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Last-modified: 2011-06-05 (日) 13:31:41

454 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 1/8:2009/12/25(金) 17:32:15 ID:gjSNEBgM
※ニーナファンの方は3/8をスルー推奨です

ドロシー 「…それでは第二回戦に行きますよ」
セーラ  「CMの前にも言った通りだけど…」
二人   「コンフェッション(※告白)です!」
観客   「「「「何か知らんがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」」」」
セーラ  「じゃあオルソン、説明をよろしく」
イリオス 『俺ッ!?…後オルソン言うな!』
オルエン 「イリオス、頑張ってきてね」
イリオス 『わ、分かったよ…』

イリオス 『(いつも裏方の仕事ばかりやらされてきたから、何か緊張して来たぜ…)
      …あー、コホンッ!…こ、この第二回戦の内容だが、至ってシンプルなものだ
      それぞれの選手は自分の身に起きる(又は起きた)不幸話を三人の審査員に語るんだ。
      原作(メタry)だろうが、このスレ限定のだろうが、自分が運がない事さえうまく話せればいい
      その話の《薄幸さ》《現実感》、そして《酷い有様です度》が採点の重要なポイントだぞ…
      …た、確か嘘は付いちゃいけないのが絶対的なルールだったな
      丁度カナスっていう心理学者と、汗を舐めて嘘を判別する男が来ている。
      …嘘を付いたらすぐにバレるし、この二回戦で失格になるぞ』
ブ○ャラ○ィ「誰が変態だ誰が」

オルエン 「流石はイリオス、中々の説明でしたね!」
イリオス 『い、いや、それ程でも…ねぇぜ//』
フレッド 「ち、ちくしょおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!?」

イリオス 『ちなみに審査員の五人だが、一人は女神の一人であるアスタルテ神、
      二人目は兄弟家の胃痛王子、エリウッド、
      三人目は有名なフォレストナイトの世界ひろし、
      四人目はレ○トン教授の弟子、ルーク少年…騎士の方ではないぞ?
      ……そして近所の山田さんだ』
会場一同 (((((誰だよ!!?)))))
イリオス 『…点をつける時は、【(アステルテ神)、(胃痛)、(ひろし)、(ルーク)、(山田さん)】になるぞ』

ドロシー 「それでは又、行く順番を決めますので、
      この11枚のカードの中から一枚引いて下さい」
選手一同 「はーい」

455 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 2/8:2009/12/25(金) 17:34:28 ID:gjSNEBgM
ドロシー 「ではくじ引きの結果、この様な結果になりました!」

《順番》 
1:ヴァルター 2:アルム 3:ハーディン 4:アルヴィス 5:サウル
6:リフィス  7:マリア 8:モルフ 9:ソーンバルケ 10:ルセア 11:メディウス

ヴァルター「ククク…私が一番手か?」
セーラ  「じゃあ自分の薄幸さを見せる話をしなさい、それがこの試練よ」
ヴァルター「そうか?分かった」

ヴァルター「貴様ら全員が知ってるとは思うが、私はラグドゥ遺跡7層を攻略する事で仲間になる?」
セーラ  「ええっ、資料にもそうあるわ」
ヴァルター「その時の加入ステータスは15章時とまったく同じだ?」
ドロシー 「ええっ、それも分かっている事ですが…それが何か?」
ヴァルター「私はプレイヤーの印象に残って貰おうとあらゆる方法を試みた?
      …最早癖になってしまったが、語尾に疑問符を付けたり?、
      貴様は私に喰われろ?等の珍発言を連発したり?、
      同じ帝国六将軍の仲間も手にかけた?」
グレン  「………」
ヴァルター「だがそれでも私はまともにプレイヤーに使ってもらえないのだ!!?(´;ω;`)」
ドロシー 「えっ…」
ヴァルター「過去ログを含めたFE封印烈火聖魔総合スレを見てみるがいい?!
      私やアーヴ等の隠しキャラでラグドゥ遺跡攻略プレイをする輩が何人か存在したが、
      揃いも揃ってヴァルターはケセルダ並みに使えないと言われたのだ?!
      貫通スキルを持っていても、『追撃出来るイシュメアやある程度堅くて
      魔物特効を持つアーヴの方がいい』という有様だ?!
      そんな事を言われる私の気持ち、分かるか?orz」
ドロシー 「……そ、それでは、判定の方をお願い致します」

アスタルテ「…使って貰えぬ事程、FEユニットとして辛い事は無いな…満点(※10ポイント)だ」
少年ルーク「…可哀相な人だと思いました。ですから8ポイントを差し上げます」
山田   「その程度で不幸言うとな!?身の程を弁えよ……5点」

