の試合はアスタルテの提案で二試合を(※勿論違うステージだが)同時に行なう事となった…
‐…その頃エイリークは、次の対戦相手であるラナにある話を持ちかけていた

ロイ   「エフラム兄さん…負けないよ」
エフラム 「ああっ、いざ尋常に…勝負!」

ライナス 「牙の名に掛けて…お前を潰す」
リーフ  「僕だって伊達にアイク兄さんに勝った訳じゃない…い、行くよ!」

ラナオウ 「それで、うぬは何ゆえ我に話しかけてきたのだ?」
エイリーク(ラナさん無駄に迫力が…セリスの前ではこんな覇気は無いのに…)
ラナオウ 「…次の試合の事か?」
エイリーク「は、はい」
ラナオウ 「言いたい事があるなら申してみよ。
      内容によってはセリス様とデートする権利で認めてくれる!」
エイリーク「えっ、まだ何も言ってもいないのに…」
ラナオウ 「うぬの冗談だ。…用件を申せ」
エイリーク(やりにくいなぁもうorz)
     「あのー、とても言いにくいのですが……
      次の試合、棄 権 してくれないでしょうか?」

ロイ   「てぃやあ!『B、封印の剣振り降ろし』」
エフラム 「うぐむぅ!!」
ロイ   「…ふんっ!」
エフラム 「おっと…はぁ!。『横B手槍』」
ロイ   「『Lガード』→ぬぅん、はぁ、そやぁあ!『横B三段斬り』」
エフラム 「ぐが、がぁ! (…さ、流石だ…伊達にスマ○ラDXに出演した訳では無いな)」
ドロシー 「今の所ロイ選手がエフラム選手に対して優勢な模様!」
     (しかし今日のロイ様、何か弾けてるなぁ)
ロイ   (久しぶりのスマブラ蝶サイコーッ!!!)

150 :大乱闘FEブラザーズ 16章 2/6:2009/09/28(月) 14:40:59 ID:7a0H3DVx
ライナス 「うりゃあ!!『B、銀の大剣』」
リーフ  「うわぁ!…ふ、風圧だけで何て威力だ…」
ライナス 「まだまだぁ!!『横B、手斧』」
リーフ  「くっ!『Lガード』」
サラ   (リーフ、防戦一方ね…)
ナンナ  「リ、リーフ様…!」
ティニー (今度の同人誌のネタはリーフ様×ライナスですね)

ロイ   「てぃやあ!!」
エフラム 「ぬっ『Lガード』」
ロイ   「くぅ!…ガードばっかり…」
エフラム (距離を取って回復アイテムを取るか)
ドロシー 「両者、一旦離れて体制を取るつもりでしょうか…!」
ロイ   「あっ、アシストボールだ」
ドロシー 「ロイ選手はアシストボールを発見したようです!」
エフラム 「ぬっ、これは…」
ドロシー 「そしてエフラム選手はライブリングを入手しました!」
ロイ   「…お互い必要なモノは入手したね」
エフラム 「…じゃあ戦いの続きだ!」
ロイ   「行くよ。アシストボールサモン!」
エフラム (…来る!)
ロイ   「誰が出るのかは分からないけど、エフラム兄さんを攻撃するんd…ってアレ(゚Д゚)?」
リリーナ 「お前ら帰れー!」
ララム  「私がロイ様のアシストとなって、ロイ様に私の回復料理を食べさせてあげるのよ!!」
シャニー 「アンタの料理を食べたら回復どころか、猛毒状態になっちゃうよー!?」
セシリア 「ココはセシリアさんじゅうななさいである私の出番よ、 お 子 様はお帰りなさい!」
ソフィーヤ「私が…アシストになってます…邪魔を…しないで下さい」
スー   「ロイ様とサカの大地を怒らせた……全てを射る!」
 ワイワイワイ ガヤガヤガヤ ロイノアシストキャラノケンリヲウバウワヨ! ヒュンヒュンヒュン、ズドーン! モミモミッ アッータスケテエイリーク! ヴオオォォ チュドーン!!?

