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Last-modified: 2011-06-01 (水) 23:36:17

ミカヤ「エリンシア、ちょっといい?」
エリンシア「なんでしょうお姉様?」←皿洗い中
ミカヤ「今晩、サザと騎士様とペレアスさんが来るのよね。で、私の手料理が食べたいらしくて。
今日の夕飯は私一人で作るわね」
エリンシア「 <◎> <◎> ;」
ガシャーン!←皿の割れる音
ミカヤ「何その反応」

しっこく「やあ(´・ω・`)」
ぺ様「そういうわけで」
緑「やってきたんよ」
しっこく「乙女の手料理……考えただけで」
しっこく&ぺ&緑「ブバァァァ!!」
リーフ「ちょwwこのひとでなしー!」
ロイ「でも、そういえば家族の僕達でもミカヤ姉さん一人で作った料理って食べたことないね」
マルス「う~ん、そういえばいつもエリンシア姉さんが一緒に作ってたから……
リン姉さんの料理初挑戦は肉のまるやきに挑戦してただの炭に終わったよね。
アイク兄さんを泣かすなんてさすがリン姉さん!僕達にできないことを平然とやってのけるッ」
ヘクトル「そこにシビれる!あこがれるゥ!」
リン「そうかわかった。死ぬ準備をしろ!!」
M&㌶「ギャアアアア!!」
エイリーク「あら?そういえばエフラム兄上は?」
セリス「えっと、ミルラちゃん達がくれたクッキーでおなかいっぱいなんだって。
えへへ、うらやましいな~」
エイリーク「そうでしたか…」(兄上……(´;ω;`)ウッ…)
セリカ「アルムのお弁当はいつも私が作ってるのよ。
もちろんアルムの作った野菜をたっぷりと使って」
アルム「いつも美味しいお弁当をありがとうセリカ。
こんな美味しいお弁当を毎日食べれて、キレイで優しいセリカがそばにいてくれて……
僕は宇宙一の幸せ者だよ」
セリカ「アルム……女性の手料理は愛情とミラ神への信仰心が調味料なのよ……いつも残さず食べてくれてうれしい……」
アルム「当たり前じゃないか!ああ、セリカ…」
セリカ「アルム…」
シグルド「KINSHINは許さんぞー!」
アルム「いつもいつも邪魔をしおって」
セリカ「土でも食って寝てろ!」
シグルド「お兄さんは許しませんからね……(´;ω;`)」

550 :536:2009/10/25(日) 16:02:36 ID:94NQnU3F
エリウッド「ミカヤ姉さんの料理か……ウッ、考えただけで胃が……」
ロイ「あれ?アイク兄さんたちはともかくエリウッド兄さん食べたことあるの?」
エリウッド「寝込んでいるときに、ちょっとね。ああ…あの時は夜眠れない日が続いたよ…」
緑「ちょ、なんなんよその反応」
しっこく「まさか乙女は料理が下手なのか……?」
シグルド「いや、下手ではないのだが…」
エリンシア「なんというか……その…期待すると拍子抜けというか」
ぺ様「なんだか不安に…」
緑「団長!ほんとのところどうなんよ!?」
アイク「ミカヤ姉さんの料理か…おもしろいぞ?」
一同「(・ω・)?」
アイク「いや、だからおもしろいぞ」
ロイ「え、なにその評価。味は?」
アイク「おもしろいぞ」
ロイ「……エリンシア姉さん」
エリンシア「……確かに面白いですわね」
シグルド「ああ…確かに…」
エリウッド「胃がぁ」
一同「……(・_・;)」

551 :536:2009/10/25(日) 16:03:53 ID:94NQnU3F
ミカヤ「できたわよ~」
ぺ様(見た目は美味しそうなシチューとクロワッサン……)
緑(鬼が出るか、蛇が出るか……)
一同「ゴクリ…(゜ω゜;)」
ミカヤ「筒抜けなんだけど…いいから食べなさい」
一同「いただきます」
パクッ
緑「え?」
ぺ様「あれ…?」
ロイ「なんで?」
リーフ「ひとで…な…し?」
マルス「あり得ない…この感じ、まるでエイリーク姉さんが巨乳になっているというか…」
エイリーク「なぜ?この味は常識ではありえない…?
あ、マルスは後で私の部屋に来なさい(゜ω゜#)」
アイク「やるな、ミカヤ姉さん。今日の料理もおもしろい」
ミカヤ「ちょっと、みんなしてなによその反応は」
ぺ様「いや、美味しいんだけど……」

