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Last-modified: 2012-08-25 (土) 20:24:00

ロイ   「実際その辺どうなの、ヘクトル兄さん?」
ヘクトル 「……まあ正直な話、ガチホモにそういう意味で迫られるのは迷惑だが、
      悪ガキみたいな連中に兄貴とかって言って慕われるのはそう嫌な気分でもねえよ」
ロイ   「って言うと……兄さんの周りに集まってるヤンキー的な人たちのこと?」
ヘクトル 「ああ。どいつもこいつも、行き場がない迷子みてえな連中だからな。
      誰かが受け止めてやらねえと、落ちるところまで落っこちちまうかもしれねえ。
      それに、まとめる奴がいさえすりゃ、ああいう連中が鬱憤と一緒にため込んでるパワーを、
      いくらか正しい方向に向けて使わせてやれるかもしれねえしな」
マルス  「それでああいう族の総長みたいなことやってるわけですか。
      でも兄さん、知ってます? お山の大将だのボス猿だの陰口叩かれてますよ」
ヘクトル 「ンなもんは慣れっこだからどうでもいいってんだよ。お前も変なこと考えるんじゃねえぞ?」
マルス  「そういう連中を秘密裏に排除するとか?」
ヘクトル 「止めろっつーの。お前が言うと洒落に聞こえねえんだよ……」

フロリーナ「……そんなヘクトル様だから好きなの、わたし」
リン   「……」
マルス  「意外とまともな理由を聞かされて苦虫を噛み潰したような顔しつつ何も言えないリン姉さんw メシウマ状態w」
ロイ   「自重してよ兄さん……」