22-242

Last-modified: 2010-06-19 (土) 00:54:59

242 :助けて!名無しさん!:2009/12/10(木) 19:35:56 ID:twdVb4UP
アーダン「それでは彼女なき男達の集い、第3回定例集会を開催する。
     みんなも知ってのとおり、この会は恋人を欲しつつも中々上手くいかない俺たちが
     どうすれば恋人ができるのか、お互いに情報交換しつつ恋愛テクを磨くための集いである。
     その精神に基づき活発な意見交換を希望する」
リーフ「それでは会員の現状報告に入るけど、先に名誉顧問のアトス様からメッセージが届いてるよ。
    読むね…貴様ら! ワシより先に彼女を作ることは許さん! …だってさ…」
アーダン「そんなん待ってたら何千年かかるかわからんからスルー。
     それじゃ俺から…今月の成果!
     流星軒の女将アイラに声をかけるも軽く流された上、後でホリンに月光剣をくらった。
     さりげなくエーディンに隣接したらケダモノよばわり……orz」
リーフ「…イ㌔…でもアイラさんは僕も狙ってるんだけどな…」
アーダン「早いもの勝ち!」
リーフ「勝ってないじゃん! 次は僕がいくね。
    いつもどおりアルテナおねいさんをナンパしてゲイボルグで刺される。
    セリシアさんに声をかけるも、貧乏臭くてタイプじゃないとかわされ、
    ルイーズ奥様に思い切って愛を告白、でも奥様は社交辞令と思って本気にせず…」
セティ(ティニーのデートへの誘い方の参考になれば…と思って参加してみればなんだこりゃ…
    フラレ話の暴露会じゃないか…)
アーダン「どうした? 次は君の番だが」
セティ「え…えーと…し、仕事が忙しくて成果はなし…orz」
アーダン「いけないな…上手に時間を作らないと彼女ができても長続きしないぞ?」
セティ「え…ええ、気をつけます…」
   (なんで年齢=彼女いない暦のアーダンさんに諭されてるんだろ…私も人のことは言えないが)

243 :助けて!名無しさん!:2009/12/10(木) 19:37:08 ID:twdVb4UP
ヒーニアス「ふ…哀れな奴らよ…ならば次は私がいかせてもらう…
      今月ついにエイリークにスク水とメイド服をプレゼントしたのだ!
      彼女の恥じらいの表情を見せてやりたかったな。
      私に心が大きく傾いていることは疑いない。
      まもなく正式に恋人となるであろう…」
リーフ(多分ドン引きしてたと思うけど)
ヒーニアス「ふふふふふふ…何かの参考になれば…と思ってここに来たが、むしろ君たちが私を参考にすべきだな」
セティ「はぁ……それじゃ聞きますけどティニーには何を送ったらいいと思います?」
ヒーニアス「そうだな…ウェイトレス服なんか似合いそうだな」
リーフ「それはヒーニアスさんの好みでしょ。それよりセティさん僕は応援してるよ!
    是非ともティニーとくっついて! それが駄目ならナンナでもサラでもミランダでも!
    彼女らも彼氏ができれば僕をゴミクズのように弄ぶのに飽きると思うんだ!
    …特にサラ! オススメ! 是非持ってって下さい!」
セティ「…あ…ああ、努力するよ…だが私はロリコンではないしあくまでティニー一筋だからね」
   (殺すぞこの野郎!)  

アーダン「今月の成果はこんなところか…誰もカップリング成立はナシか…」
ヒーニアス「待て、私は目前だといってるだろうが」
セティ「はぁ…でもこの間、エイリークさんはロストンのラーチェルさんと仲睦まじく歩いてましたよ?
    腕とか組んで」
ヒーニアス「単なる女友達のじゃれあいではないか」
セティ「はぁ…まぁ…」
   (そのわりにはかなり親密そうだったけどなぁ…特にラーチェルさんなんか、頬を染めて周囲にハートマーク飛ばしてたけど)

244 :助けて!名無しさん!:2009/12/10(木) 19:38:17 ID:twdVb4UP
アーダン「それでは今後の対策に入る、誰か意見はあるかな?」
ヒーニアス「私に関しては心配ないが、他の皆は上手くいきそうもないな」
リーフ「そうなんだ…22スレもの間、全力でおねいさんをナンパし続けても一向に成功しない…
    誰かいい情報ない? 貧乏っぽい葉っぱがタイプのおねいさんがいるとか」
セティ「そんなもんいるか」
アーダン「そうだな…エーディン様は年下もイケるとか聞いたことあるけど、シグルド係長を狙ってるって噂だし…」
リーフ「ああ……寝取られ男の兄さんにすら僕は負けるのか…」
アーダン「凹むな、駄目でもアタックあるのみだ、フラれ続けて25年の俺が言うんだから間違いない!」
リーフ「そ…そうか、希望が沸いてきた! 
    おねいさんにフラれ続けて15年程度の僕ではアーダンさんの境地にはまだ到達できないけど、
    アーダンさんの励ましはやる気がでるよ!」
アーダン「よし、ではリーフは諦めずにおねいさんをナンパし続けること! 来月はエーディン様に声をかけてみろ!」
リーフ「よっしゃやるぞ!」
セティ「それじゃ私も頑張って時間をつくるか…」
ヒーニアス「そういって毎月なんの進展もないではないか。
      何か考えないと同じことの繰り返しだぞ?」
セティ(なぜだろう…まったくもってそのとおりなんだけど、この人には言われたくない)
アーダン「うむ、大体皆まとまったな…俺は来月はティルテュ嬢を狙ってみようと思う」
セティ「なんですとー!ティニーの父になる気ですか!?」
アーダン「まぁそういうことさ! お互い上手くいったら親子になるな!」
セティ「お義父さん!」
リーフ(なぜだろう…アーサーがネタキャラに成り果てるパラレルワールドが見えた…)

アーダン「それでは今回の集会は終わる…なお、この後、
     グランベル社の女の子を誘って合コンをセッティングしようとしたが誰も集まらなかった…orz
     すまん皆」
セティ「いえ…気にしないでください」
ヒーニアス「そうとも、男は顔ではないぞ? まぁ私が言っても嫌味にしか聞こえんだろうが」
リーフ「OLさんハァハァ…」

アトス「あやつら今月も上手くいかんかったんじゃろな…とはいえ、やつらに彼女ができる前にワシもなんとかせねば!」

終わり