552 :536:2009/10/25(日) 16:05:28 ID:94NQnU3F
緑「なんでみそ汁の味がするんだ…?」
ロイ「えっ!?僕のは煮物の味がするよ!?」
エリウッド「僕のは担担麺か…胃が…」
ヘクトル「このパンうめーけど、カレーパン…?」
セリス「やだなあジャムパンでしょ?」
リン「え?ピロシキじゃないの?」
マルス「もはやパンですらないパイナップルの味と食感がする僕の味覚は変ですかそうですか」
ミカヤ「もう!どこからどう見てもブイヤベースとクルトンの入ったサラダじゃない」
一同「なん……だと……?」
緑「…!なるほど、さすがミカヤ、ジョークも一流だな」
ミカヤ「おい」
アルム「いや、ブイヤベースはともかく、いやブイヤベースもおかしいんだけど」
セリカ「これをサラダとのたまう時点で邪神の介入を疑うわ」
ユンヌ「いいえ…いくら私でもこんな完成された混沌と呼ぶべきものは作れないわ…
やはり神も不完全なのよ……さすがね、ミカヤ」
ミカヤ「つメダリオン」
ユンヌ「イヤァァァァァァ!!アイクハァハァッーー!!」
ロイ「いやいやいや、同じ鍋から取り分けたものなのにそれぞれそこまで味が違うっておかしいでしょ!!」
リーフ「ロイ、ちょっと分けて……ああ、煮物の味だぁ。僕のは味も食感も栗きんとんだったのに……このひとでー」
ミカヤ「なによなによ、さっきから聞いてれば人の手料理がまるで摩訶不思議アドベンチャーみたいなこと言って」
マルス「そう言ってるんですが(^^;)」
ミカヤ「むきー!」
アイク「俺はミカヤ姉さんの料理は好きだぞ?何を食べても肉の味がする」
ミカヤ「アイクはいい子ねぇ…お姉ちゃん涙出ちゃう」
セリス「ぼ、僕もミカヤ姉さんの料理は好きだよ!外じゃ食べられないスゴイ料理だもん!」
ミカヤ「セリスもいい子ねぇ…お姉ちゃん涙出ちゃう」
ロイ「いや、褒めてないって気付こうよ」
アイク「今日のもおもしろくてうまいが、ミカヤ姉さんの料理は鍋ものが神髄だぞ」
セネリオ「闇鍋ですか、さすが闇属性。酷い有様ですねわかります(><)」
ヘクトル「お前が言うな」

553 :536:2009/10/25(日) 16:06:50 ID:94NQnU3F
アルム「あはははは、この料理は俺が全部食いつぶしてやる!!」
セリカ「いやぁ!!帰ってきてアルム!!」
ぺ様「あははははははミカヤ……僕は、そんな君が好きだよ。だから…君に頼みたい。
僕を殺してくれ。その料理で」
ミカヤ「できません!できませんっ!常識で考えてみてください……っ!(^ω^#)」
緑「ペレアス自身の望みだったんだ!”血の不思議料理”から逃れるため、それで心を壊して……」
シグルド「ペレアス君は、魂の死をもって使命を果たされたのです。
ご立派な最期でした。彼の尊い犠牲によって兄弟家は救われ………」
ミカヤ「……救われてなんかいないわ」
シグルド「なんと!?」
ミカヤ「御覧なさい。”おかわり”は残っている。デザートもある。ペレアスさんの死は…無駄だったのです!」
ヘクトル「ま…さか………や……ぁ……」
セリカ「返してっ!わたしのアルムを……っ
返してちょうだいっ!!」
エリンシア「お姉様……誰かと一緒に作られた時はまともな料理になりますのに、なぜ……」
リン「罪は認める。争いを起こさないよう努力し、家族に迷惑をかけないよう行動する。
だからミカヤ姉さん!もう一度だけ、私達で作り直す機会をくれないか?」
ミカヤ「判決は覆さぬ。再考を望むことすら許さぬ。私はもう作ってしまったのだから」
リーフ「………わかった。だったら、とことん食べるまでだ。料理を完食して家族を元に戻す」
エリウッド「……これを、完食する?」
リーフ「僕は、いままで……どんなにサバイバルな生活環境でも立ち上がり、最後には生き残ってきた。
僕にはおねいさん達がいる。守るべき男のロマンが在る。僕の戦いは常に、かけがえのないエロスを掴み取る…そのための戦いだ!行くぞっ!!」
4人娘「どうぞどうぞ(^^)」
リーフ「いやぁぁぁ!そんなにいっぺんに詰め込まないでぇぇ!口の中がこのひとでなしー!!」
セリス「リーフ先生の次回作にご期待ください」

