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Last-modified: 2011-06-01 (水) 22:55:38

251 :イドゥンさんと結婚式 1/12:2009/10/07(水) 12:11:41 ID:DkoMU0kt
竜王家視点からネタを書いてみた

《竜王家》
三巨頭以外「…結婚式!?」
デギンハンザー「そうだ」
メディウス「わしらの古き友人の息子の息子の娘の娘の息子の(以下略ry)の娘の結婚式なのじゃよ」
ユリウス (……何世代目の結婚式なのか数え切れなかったorz)
ガトー  「本来はわしら三人とクルトナーガ、ヤアンだけが行っていたのじゃが、
      今回はぜひわし達五人以外の竜王家メンバーにも来て頂きたいという事だそうだ」
デギン  「いずれみな誰かと恋に落ち、結婚をするはず。
      …今のうちに結婚式がどんなものか知っておくのも悪くなかろう」
クルトナーガ「父上の言うとおりですね、良い機会だと思います」
アインス 「…デギンハンザー様、真に恐縮なのですが
      メイド係のノインとゼクス、フィーア、エルフも結婚式に参加したいと…」
デギン  「…よかろう。お前らは竜王家の為に今まで良く働いてくれた。
      骨休めとして、彼女達の同行を許そうではないか」
ノイン  「…ふっ…」
ゼクス  「やったー!」
フィーア 「とても嬉しいです…!」
エルフ  「うふふ…」
ユリア  (すでに自分とセリスの結婚式がどんなモノか妄想中(*´Д`)ハァハァ)
ニルス  「姉さん姉さん、よだれ拭いてよ」
ニニアン (すでに自分とエリウッドn(以下略ry)
ニルス  「……情けない姉さん達だ、今妄想したって現実になる訳じゃないのにさ」
ファ   「わーい、けっこんしきけっこんしきー!」
チキ   「マルスお兄ちゃんも来るのかな~?」
ミルラ  (エフラムは来るのでしょうか…?)
アル   「ティーナも結婚式を見てみたい。って言ってたな…自慢してやるか」
ヤアン  「今度のモノはどの様なモノとなるのだろうな…クックック」
イドゥン (結婚式…お爺様の書物に色々と書かれてありましたが、実際の物は知りません…
      …見てみたいです)

‐ しかし彼らはまだ知らなかった。
  もう既に、この結婚場を舞台にした運命の歯車がゆっくりと回りだしていた事に…

252 :イドゥンさんと結婚式 2/12:2009/10/07(水) 12:12:37 ID:DkoMU0kt
《結婚式 当日》
イドゥン 「…これが…結婚式の会場ですか…!」
クルトナーガ「今回の結婚式は今まで以上に派手ですね」
ヤアン  「クク…悪くないな」
ユリウス 「良い所だな」
ニニアン 「とても素晴らしいです…!
      教会の前には薔薇で出来たアーチ(※沢山のUを反対にしたトンネルの様な道)、
      教会から一直線に伸びる赤いカーペット、
      そして美しい緑の庭…正に芸術の様です…!?」
ユリウス※『 爆 笑 ! レ ッ ド カ ー ペ ッ ト !!?』
ニルス  「ちょww突然どうしたのユリウス兄さん!?」
ユリウス (な、何故か突発的にそう叫びたくなってしまった。何故だろう…?)
ガトー  「教会の中も見ておこうかの」

《教会内》
ユリア  「マ、マンマミーア……これは凄い…!」
ニルス  「某配管工自重」
クルトナーガ「ほぅ、相当力を入れてますね。
       シャンデリアしかり、飾りつけしかり…恐らく新婦のウェディングドレスもかなりの物でしょう…
       スクリーンの前の皆さんに絵でお見せする事が出来なくて残念な程です」
ファ   「スクリーンのまえのみなさま?」
クルトナーガ「な、何でもないですよ」
ヤアン  「クックック…我の宮殿の方が素晴らしいがな」
アル   「はいはい」
ヨーデル 「おや、貴方は…デギンハンザー氏ではありませんか」
デギン  「ヨーデル殿、貴方が司祭役ですか!」
ヨーデル 「ええっ、新郎がエリミーヌ教の修道士ですので、ぜひお願いしたいと言われましてね
      …とてもお幸せそうな二人ですよ」
?????「ユリウス様!」
ユリウス 「ん…っておわぁ!イシュタル、来ていたのか!?」
イシュタル「はい、この結婚式にはフリージ家の皆様もご出席なさるのですよ」
ユリウス 「な、なるほどな」
イシュタル「こんにちは、デギンハンザー様にガトー様、そしてメディウス様」