ロイ   「||_| ̄|O||」

ドロシー 「な、何という事でしょうか…!?
      何故かアシストボールからアシストキャラではなく、喧嘩中のロイ選手の嫁候補達が登場しましたッ!!
      リストによるとリリーナ、ソフィーヤとスーがアシストキャラなのですが、
      可能性として残りの嫁候補達がアシスト出来る権利を奪う為に
      襲っていた所を、運悪く召喚されてしまったのでは無いでしょうか!」

ロイ   「ねぇ」
エフラム 「うん?」
ロイ   「リリーナ達に構わず、続きをしようorz」
エフラム 「…ああ」

151 :大乱闘FEブラザーズ 16章 2/6:2009/09/28(月) 14:43:42 ID:7a0H3DVx
ラナオウ 「…棄権…しろだと!?面白い事を言うではないか小娘がぁ!
      …何故そのような事を申す?」
エイリーク「次の対戦相手が、リオンだからです」
ラナオウ 「ほぅ、うぬの友か」
エイリーク「はい」
ラナオウ 「…愚かなる想いよ」
エイリーク「えっ!?」
ラナオウ 「アレは完全に魔王に支配されていた。
      救う等といった幻想は、オラァオラァオラァオラァオラァオラァオラァオラァ!!されて
      無に帰すのがオチよ!(ゴゴゴゴゴッ!!)」
エイリーク「(覇気が増大した…!)わ、私はそう思いません!
      私は必ずリオンを救い出します…原作で出来なかった事だからこそ、
      この場で決着をつけたいのです!」
ラナオウ 「メタ的発言はうぬの頭上に死兆星を輝かせる事となるぞ!」
エイリーク「わ、私は引き下がりません!」
ラナオウ 「駄目なモノは駄目だ!」
エイリーク「何と言われようとも、私は確実にリオンの対戦相手となって勝つつもりです
      …だから…だから…」
ラナオウ 「!!」

ライナス 「(R掴み→前方投げ)オラアァ!!」
リーフ  「このひとでなしー!」
ライナス 「…はっ、俺は兄貴と違って優しくはねぇぞ」
リーフ  (くっ、やっぱり戦いにおいて手加減はしないか…)
ライナス 「追撃だ!つ『近づいてA、180度旋回斬りッ』」
リーフ  「はああ!『横B、トルネード』」
ライナス 「た、竜巻だと…!?ぐあああ…!!?(合計ダメージ67→88%、残り3機)」
ニノ   「ライナス頑張って!」
ロイド  (あのリーフって男、エリウッドやへクトル、リンの兄弟だけあってやるな)
ライナス 「ちっ、侮っていた……距離を取って手斧で倒してやる」

152 :大乱闘FEブラザーズ 16章 4/6:2009/09/28(月) 14:45:16 ID:7a0H3DVx
エイリーク「御願いします!!」
ラナオウ (…ど、土下座……!!?
      世界ひろしといえど、うぬに土下座なんてした者は、今目の前に居る女以外にはおらぬ!
      己のプライドを捨ててまで、そんなにも愚かなる親友を救いたいのか…)
     「………分かった、そこまで頼むのなら仕方あるまい。
      お主が確実に魔王の相手になれるよう、うぬが辞退するとしよう…」
エイリーク「ほ、本当ですか…!」
ラナオウ 「た、ただ…」
エイリーク「ん?」
ラナ   「セリス様が好きな人…教えてくれませんか…?」
エイリーク(あ、元に戻りました)「…分かりました」
ラナ   「ではお願いします」
エイリーク「数日前に実際に聞きましたので、お答えします」
ラナ   「は、はい…!」
エイリーク「まずはラナだと言ってました」
ラナ   「キタ━━━━(゚∀゚) ━━━━!!……でも『まず』って一体なn」
エイリーク「次にユリア」
ラナ   (ま、まぁあの女も私の様に美少女…セリス様が好きでも問題h)
エイリーク「更にユリウス」
ラナ   (男!?…い、いやセリス様はユリウスをかけがえの無い男友達と思ってますから、それは納得出来r)
エイリーク「そしてエリンシア姉上にヘクトル兄上、セリカ、ロイ、リーフ、アイク兄上(以下略」
ラナ   「も、もういいです…セリス様の事がもっと分かった気がします…ぐふっ(´;ω;`)」
ユリア  「盗み聞きしていた→(´;ω;`)」

ロイ   「うおおおおおぉぉぉ!!!(合計ダメージ90%、残り2機)」
エフラム 「な、何だこの最後の切り札は…!!(合計ダメージ12%、残り1機)」
ロイ   「ヤアアアッー!!」
エフラム 「ぐわあああああ!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」

ドロシー 「な、な、な…」

観客一同 「「「何じゃあ今の最後の切り札はあああ!!?」」」

ゼフィール「…ふんっ、69点だな。
      まだまだ腰の捻りが足りん…本来ならアレ以上の吸引力があったはずだ」
護衛竜騎士(何のトークをしてるのですか署長!?)
ギネヴィア「流石はロイ様…///」
ミレディ (…ロイ将軍をめぐる恋模様は更に激化しそうですかね(汗))

