24-164

Last-modified: 2012-08-24 (金) 20:35:30

164 :緑葉の戦い1:2010/02/11(木) 00:14:28 ID:mP8ZwTCo

リーフ「もうすぐバレンタインなのに、いい加減お姉さんとのフラグを立てないと
    今年も寂しいホワイトデーを迎えてしまう!(汗)」
*言うまでも無いが、リーフはちゃんとバレンタインでチョコを貰っている。
 だが肝心のお姉さんには貰えた試しが無いため、今年も焦っているだけである。
ミカヤ「リーフ、いい加減にお姉さんを狙うのは諦めたら?」
エリンシア「そうですわ、もう少し周りに目を向けて見てはいかがです?」
リーフ「イヤだ~、僕はお姉さんとイチャイチャしたいんだ~」
アイク「リーフ、もう少し落ち着いたらどうだ。
    そもそもお前の様な朴念仁は、好みのお姉さんと出会えても上手くいきづらいのではないか?
    まず女性の気持ちを理解してあげる事から始めるべきだと俺は思う」
ミカヤ・エリンシア「(;´∀`)・・・うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アイク「ん?どうした二人とも」
ミカヤ・エリンシア「いえ・・・なんでもありません・・・・」
リーフ「お姉さんの気持ちを理解する・・・・・ね
    甘いねアイク兄さん。僕にはこの日のために用意した秘策があるのさ」
アイク「ほう、秘策か」
リーフ「そう、秘策さ。
    あるお姉さんにこの作戦を使えば、速攻でイチャイチャできる素晴らしい秘策。
    その真髄を今から見せてやる!!!」
シグルド「リーフ、一体何を興奮しているんだ?」
リーフ「シグルド兄さん、いきなり帰ってきて話の腰を折らないでよ。
    まぁ僕の秘策を見て恐れおののくがいい」
シグルド「リーフの奴、一体どうしたと言うんだ?」
エリンシア「リーフがお姉さんハントにいい作戦があるんですって」
ミカヤ「どうせまた変な作戦でしょうけど、全く困ったものだわ」
アイク「だから、リーフはまず女性の気持ちを理解することから始めるべきだと!」
ミカヤ・シグルド・エリンシア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
リーフ「どうだ!これが僕の秘策だ!!!」
シグルド「秘策?その勇者の槍はフィンから借りたのか?」
ミカヤ「リーフにエリートのスキル・・・似合わないわね・・・・」
リーフ「この二つさえあればルキノお姉さんも僕をジョフレと勘違いして
    いくらでも甘えさせてくれるに違いない!」
ミカヤ「(*´ー`*)ーЭ」
シグルド「リーフ、落ち着け。いいから私の話を聞くんだ・・・・・」
エリンシア「あら、ジョフレではないですか。お久しぶりですわね。
       さっきそちらに弟のリーフが走って行ったのですがぶつかりませんでしたか?」
シグルド「( д ) ゜ ゜」
アイク「ジョフレか、いいところに来た。リーフの奴に女心と言う奴を教えてやってくれないか」
ミカヤ「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
リーフ「策士リーフに隙は無い!
    さぁルキノお姉さんに甘えてくるぞ~♪」
エリンシア「あらジョフレ、せっかく来たと思ったらすぐに居なくなってしまうなんて
       何か用事があったのではないでしょうか・・・・
       それにしてもリーフは秘策と言ったまま、何処に行ってしまったのでしょうか・・・」
シグルド「・・・・エリンシア、本気で言っているのか?」
エリンシア「何がです?それにしてもジョフレも急にはっちゃけたキャラになりましたわね」
ミカヤ「ジョフレしょーぐん涙目・・・・・いや、それ以上かしら・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~

165 :緑葉の戦い2:2010/02/11(木) 00:15:52 ID:mP8ZwTCo

新ジョフレ(リーフ)「ルキノお姉さ~ん」
ルキノ「ジョフレ、どうしたの。私に甘えてくるなんてもうないと思っていたのに」
新ジョフレ「僕はルキノお姉さんが好きだよ♪甘えちゃいけないの?」
ルキノ「私もジョフレは好きよ♪でも、私にはエリンシア様がいますので」
新ジョフレ「それでも僕はルキノお姉さんが一緒にいたい」
       (ルキノさん・・・・まさかまさかと思っていたがリン姉さんと同じ性癖だったとは)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
リン「ハァッ(分身)」
マルス「コノヒトデナシー なんで何もしていないのに、僕が切られなきゃいけないんだ」
リン「また私の事を同性愛者ってデマ流そうとしたわね!」
マルス「流すも何もすでに周知の事実として広まっているから、そんな無駄なことしないよ」
リン「マ~ル~ス~明日の朝日を見るのは諦めたほうが良いわよ~」
マルス「アァッー コノヒトデナシー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
元ジョフレ「貴様!ルキノ姉さんに何をしている!
      あと、人の槍とスキルを返せ!!!」
ルキノ「あなたは何者ですか?
    私の弟に傷をつけるのならば、決して容赦はしませんよ」
元ジョフレ「ね、姉さん・・・僕がジョフレだってどうして分かってくれないんだ」
ルキノ「私の弟ならば証拠を見せなさい!エリートのスキルと勇者の槍を見せなさい!」
元ジョフレ「ね、姉さん。やっぱり僕の見分け方ってそれだけ  ウワァァァン (ノД`) 」
ルキノ「弟を騙る奴は居なくなりました、偶には姉弟二人でゆっくり過ごしましょうか」
新ジョフレ「うん、僕もルキノ姉さんと一緒に居たいよ」
セティ「リーフ、貴様~! そんなに緑髪を涙目にして楽しいか!!!」
ルキノ「弟に手を出す奴は許しません!」 つ月光
セティ「アァッーーーーーーー」
ルキノ「さぁジョフレ行きましょう」
新ジョフレ「うん♪(ヒャッホー、お姉さんゲットだぜ♪)」