253 :イドゥンさんと結婚式 3/12:2009/10/07(水) 12:13:23 ID:DkoMU0kt
メディウス「ぬっ…お主は…イシュトーだったかの?」
イシュタル「ある時は金銀リメイクにも登場した岩使いのジムリーダーで、
      又ある時はサトシの良き付き人&ポヶモンブリーダー&お姉さんハンター……って違~う!!
      私はイシュタルです!」
ニルス  (…その美人な見た目からは想像もつかないボケツッコミ…)
アル   (しかもそれタ○シじゃないか…)
ニルス  (イシュトーって見た目は髪を銀に染めた○ケ○だから別に良いんじゃね?)
デギン  「話はそれまでにしておこうか…所で他に出席してる家族は居ないかな?」
イシュタル「竜王家、フリージ家を除くと大半が一般人ですが、確か…」

セリス  「…うわぁ…結婚式ってこんな所でするんだ…!」
マルス  (シーダとはこんな会場で式を挙げたいね)
アイク  「料理はまだか?」
アルム  「この結婚式会場で結婚しても良いかもね」
セリカ  「そうねアルム」
アルム  「セリカ…」
セリカ  「アルム…」
シグルド 「何処に行ってもKINSHINは許さんぞおおお!!」
アイク  「料理はまだか?」
デギン  「ここに居たのか、主人公兄弟家の者たち」
エリンシア「デギンハンザー様!…貴方も呼ばれたのですか?」
デギン  「まあな」
ミカヤ  「私達はシグルドの会社の取引先である、大財閥の社長の孫娘のご結婚という事で呼ばれました」
アイク  「料理はまだか?」
イドゥン 「皆様、こんにちは」
リーフ  「イドゥンさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
ユリウス 「セリス、お前も来てたのか」
セリス  「うん!ユリウスに会えて嬉しいよ!!」
ユリア  (ユリウスニイサマ・・・コロス・・・!!)
ユリウス (汗)
アイク  「料理はまだか?」

254 :イドゥンさんと結婚式 4/12:2009/10/07(水) 12:14:46 ID:DkoMU0kt
ミカヤ  「所で竜王家の皆様はウェディングトレスは見ましたか?」
デギン  「うぇでぃんすどれす?」
エルフ  「うふふ…我が主は俗に言うカタカナ言葉に疎いので……
      デギンハンザー様、つまりは新婦が着る儀式装束の事で御座いますわ」
デギン  「そ、そうか……わしも気になっていた所だ。イドゥンとユリア、お前らも見に行くか?」
イドゥン 「…はい」
ユリア  「wktkクマー」
アイク  「ウェディングドレス…それが料理の名前か?」
ニルス  (このゴリラ、今回もの凄くいらない子だな…)

《教会内 試着室》
イドゥン 「ああ、これは…!!」
ユリア  「自分が見ているものが信じられません…!!」
新婦の女性「ふふっ、綺麗でしょう」
デギン  「美しいな、絵で見せられる事が(以下略ry」
新婦   「貴方は確か…イドゥンさんとユリアちゃん…だったかしら?」
イドゥン・ユリア「あ、はい。よろしくお願い致します」
新婦   「こちらこそ(ニコッ」
イドゥン (あまりにも美しい笑顔…この瞬間が幸せだという笑顔…///)
デギン  「所であの男との問題は解決したのか?」
新婦   「え、ええ…まぁ……(露出した手を隠す)」
イドゥン (…この人、嘘をついている…
      目がお爺様を見ていないし、やけに肌の露出を抑え、口調が変わった…?何故…?)