153 :大乱闘FEブラザーズ 16章 5/6:2009/09/28(月) 14:46:58 ID:7a0H3DVx
ドロシー 「今のはロイ選手の切り札…す、凄い…」
イリオス 『早く試合の終了を告げるべきだぞ』
ドロシー 「は、はい!
      …この試合の勝者はロイ選手です!」

観客一同 「ウ オ オ ォ ォ ォ ー ーー ッ ッ ッ ! ! ! ! ! !」

エフラム 「…強くなったなロイ。
      あの最後の切り札は、どうやって編み出したんだ…?」
ロイ   「…秘密だよ兄さん」
エフラム 「……そうか」
ロイ   (でもヒントはあげる。この僕の最後の切り札は、
      【本来敵同士である二人が、手を組んで生み出した大技】なんだ!
      これで僕は、スマブラ世界の神となる!!)

リーフ  「はあああぁぁぁ!!」
セーラ  「リーフ選手の最後の切り札、アンリミテッド・ウェポンが発動!!
      これで四牙の狂犬をわんちゃんにしてしまうのかしら!?」
ライナス 「甘えぞ!そのル○ージ直伝の緑色の結界は見破ってるぜ!
      …結界の外から、本体を手斧でやればいいんだろ!…ふんっ!『横B、手斧』」
リーフ  「グワアアアァァー!!(ピキーン!☆)」
セーラ  「……し、勝者はライナス選手!」

観客一同 「ウ オ オ ォ ォ ォ ー ーー ッ ッ ッ ! ! ! ! ! !」

ライナス 「…まずまずな奴だった。
      …後二回勝てば、俺の願いが叶うぜ!」
ロイド  「そういえばライナスの願いは…」
ニノ   「確か『自分だけの毛布が欲しい。』って言ってたよね…」
セネリオ 「酷い依存症です」

《控え室》
リーフ  「…くぅ…」
ナンナ  「リーフ様、負けてしまいましたね」
リーフ  「う、うん…」
ナンナ  「でもリーフ様、凄くかっこよかったですよ///」
リーフ  「…ナンナ…」
ミランダ 「べ、別に私もナンナと同意見じゃないからね、勘違いしないでよ//」
サラ   「リーフのいくじなし。
      …でも、ほんの少し見直したわ」
ティニー 「リーフ様、男ならファイトです!」
リーフ  「ははっ……ミランダ…サラ…ティニー…四人とも励ましてくれてありがとう」

154 :大乱闘FEブラザーズ 16章 6/6:2009/09/28(月) 14:49:19 ID:7a0H3DVx
ドロシー 「さぁ二試合が同時に終了し、会場は更にヒートアップしております!」
観客一同 「( ゚∀゚)o彡°もっと見せろ!もっと見せろ!」
ドロシー 「次の試合は、本来ならエイリーク選手VSラナ選手なのですが、ラナ選手が大会を辞退しましたので、
      色々な意味で因縁があるであろうエイリーク選手VSリオン選手となりました!!」

看護婦  「エイリークさんの試合がそろそろ始まるそうですよ」
ディアドラ「もう試合ですか…準備をしないと…」
(意識を失ったままのシグルドとアルヴィスを見つめつつ、優しく呟く)
ディアドラ「シグルド様、アルヴィス様……仇は必ず取りますので、空から見守っていて下さいね」
シグ・アル(ちょww私達はまだ死んでないぞ!)

エイリーク「遂に…チャンスが巡って来ましたね。
      …リオン…」

ミカヤ  「エイリーク頑張りなさいよ!」
マルス  (…姉さん…)
エフラム 「…エイリーク…リオン…」
アイク  「エイリーク、自分の力を信じろ」
ラナオウ 「エイリークよ、負けてはならぬぞ」
漆黒の騎士(うむ、リオンを救い出せるのはお主だけ。
      …あやつを頼む)

魔王リオン「…エイリークか…だが何人たりとも我は止められぬ。
      我は至高の身体を持って復活する!…恐怖に震えるがいいわ!!?」

ドロシー 「今回のステージは聖魔の光石、終章にも出た魔殿です。
      あまりの美しさに心を奪われがちですが、時々穴から放たれるドラゴンゾンビの息吹には気をつけて下さい!」

3!、
エイリーク「リオン…行きます!」
2!、
魔王リオン「…来い」
1!、

ドロシー 「ス タ ー ト で す !!!」

17章へ続く