こうして一人の尊い犠牲を出しながらも、リーフのお姉さんハントは成功し
次回のバレンタインへの期待は高まるばかりであった

終わり

166 :緑葉の戦い2:2010/02/11(木) 00:16:50 ID:mP8ZwTCo

エピローグ1
サラ つレスキュー
リーフ「あれここは?ルキノお姉さんは?って、皆どうしたの?
    その手にある武器は何?ちょ、ちょっと待って」
ナンナ「さてリーフ様」
ミランダ「楽しい時間の後には」
ティニー「必ず辛い時間が待っています」
サラ「リーフへのお仕置き クスクス」
リーフ「コノヒトデナシー」
ナンナ「今回は危ないところでした」
ティニー「リーフ様、結構知恵を使いましたわね」
サラ「まったく、相変わらず油断できない」
ミランダ「放っといても良かったのですが、ルキノさんに迷惑が掛かるってしまう前に
     対処できて良かったわ」
サラ「ふーん、ルキノさんに迷惑が掛からない方が大事なんだ♪」
ミランダ「ど!どういう意味よ」
サラ「なんでもな~い♪」
ミランダ「だ、だから私は別にリーフのことなんか何とも思って!」
ティニー「と、ところでリーフ様の勇者の槍とエリートのスキルどうしましょうか?」
サラ「私は槍を使えないし、エリートだから要らないわ」
ミランダ「じゃあ、私がエリートを貰うわ」
      (これでリーフと一緒に、馬に乗ったまま並んで走れるわ)
ナンナ「勇者の槍はフィンさんにリーフ様からのプレゼントと伝えて渡しておきます」
ティニー「これでしばらくはリーフ様も落ち着くでしょう」
ナンナ「まったく、いつになったらリーフ様に私の想いが届くのでしょうか」
ミランダ「大胆ね、ナンナ」
サラ「届くのは私の方が先、リーフは渡さない」
ティニー「私の方が先です!」
ミランダ「勝手な事言わないの、私が先に想いを伝えるの!」

リーフ「ぼ、僕の秘策・・・・ハッピーバレンタイン計画が・・・・・ OTL」

言い争っている女の子を尻目に、落ち込むリーフ
頑張れリーフ、負けるなリーフ、すぐ周りを見渡せば幸せはすぐそこにあるのだから

167 :緑葉の戦い4:2010/02/11(木) 00:17:38 ID:mP8ZwTCo

エピローグ2
セティ「くっ、葉っぱめ!同じ緑髪としてジョフレ将軍の敵を必ず取って見せる。
    痛っ、にしても流星は痛かった・・・・誰か回復を・・・・
    ティニーーー 葉っぱは放っておいて、私の回復を~ 
    私に愛の回復をしておくれよ~ おろろ~ん」
アスベル「セティ様、お待たせしました。僕の愛のリカバーを受け取ってください♪」
セティ「アスベーーーール、何でここにいる!!!」
アスベル「それは勿論、セティ様の愛に応えるために決まっているじゃないですか♪」
セティ「だからあれは誤解だと何度言えば アァッーーーーー」

レックス「ふっ・・・セティもあいかわらず、すなおじゃねえな」

エピローグ3
ジョフレ「ブツブツブツブツ、私の存在意義は槍とスキルだけ・・・・・・
     それを無くしたら誰も私に気が付いてくれない・・・・・ブツブツブツ
     姉さんもエリンシア様もケビンですら・・・・・・・・・」
ユリシーズ「おや、そこに居るのはジョフレではないか
       そんな場所で何をしているのかな?」
ジョフレ「!!!ユリシーズ、私が判るのか?私がジョフレだと判るのか?」
ユリシーズ「何を今更、我輩とそなたの付き合いが短いわけではあるまい
       何故ジョフレを間違わないとならないのだ」
ジョフレ「ユ、ユ、ユ、ユリシーーーーーーーズ!!!!」
ユリシーズ「どわぁ!我輩に抱きつくでない。周囲に誤解を招く!!!」
ジョフレ「ユリシーズ!ありがとう!ありがとう!!君は私の人生の中で一番大切な人だ~」
ユリシーズ「だ!だから誤解を招くから離れてくれ~~~」
ビラク「ウホッ!最近はお仲間が増えて嬉しいね~」
ユリシーズ「ご!誤解だ~、離せ~離してくれ~」
ジョフレ「君のたった一言が私の心をこんなにも暖かくしてくれた、それがどんなに嬉しいことか判るか?
      君が居なければ、私の心はずっと暗闇に閉ざされていただろう。ありがとう、ありがとう」

リーフが何かを行うたび、また一人緑髪に不幸が訪れる。
果てして緑髪に幸福はくるのか?
そしてリーフ自身に幸福はくるのか。紋章町の夜明けは遠い

終わり