アナウンサー「教会並びに庭園の皆様、式の準備が出来ました。教会内にお越し下さい」
デギン  「むっ、そうか。
      …行くぞ、ユリア…イドゥン」

謎の男  「…くぅ…何故だ…何故逃げた……」
イドゥン 「?」
ユリア  「どうしましたイドゥン御姉様?」
イドゥン 「あ、いえ…何でもありません」

255 :イドゥンさんと結婚式 5/12:2009/10/07(水) 12:15:52 ID:DkoMU0kt
《教会内》
ヨーデル 「それでは新郎新婦様のご入場です!」

チャチャチャチャーン! チャチャチャチャーン! チャチャチャチャン、チャチャチャチャン、チャチャチャチャン、チャチャチャチャン、
チャン、チャーーンチャーーン! チャチャチャチャチャ チャララララララン! チャンチャンチャン!! (結婚式の時に流れる曲以下略

一般人男A「(新婦を見ながら)うお、」
一般人男B「眩し!」
一般人男A「MUSASHI乙…新婦が綺麗だなぁ」
一般人女A「そうね、でも新郎さんも中々のモノよ…何と例えれば良いのかしら?
      気品に満ち溢れてて、何か相当人徳のある人に思えるわ」
一般人女B「それはそうよ。新郎はエリミーヌ教の修道士様。羨ましい位にお似合いの二人ね」

ユリア  ( (//゚∀゚)…… ←心を奪われてる)
ニニアン ( (//゚∀゚)…… ←心を奪われてる)
ガトー  「素晴らしいものじゃのぅ」
メディウス「うむっ、そしてこれでやっとあの子も幸せになれるのじゃな…」
イドゥン 「あの子?…新婦さんに…何があったのですか?」
メディウス「…ぬっ…あ…うむ」
デギン  「あの新婦は大学で竜学を専攻していてな。その時に知り合う事となったのだ」
イドゥン (…………)
メディウス「…大財閥の孫娘故、あの子は過去に政略結婚させられそうになった過去があっての」
イドゥン 「せいりゃくけっこん?」
ガトー  「つまりは男性と女性、その両方の親が利益の為に無理矢理子供を結婚させる事じゃ」
イドゥン 「…酷い…お爺様の書物には、
     『結婚とは、真にお互いを愛する者達がするべきモノである』
      と書かれていました」
メディウス「わし等だってそう信じたい。
      しかしイドゥンよ、この世界には金や欲の為なら家族の幸せをも犠牲に出来る輩が居るのじゃよ」
デギン  「あの子はある有名な政治家の息子と結婚させられる所だった」
ガトー  「その結婚で、あの子が不幸になる事は目に見えていたのでな
      竜王家の人脈やブラック・メール、殺害予告を出して何とか阻止したのじゃ」
ユリウス (人脈はともかく後二つはちょっと待てやコラwwwwww)
イドゥン 「…そんな事が…」

256 :イドゥンさんと結婚式 6/12:2009/10/07(水) 12:16:55 ID:DkoMU0kt
ヨーデル 「それでは次に、新郎の父君の花向けの言葉とさせて頂きます」

アイク  (…zzz…zzz……ニクリョウリハマダカ…ムニャムニャ…)
マルス  「ちょwwアイク兄さん寝てるwww」
ヘクトル 「いくら俺でも流石に結婚式で寝る様な真似はしねーぞ!
      …第一フロリーナに『どんなモノか…見てきて教えて下さい』と言われてきたしな」
リン   「ヘクトル、うぬの頭上に死兆星が輝いておるわ!」
セネリオ 「酷い有様です」
ミカヤ  「こんな調子ならアイクの結婚は無理かしらねorz」
エリンシア「そうですわね御姉様orz」

アイクの嫁候補一同
「「「あ、あれ?…目から突如汗が…(´;ω;`)」」」

新郎の父 「会場の皆様、私の息子の結婚式にお越し下さって真にありがとう御座います
      息子と息子の妻になろう美しき女性は、ある教会で知り合ったと聞かされました
      彼女は…理由は言いませんでしたが…心身共に辛い状態にあったそうで、息子に相談をする内に
      親しくなり、そして最終的にはこうして結婚する事となった次第であります。
      出すぎた真似かもしれませんが、もしや誰か親しい者の暴力が原因だったのかもしれn」

        お 前 は 黙 れ ! ! ! !