セーラ  「おおっと!中々の高得点が並ぶわね。上三人の評価&エリウッドと
      ひろしの6ポイントを合わせて…合計35ポイントをゲットよ!」
観客一同 「中々の高得点キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

456 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 3/8:2009/12/25(金) 17:35:43 ID:gjSNEBgM
アルム  「次は僕だね」
ドロシー 「ではお願いします」
アルム  「…いや、僕こっちだよ。何で180度逆の方向を向いてるのさ(´;ω;`)」

アスタルテ「…扱いが酷すぎるな。10を越えて11点」
エリウッド「アルム…ぅ…胃が……11…インポ…ト…ぐふっ」
ひろし  「世界ひろしといえど俺に『こいつ…出来る…!?』と思わせた奴は居ねーよ。11点だぜ」
少年ルーク「す、姿が見えないなんて可哀相です…僕も11ポイントです」
山田   「…スペシャルだが11点」
セーラ  (本来10点までなのに11点なんて貰ってるーーーーーー!!!)

アルム  「55ポイント…う、嬉しいけど…。・゚・(ノД`)・゚・。ウワアアァァン!!」

ハーディン「そして三番手は私か…」
イリオス 『(噂は本当なのか…?)』
ハーディン「実は…言おうかい言わまいか迷っていたのだが…」
一部以外の観客一同「「「「…ゴクリッ」」」」

ハーディン「私はニーナと結婚してもう二年になるが…
      未 だ に 一 緒 に 寝 た 事 が な い の だ」

観客一同 「「「「「「…な、何だってーッ!!!?」」」」」」

セーラ  「ハーディンの爆弾発言キターーー!!これは一体どういう事かしらね?」
ハーディン「…私がニーナと一緒のベッドに入ろうとする度に、
      『私は穢れなき女。私が認めたお方とのみ契りを結ばせてもらうのですわ!』
      等と言われて手が出せんのだよorz
      そのお陰で私は毎晩ソファーで寝なくてはならない。
      しかもニーナは…もう…(ギロリッ」
カミュ  「え…あっ…うむ、ハーディン殿には何度謝っても許してくれないだろうが、
      『私と契りを結んでくれないのなら貴方を殺して私も死にます!』
      と言われては…どうしても……すまない」
ハーディン「…皆まで言うな。ニーナが望む事なのなら、夫として受け止めるしかあるまい(´;ω;`)」
観客一同 「。・゚・(ノД`)・゚・。」
セーラ  (…お…重すぎる…!?)
ドロシー 「(´;ω;`)……と、とにかく…判定の方を…」
審査員一同「つ10ポイント×5」
ドロシー 「ハ、ハーディン選手・・・文句なしの50ポイント獲得です!!」

457 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 4/8:2009/12/25(金) 17:37:26 ID:gjSNEBgM
アーダン 「…………(ピポパポッ」
セシリア 「あら、アーダンさん一体何をして…?」
アーダン 「…ええ…ええっ…アカネイア国王のハーディン氏に…
      お代は私のつけで…はいっ……おお、ありがたい……ええっ、それではお願いする(ピッ」
リーフ  「誰に電話していたの?」
アーダン 「良く世話になってる居酒屋に電話して、○万円するワインを用意して貰ってる。
      …ハーディン氏が少しでも楽になる様にな」
ウォルト 「えっ、でも彼は緑髪では…?」
アーダン 「辛い思いをしてる人を助けるのに、髪の色なんて関係があるのか?
      …個人的に助けてやりたい、それだけさ」
アイラ  「ふっ…アーダン…お前らしいな」

アルヴィス「四番手は私だな…言いたい事を簡潔に言うぞ」
ドロシー 「…はい」
アルヴィス「…原作ではマンフロイの口車に乗せられてしまって、シグルドとその仲間達の大半を皆殺しにし、そのシグルドの妻であり尚且つ
実の妹であるディアドラを寝取り、その結果出来たロプトウスの化身に妹を殺され実権をも握られた。それが私のエピソードだ」
セーラ  「…………」
ドロシー 「…………」
一同   「…………」
アルヴィス「………ん?」
 『『『『どう考えたって自業自得じゃねーかあああああぁぁぁぁ!!!!?つ攻撃』』』』
アルヴィス「ぬおおおおっ!!?」
セーラ  「(ディヴァインを撃っていた)…何て男なのこいつは…」
ドロシー 「(ミュルグレを撃っていた)まぁ元々の目的は、公平な世界を作る事だったそうですけどね」

