161 :混戦:2010/02/10(水) 23:40:29 ID:dPaLZvg1
1
~ ヘクトルの部屋 ~
ヘクトル「もはや…もはや何の余裕もねぇ…ビラクに俺を諦めさせるには…彼女を作るしかねぇ!」
エリウッド「ど…どうしたんだヘクトル?
支援はたしかまだ枠があっただろう?」
現状
ビラク B リリーナ C
ヘクトル「相手がいねぇんだ…この間オズイン&ドルカスがA成立してな…
それ以外(マシューとか)にもBやCでいいからと頼んで回ってみたんだが…
丁度俺と支援を組めるやつはみんな5枠埋まっててな…」
エリウッド「あはは…色々とごめん…」
エリウッドの支援
ニニアン B フィオーラ B リン C
エリウッド「しかしそうなるともうビラクかリリーナしかいないようだけど…」
ヘクトル「そうだ!俺はリリーナと支援Aをつける!ガチホモよりZEINIKUのほうが100倍ましだ!」
エリウッド「でもいいのかい? 君はあの娘を妹のように思ってるんだろう?」
ヘクトル「まあな…しかしあれだけ婿だのハーレムだのといわれりゃ好意にゃあ気づく…
エリンシア姉貴みたいなちょっとアレな好意だが…
彼女とかそういう対象として見てはなかったんだが…俺も腹をくくるぜ!」
エリウッド「いや…その…でもメタボは健康によくない」
ヘクトル「…り、リリーナの趣味はカップリングしてビラクの脅威が去ったあとになんとかするさ!」
162 :混戦:2010/02/10(水) 23:41:13 ID:dPaLZvg1
2
~ エフラムの部屋 ~
エフラム「~~というやりとりをさっきピザの部屋の前を通ったときに聞いてしまった。
これはいかん、全力でビラク殿を後押ししなければ」
ロイ「おのれピザ…そうはさせるか…」
セリス「………ねぇ…前から思ってたんだけど…」
エフラム「何をだ?」
セリス「僕たちがビラクさんを応援する理由…僕はヘクトル兄さんとファリナさんやフロリーナさんを支援Aにさせないため、
エフラム兄さんはビラクさんを尊敬してるから…でもロイはどうして?
今だってヘクトル兄さんがリリーナと支援を深めようとしてるって知ったら怒ってるのは…」
ロイ「え…ええと…なにが言いたいの?」
セリス「ロイはリリーナの事が好きなの?」
(僕が読む少女漫画や恋愛小説にもそういう話は多いし…)
ロイ「えっ!?…そ、それはまぁ幼馴染だし…」
セリス「そういう話じゃないんだ、きっとロイはリリーナを女の子として見てるんだと思う。
僕の言ってることわかるよね?」
ロイ「……う…うん…」
セリス「僕は正直に言うと、ヘクトル兄さんがファリナさんフロリーナさん以外と支援を組むなら構わないんだ。
でもね、それでロイと兄さんの間にわだかまりが残るのは嫌だ。
だからさ…ロイも自分の心に素直になってほしいんだ。
このままロイが自分の気持ちに気づかないまま、ヘクトル兄さんとリリーナが結ばれたりしたら、
きっとロイの心にしこりとなって残るから…」
ロイ「……リリーナ……」
エフラム(さっきからなんの話をしてるんだ? 腹が減ってきたぞ)
セリス「だからさ、ロイも自分の気持ちと向き合ってよく考えてほしい。
ヘクトル兄さんとロイがリリーナを争うとしても、それが正々堂々としたものなら
どっちが勝っても負けても最後はお互いを祝福できると思うから…」
ロイ「ありがとう…セリス姉さんのおかげで自分の気持ちに気づけたよ!
僕はリリーナが好きだーーー!!!
ヘクトル兄さんには負けない!!!!!」
セリス「僕だってお兄さんだからね、たまには弟にこれくらいの事も…ってあれ?」
エフラム「zzzzzzz」
163 :混戦:2010/02/10(水) 23:49:34 ID:dPaLZvg1
3
~ リリーナの部屋 ~
リリーナ「ハァハァ…ゴンザレス…いい腹筋よ…ちょっと舐めさせてね…」
ゴンザレス「うが…おれ…くすぐったい…」
~ ビ ラ ク の部屋 ~
ビラク「うほっ」
続く