ヨーデル 「み、皆さんお静かにして下さい!…一体誰ですか、今の暴言を発言したのは!」

257 :イドゥンさんと結婚式 7/12:2009/10/07(水) 12:20:25 ID:DkoMU0kt
謎の男  「俺だ!」
イドゥン (あの人は…さっきの…)
謎の男  「なぁ、今幸せみたいだが…どうして俺から逃げた!」
新婦   「あ、当たり前です!私の財産目当ての結婚だと言う事は分かっていましたし、
      貴方は私を愛してなんかくれなかった…
      私から必要としていたのは大財閥の跡継ぎになるその権利、そして妻という名の忠実な奴隷だけ…
      私が少しでも反抗すれば暴力を振るい、力で支配してきた…
      そんな生き地獄が嫌だったから、貴方から逃げた!そしてこんな私を救ってくれた修道士様と、
      幸せになりたいの!…だからもう帰って!!」
謎の男  「…言いたい事はそれだけか?(ニヤ・・・」
イドゥン (……まさか!)
(懐からキルソードを取り出す)
謎の男  「ならばこんな結婚式、めちゃくちゃにしてくれる!
      死ねええぇぇ!!」
イドゥン 「新婦さん危ない!」
(…ドスッ!!)
イドゥン 「!!…うぐ…くぅ…」
新婦   「…ああっ…イドゥンさん、私をかばって…!?」
イドゥン 「…どうして…」
謎の男  「!!」
イドゥン 「どうして…見えないのですか…?
      あのお二人の…幸せそうな…姿…が……うぐっ(気絶」

258 :イドゥンさんと結婚式 8/12:2009/10/07(水) 12:26:21 ID:LSC1X+p3
デギン  「GYAWOOOOOO!!!?
      SATSUGAIせよ!!SATSUGAIせよ!!!?」
ユリア  「お、お爺様落ち着いて下さい!」
ユリウス 「イ、イドゥンの姉貴は気絶しただけだから、心を落ち着かせる作業に戻るんだ!」
デギン※ 「あの男は弱者、生きるに値しない。ファイナライズして地獄に送ってくれる!!」
二人   (何の話だーっ!)

エリンシア「し、信じられませんわ」
リーフ  (…グルル…)
ミカヤ  「リーフ?」
リーフ  「あ の 野 郎 は 絶 対 許 さ な い ! !」
ヘクトル 「うぉ!リーフの奴凄いキレてやがるな」
ミカヤ  「無理も無いわ、場所が場所だから自重してるけど、あいつは許せないわ!」

謎の男  「…とにかく、これでやっとあの女を…」
リーフ  「僕が相手だ!」
謎の男  「…誰だオマエは!」
リーフ  「僕の大切な人に怪我させた以上、絶対に生かさない!つ『銀の剣』」
謎の男  「ならばまずはおまえからだ!」

イシュタル「彼女はどうですか?」
新郎   「うーん、傷口はすぐにリライブで治癒しましたので、命に別状はありませんね」
デギン  「(落ち着いた)それは何よりだ。場合によってはあの男とその親族をみな焼き尽くしていた所だ」
メディウス「とにかく、二人はココに残るがいい」
新婦   「はい…」
ガトー  「とにかくこの騒ぎが収まってから、物事の存続を決めるかの」

259 :イドゥンさんと結婚式 9/12:2009/10/07(水) 12:27:27 ID:LSC1X+p3
マルス  「…リーフ…」
リーフ  「おりゃあああぁ!!」
謎の男  「ふんっ!」
アイク  (…zzz…zzz…)
マルス  「おい、アイク兄さん起きろ!」
アイク  「……ん…料理が出てきた…のか?」
マルス  「違いますよ!……(ピキーン☆!)
      …アイク兄さん」
アイク  「ん?何だ…それよりもリーフと誰かと斬り合いをしてるんだが、一体どういう事だ?」
マルス  「それは…カクカクシカジカ」
アイク  「……!!?」