ディアドラ「えっ…アルヴィス様、何と言ったのですか…!?」
シグルド (直前にディアドラに耳栓をしていて良かった…
      流石に自分が原作では妹だと分かったら…まぁメタ自重なんだが……
      とにかく、そこまで非情にはなりきれんな)

ドロシー 「それでは判定は…」
審査員四人「つ3ポイント×4」
山田   「運命に逆らえなかった男の末路って奴か…8点」
セーラ  「20ポイントよ!」
ドロシー 「不幸云々よりも自分の愚かさを露見させる結果となりましたね」
セーラ  「…ハイ、では次!」

458 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 5/8:2009/12/25(金) 17:39:38 ID:gjSNEBgM
サウル  「…不幸話と言いましても…そうですね……
      光魔法が余りにも弱すぎて、そのお陰で封印の剣では私の様な司祭が使われない。はどうでしょうか?」
セーラ  「…そういえばそうね。光魔法は封印の剣では弱すぎたわ。
      二十年前(つまり烈火の剣)だと高命中、必殺◎、闇魔法のリザイアやルナに有利、
      と本当に優遇されてたのに…」
ドロシー 「ははっ、でもそうやって優遇しなければセーラさんなんて使われませんからね」
セーラ  「オイッ」
ドロシー 「それでは判定を…!」
審査員一同「つ4、9、3、5、4」
ドロシー 「25点です!」
セーラ  「エリウッド様は以外と高得点ね…何故かしら?」
エリウッド「…武器のお陰で…使って貰えない気持ち…良く…分かるんだよ…ぐふっ」
ドロシー 「だそうです」
イリオス 『速さと魔力、魔防が安定するサウルと違って、
      バランスよくヘタレやすい時点で使って貰えない事に気づけ』

リフィス 「次は俺か」
セーラ  「では行っちゃいなさい!」
リフィス 「とは言ってもなぁ…
      『惚れたシスターの財布がマジックテープ式だった、氏にたい』位しか…」

審査員一同「つ5、8、9、6、7」
セーラ  (何か知らないけど、これだけで高得点出してるー!)「3、35点獲得よ!」
ドロシー 「…突っ込み所満載ですが、一つずつ突っ込んでいては日が暮れますので、次に行きます」

459 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 6/8:2009/12/25(金) 17:40:41 ID:gjSNEBgM
マリア  「次は私?」
セーラ  「カマトトぶってないで早くしなさい(そうよ)」
マリア  「…お兄様とお姉様はいつも対立してるの
      私はせいじの事は分からないけど、マケドニアの未来とか軍の編成、孤児院の事でよく揉めているわ
      二人とも相手の意見を聞けばいいのに、意地ばっかり張って…(涙」
アステルテ「末っ子としては胸が引き裂かれる様な気持ちなのだろうな」
少年ルーク「僕と同じ位の年齢なのに、そんな辛い目に…」
マリア  「……それに夜になるとお兄様はお姉様をいじめるの」
セラ・ドロ「?」
マリア  「小さい声だし、姿は見たこと無いけど、お姉様はお兄様にお仕置きされているはずよ!
      私、それを聞いてると変な気分になるんだけど…
      …でも私は、ただお姉様とお兄様が幸せになってほしいだけなの!」
一部以外 「(;^ω^)……」
セーラ  「…………」
ドロシー 「…………」
イリオス 『う、うろたえないッ!ドイツ軍人はうろたえないッ!!』
ラケシス 「(・∀・)b」
シグルド 「…剃!(ヒュンッ」
セリス  「シグルド兄さんティルフィング持って何処に行くの!?」

セーラ  「で、では判定の方を…」
審査員  「つ5、4、6、10、5」
ドロシー 「合計30ポイントです!」
イリオス 『意外とゲストキャラが高得点な件』
少年ルーク「このマリアって女の子可哀相ですよ…特に二番目のお話とか」
某紳士  「…ルークよ、大人になれば分かるだろうさ…(汗」

ノール  「8番目は私ですね。
      …ノールです…魔物の必殺を見る為だけに出撃させられるとです…
      …ノールです…ペアエンディングが誰とも無いとです…
      …ノールです…二日連続で足の小指を机の脚の角にぶつけた事があるとです…
      …ノールです…自分が使えるS武器が要らない子(※グレイプニル)とです…
      …ノールです…ノールです…orz」
ドロシー 「……く、暗いモノでしたが、最終的な評価は…」
審査員  「つ10、10、10、6(最後の小指ネタに反応)、9」
セーラ  「合わせて45点よ!」
観客一同 「「「透明人間、ハーディン氏に続いて高得点キターーーーー!!!」」」