554 :536:2009/10/25(日) 16:08:39 ID:94NQnU3F
ミカヤ「みんなしてひどい……くすん」
サザ「ミカヤ、もう泣くな。たとえ料理が摩訶不思議で人外の産物だったとしても俺は変わらずミカヤを守る!!
いつも傍にいてくれミカヤ……俺が全力で護るから…決して泣かないでくれ。
それに俺は昔スラム育ちだったんだ、こんな料理くらいいつでも完食する…
ぜったいとは言えない。けど……努力はする。それじゃ、だめか?」
ミカヤ「サザ……」
緑風「ミカヤ……」(よし、これでフラグはたったんよ☆⌒(?ω・))
ミカヤ「リザイア(^ω^#)」
緑虫「ぎゃぁぁぁ!吸われるぅぅ!!…あ、でもちょっと快かn」
ミカヤ「バルオーラ(^ω^#)」
緑「ぎゃぁぁぁぁ!毒!毒!」
しっこく「乙女よ……」
ミカヤ「なんですか騎士様まで馬鹿にするんですか?」
漆黒の騎士「まさか。乙女の料理に感動していたところだ。すばらしい」
一同「えっ」
漆黒の騎士「これこそ母の味とでも言うべきものなのだな。いや、久方ぶりに良いものを食べることができた。感謝する」
ミカヤ「騎士様……///」
一同「なん……だと……」
緑毒「ちょっと待つんよ!フラグのために適当なこと言ってるんじゃないんよ!!」
ミカヤ「…黙って見ていろ(^ω^#)」
緑毒「(´;ω;`)」
アイク「ミカヤ姉さん、おかわり」
ミカヤ「アイク!ああ、あなただけは私の料理をいつも全部おかわりさえも残さず食べてくれるのね……いい弟を持って本当に私は(ry」
しっこく「え?あれ?乙女?(´;ω;`)」
ロイ「さすがアイク兄さん、他人のフラグをへし折って、自分のフラグを立てるとは」
マルス「僕達のできない(ry」
アイク「まあ、肉の味さえすれば何でもうまいからな」
ミカヤ「おい(^ω^#)ピキピキ」
エリウッド「そしてしっかりフラグをクラッシュ…僕の胃は蝶サイコー!」

セフェラン「ミカヤの料理の腕は私が育てた」
オルティナ「今では私がペルシス家の料理を作っています。ゼルギウスが食べるのはもちろん私の手料理。
なぜなら彼もまた、私の息子だからです。」
しっこk……ゼルギウス「いやあぁぁぁぁ!!ポイズンクッキングはいやぁぁぁ!!」
オルティナ「ララムは私が育てた」

オマケ
イレース「セフェランさんの手料理はミカヤさんのと同じ味ですね…おいしいです(^q^)」
サナキ「うむうまい、やはりセフェランの料理を食わぬと一日が終わった気がせぬのう」
セフェラン「サナキ様……」
シグルーン「サナキ様とセフェラン様ハァハァ」
オルティナ「ルベールちゃん、ゼルギウス、た~んと召し上がれ♪」
ルベール(毒)「ぐぬぉぉぉおおぉうぅ……!!」
しっこk…ぜーやん(毒)「耐えろ…耐えるのだルベール……!!うぐっ」
オルティナ「ちなみに今日はタニスさんにも手伝ってもらいました☆」
タニス「オルティナ先生の料理は実に奥が深い。オスカー殿と対極を成すようだ。
さあ食していただこうか☆」
黒&ゼーンズフト(毒)「死んだ」

イレース「オスカーさん、ルキノさん、エリンシアさん、ミカヤさん、ミスト、セフェランさん、タニスさん、オルティナさん、ララムさん、レテさん、ヘザーさん……
おいしい手料理がたくさん食べれて幸せです……ふふふ……(^q^)」