謎の男  「はぁ!」
リーフ  「ぐわああ!」
謎の男  「俺は政治家の息子だからな…こんな事もあろうかとドーピングで強化してるのさ!」
リーフ  (…くっ…ごめん、イドゥンさん…ナンナ…)
謎の男  「終わりだ……ってな、何だこのゴリラは!?」
アイク  「どうして俺の料理の邪魔をした」
謎の男  「(゚Д゚)ハァ?」
アイク  「マルスが言ってたが、お前が料理を出すのを遅らせてるそうだな
      …悪いがアンタはここまでだ」
謎の男  「黙って死ねぇぇぇ!」
(カッキーン!! NO DAMAGE)
マルス  「あ~あ、アイク兄さんを怒らせやがって、馬鹿な奴だ」
ヘクトル (嘘ついてけしかけたのはお前じゃねーかwww)
アイク  「ぬぅんっ!!つ『天空』」
謎の男  「ギイヤアアアアアアア!!!」

謎の男  「うぐっ…今に覚えていろ…政治家である親父が、黙ってないぞ…
      お前らの家族は…終わり…だ!」
アイク  「政治家…?それは美味いのか?」
謎の男  「えっ」
アイク  「…一つだけ言っておく。俺の家族とココの皆、そして肉料理に手を出すな。
      もし誰か一人でも傷ついた時は……俺 は お 前 を 絶 対 に 許 さ ん」
謎の男  「!!…ヒッ、ヒイイイイイイ!!(逃走」
セネリオ 「今の発言はマルスに頼まれて言われた事ですか?」
アイク  「ああっ、でも俺の本音でもあるな。
      …所で料理はまだなのか?」

262 :イドゥンさんと結婚式 10/12:2009/10/07(水) 13:27:29 ID://V6821U
ニルス  「(アイクを見ていた)…どうやら彼が馬鹿を追い払ったみたいだよ」
デギン  「そうか、ではベルン警察署に通報しておくか」
ガトー  「あの男を…恨んでいるのか?」
新婦   「はい、あの男は本当に…本当に許せません!
      ……所で」
メディウス「うむ、どうした?」
新婦   「…この結婚式、取りやめに出来ないでしょうか?」
ニニアン 「えええっ!?」
新郎   「どうしてそうなさるのですか!…まさか…」
ヤアン  「ククク…大層な意見だが、理由はあるのか?」
新婦   「先程の襲撃もそうですけど、私達はまだ結婚しない方が良いのではないでしょうか…?」
新郎   「…ふむっ、エリミーヌ様に祝福されていたと思われたこの結婚…
      アナタの言う通り取りやめた方がいいのかもしれませんね。
      また別の機会にでも、出来れb」
???? 「そ、それは駄目です!」
ユリア・ウス「「イドゥン御姉様(姉貴)!」」
ガトー  「起きていたのか」
デギン  「傷は大丈夫か!?」
イドゥン 「わ、私は大丈夫…です
      し、新婦さん…やめては駄目です。そんな事をしたら、幸せに…ぐっ…なれません」
新婦   「イドゥンさん…」
イドゥン 「今ここであきらめたら…あの人の…思う壺です。
      あの人に…本当に復讐したいのなら…今…幸せになるべき、です!」
一同   「!!」
デギン  「もう話すな。…この特効薬を飲めば、直ぐに動ける様になるだろう」
イシュタル「……結局、この結婚式はどうなるのでしょうか?」
新婦   「…続けましょう」
新郎   「!」
新婦   「私、今やっと目が覚めた様な気がします。…イドゥンさんの言う通りです。
      (新郎を見ながら)今この時を逃せば、永遠にあなたと一緒になれない…
      …改めて、私と結婚してくれますか?」
新郎   「勿論です!…エリミーヌ様、
      そして全ての生ける者達に誓って貴方を幸せにしてみせましょう!」
ニニアン・ユリア「 (//゚∀゚)」
イドゥン (…良かった…)

263 :イドゥンさんと結婚式 11/12:2009/10/07(水) 13:28:46 ID://V6821U
ヨーデル 「新郎よ、エリミーヌ様の名において、この女性を生涯守り通す事を誓いますか?」
新郎   「…誓います」
新婦   「はい…」
ヨーデル 「それでは、誓いの儀式を」

ウ━オ━オ━オ━オ━(゚∀゚)━オ━オ━オ━オ━オ ! ! ! !