460 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 7/8:2009/12/25(金) 17:41:49 ID:gjSNEBgM
ソーンバルケ「次は私か……原作の話になるが、
       スキルのお陰で折角のS武器が無駄だの、ソドマスは弱いだの、
       幸運が低いだの、ボロボロ言われすぎて困る!
       暁の女神でも魔力が幸運より上(確か魔力21に対し幸運20)だという…」
ドロシー 「それでは判定をお願いしまーす!」
審査員  「つ8、6、5、6、3」
セーラ  「28点よ!」
ソーンバルケ「…流れが他のベオクと違って簡素すぎる…orz」

ルセア  「後は私とメディウス様なのですね」
セーラ  「そうです。それでは自分が薄幸だと伝えられるお話をおn」
ルセア  「私は幸せ者です」
一同    ( ゚д゚)

      ( ゚д゚ )
ルセア  「こっち見ないで下さい」
ドロシー 「あ、いえ、ただこの企画はですね…」
ルセア  「私の孤児院の経営は上々ですし、子供達もすくすくと成長していっている上、
      レイヴァン様という大切な方もいます。…私は自分を不幸だとは思っていません!」

セーラ  「………」
ドロシー 「し、審査員達がき、決めてくれるでしょう!…多分」
アステルテ(確かこの女は封印の剣ではもうすでに…)
ひろし  (プリシラに命を狙われてる時点で充分不幸じゃね?)
イリオス 『つまり原作でルセアを殺したのはプリシラ?』
他一同  「「「「そ☆れ☆だ☆!!」」」」
山田さん 「幸運は期待値上は確かに低いが、支援効果と軍師補正で簡単に補えるレベルだな、うむっ
      だがそれを考慮しても…やはりプリシラという女が…」

ドロシー 「…それでは審査員達の判断は一体何なのでしょうか!?」
審査員一同「つ4、7、8、1(文字通りに捉えた為)、5ポイント」
ドロシー 「何と、以外にも25ポイントです!!?」
セーラ  (プリシラに狙われてるから。というのが理由なのかしら?)
イリオス 『酷い有様です。というのも理由かも知れんな』

461 :Bad Luck!! 不幸運王 中編(転) 8/8:2009/12/25(金) 17:42:50 ID:gjSNEBgM
メディウス「最後はわしか……
      わしの場合、長年虐げられてきたマムクートの同士達の為に何度も復活したのに、
      動機の部分の改変をされたり、倒すべき目標として扱われて暗黒龍扱いじゃ!
      …善か悪は立場、状況、想い、思想等の要素で簡単に変わるのにも関わらずだ!
      ベオクから見れば我らマムクート達は悪に見えるが、わしらから見れば人間の横暴こそ、悪じゃった!
      …確かに戦争はやりすぎじゃったが、…差別を行なってきた大多数の人間にも非はあるはずなのに…」
観客一同 「。・゚・(ノД`)・゚・。」
ドロシー 「…深い話ですね…」
イリオス 『まぁ実の所、こう何度もこの世に復活してちゃあ幸運も0になるな。
     …同士の為…か』

アスタルテ(…………)
少年ルーク「まだ子供ですから、全部は理解出来ないけど…でも…」
ロイ   「メタだけど原作でヤアンが言ってたもう一つの人竜戦役の歴史を思い出すな…
      つまり見方は生物によって違う。という事なのかな」

ドロシー 「それでは、最後の審査を!」
審査員一同「つ10、7、9、9、10」
ドロシー 「45ポイントです!」
セーラ  「…不幸話のはずが、何か湿っぽくなっちゃったわね」
イリオス 『ある意味ではメディウスも不幸じゃね?
      …こんな重荷を自分一人で背負おうとしたんだからな』

セーラ  「これで11人分は終了よ!」
ドロシー 「第二回戦後の結果ですが…こちらです!」

一位(90ポイント):ハーディン
二位(70ポイント):メディウス
三位(65ポイント):サウル
四位(55ポイント):ノール、アルム
五位(50ポイント):アルヴィス、ヴァルター
六位(48ポイント):ソーンバルケ
七位(45ポイント):ルセア、マリア、リフィス

ドロシー 「ハーディン氏、怒涛の一位ですね…それも二位との差が凄いという」
ブ○ャ○ティ「結局最後までオレの出番が無かった件」
セーラ  「ではとっとと三回戦、金運に行くわy」
ドロシー 「でもその前にCMです!」

後編(結)に続く