‐ こうして結婚式は、終わりを告げた…

《そして時間は経ち、披露宴へ》
アイク  (ガツガツ・・・ムシャムシャ・・・バキバキ・・・ゴックン☆)
エフラム (うわぁ…某ピンクボールを彷彿とさせる食べっぷり…)
ミカヤ  「こらっ!行儀悪いわよアイク!」
エリンシア「私は大丈夫ですけど、他の嫁候補達が見たら幻滅しますわね…」
アイク  「披露宴に出る肉料理うめぇ」
ヘクトル 「アイク兄貴…少しは周りを見ようぜ(;つД`)」
新郎   「ははっ、大丈夫ですよ」
新婦   「あの男を退治して下さった英雄ですもの、どんどん食べていって下さい」
アイク  「そうか、感謝する(バリバリバリゴクゴクゴクムシャムシャコノヒトデー!タスケテエイリーク!ガツガツバクバク・・・ゴックン☆)」
アル   「(パクッ)…た、確かにこれ美味いな!」
アイク  「…そうだ!エリウッド……確かビニール袋を持っていていたよな?
      それにありったけの料理を入れろ…食費が浮く筈だ」
エリウッド「き、気遣いはありがたいけどさ。
      その前に酷い有様過ぎて僕の胃がマッハでGO!で蝶サイコーーッ!!」
ニニアン 「(´;ω;`)」

リーフ  「ふぅ、酷い目に会ったよ……腹の中で誰かを見かけた気がするけど、気のせいかな?」
イドゥン 「リーフさん…」
リーフ  「イドゥンさん、傷は大丈夫!?」
イドゥン 「はい、もう治りました」
リーフ  (流石は竜族と言った所だなぁ…僕もそんな回復力が欲しいよ)
ニルス  (それはひょっとしてギャグで(AA略ry)

264 :イドゥンさんと結婚式 12/12:2009/10/07(水) 13:29:36 ID://V6821U
イドゥン 「…リーフさん」
リーフ  「ん?何なんだい?」
イドゥン 「…ありがとうございます」
リーフ  「えっ、何の事さ?」
イドゥン 「セリスさんが言っていました…私が倒れた後、あの人と戦ったって…」
リーフ  「えっ、あ、ああ…でも、特に覚えてないや。
      何と言うか、無我夢中だったからね」
イドゥン 「リーフ…さん…//」
リーフ  「…イドゥンさん……ぼ、僕は君の事がすkアッー!」

ヘクトル 「あ~あ、良いムードだったのにな」
マルス  「わっはっはっはっは!リーフがそう簡単に女を作れる訳がないじゃまいか(・∀・)
      でもその点僕は大丈夫!常にシーダとラブラb」
ヘクトル 「そういや昨日シーダがカシムと一緒に買い物してる所を見かけたぞ」
マルス  「(ム○クの叫び風に)嫌アアアアアアアアアアアアアァァ!!!?」

新郎   「それでは皆様、」
新婦   「ハネムーンに行って参ります」
アイク  「待ってくれ!」
ミカヤ  「アイク…?」
アイク  「観光に行くのだろう?」
新婦   「え、ええ」
アイク  「肉料理を奢ってくれた例だ。俺が知る良い場所に連れて行こう」
エリンシア(アイクって結構義理堅いのですよね…でも肉料理うんぬんは勘違いですわ!)
新郎   「…どうします?」
新婦   「…アイクさんに任せましょう。それではお願いします」
ミカヤ  「ま、待ってよアイク!一体何処に行くのよ!?」
アイク  「大丈夫だ、一週間もすれば帰ってくる。
      予定ではラグドゥ遺跡、港町トハ、マハレスト高山、倒置法ツアー等だな。
      …修行のついでだ」
新郎新婦&イドゥン&アイク以外 『『『『修行のついでにそんな危ない所に連れて行くなーッ!!』』』』
ヤアン  「…まぁアイクが居れば安心だろう、ホテルの予約はベニグオン皇帝を使えば良いしな、クックック」

新郎・新婦「それでは皆様…行ってきます!!」

イドゥン (結婚…ですか………私もいつか…出来るのでしょうか…?
      そう、いつの日にか……心の底から、愛せる人と……)

265 :イドゥンさんと結婚式 小ネタ/12:2009/10/07(水) 13:30:43 ID://V6821U
アルム  「…所でさ」
ミカヤ  「?」
アルム  「アイク兄さんってフラグクラッシャーだからさ、あの二人のフラグ…折れない……よね?」
全員   Σ(;゚Д゚)!!

終わり