388 :大乱闘FEブラザーズ 20章 1/7:2010/02/27(土) 18:13:13 ID:TkRIOmGJ
前回までのあらすじ】
三日と(現実世界では早二年)続いた長き大会も、この試合で全てが終わろうとしていた。
数多の強者を乗り越え、FE主人公兄弟のロイと竜王家のアルが勝ち残ったのだ!!
果たして勝利の女神が微笑むのはどちらなのであろうか!?
お互いの想いと願いは交差し、今勝者と敗者を分かつ!!?
アル 「…ここまで来たんだ、お互い全てを出し合おうぜ!」
ロイ 「…ああッ!」
ドロ・セラ『『ス タ ー ト !!!!』』
・・・ドンッ! ヒュン ズガッ! バシバシバシ ティヤアァー!! ウガァッ!
セーラ 「二人とも試合開始の合図と共にお互いに一直線に向かって行ったーッ!」
ドロシー 「そして五秒もの手合わせともいえる瞬間が行われました。
…その結果、わずかに優位に立ったのはロイ選手!」
アル 「くぅぅ…最後のテイヤアァッ!!(※上B攻撃)が痛かったな~(合計ダメージ32%、残り3機)」
ロイ 「対峙してみてよく分かる。…アル、やはり君は強い(合計ダメージ29%、残り3機)」
アル 「でも俺は負けない。ティーナやガント、キルマー、そして竜王家の皆の為にもな!」
ロイ 「それは僕だって同じだ。家族の為…そして長年の夢を叶える為に、僕は君を倒す!」
観客一同 「わああああああああああッ!!!!?」
(CFSによりアルは全体的な速さと防御力、ロイは攻撃力と攻撃スピードが大幅アップ↑)
観客 「( ゚∀゚)o彡°ローイ!ローイ!!」
観客 「( ゚∀゚)o彡°アール!アール!!」
二人 「「……行くぞッ!!」」
アイク 「…二人ともやるな。この後で是非手合わせしたい」
エリンシア「ロイちゃん…」
セリカ 「大丈夫だよ姉さん、ロイは強いんだから」
アルム 「(大きな声では言えないけど、対峙してみたからこそ分かる。本当にアルは…強い!)」
389 :大乱闘FEブラザーズ 20章 2/7:2010/02/27(土) 18:15:00 ID:TkRIOmGJ
アル 「はぁ!はああぁ!!『A二連続切り』」
ロイ 「ぐわッ!」
アル 「っ…っ…っ…!」
ロイ (力を溜めている…だったら)
アル 「おりゃあ!!!?『A溜め、横角斬り』」ロイ「『↓B』カウンターッ!」
アル 「ぐあああああっ!」
ロイ 「まだまだぁ!…『B溜め』いいやァ!!?」
アル 「おおおおお!!?」
セーラ 「アル選手思いっきり吹っ飛んだーっ!!」
ドロシー 「このままステージから落下するのd…いや、寸前の所でステージの端を掴みました!」
アル (ふぅ~…あぶねぇあぶねぇ)
ロイ 「くぅ…ダメージは充分に与えたと思ったんだけどなぁ」
ミカヤ 「やっぱりロイはカウンターの使い方が美味いわね」
マルス 「だってカウンターって攻撃が遅いロイにとっては唯一出が早い攻撃じゃないか
それすらマスター出来なかったら、飛び道具も無くて攻撃も遅いロイじゃあ勝てないって(・∀・)」
ヘクトル 「メタ自重しろ」
エフラム (パワー型のロイとスピード型のアル…どちらが強いか見物だな)
マルス 「な、何という事だ…エフラム兄さんが槍と幼女以外に興味を示してるなんて…!」
エフラム 「お前ら俺を何だと思ってるんだ?
…マルス、後で表に出ろ」
マルス 「アッー!」
ロイ 「ハァ…ハァ…(合計ダメージ101%、残り3機)」
アル 「ハァ…ハァ…(合計ダメージ95%、残り3機)」
二人 「「食らええ!!」」
(ドッゴーーンッ!!!)
ロイ 「ウワアアアァァァ・・・・(バシュゥーーーンッ!!!)」
ドロシー 「ロイ選手が場外まで吹き飛びましたーッ!」
セーラ 「これでアルが一歩リードね」
ロイ 「くぐぅ……!…あっ、これは!」
アル (何か来るな…だが全て避けきってみせる!)
ロイ 「誰でもいい。僕を助けてくれ!
…アシストボール・サモンッ!」
390 :大乱闘FEブラザーズ 20章 3/7:2010/02/27(土) 18:22:16 ID:TkRIOmGJ
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ロイ 「( ゚Д゚)…」
ロイ 「( ゚Д゚ )」
アル 「ななな何だこれは!?(そう言いつつジャンプとガードで対処する…が)」
量産型リムステラ×1万(ドドドドドドドドッ)
アル 「!…う、う、うわあああああああぁぁ!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」
ドロシー 「まさかの一万体ものモルフの大津波に飲み込まれて無理矢理場外送りーーーー!!!」
セーラ 「丸で一回の『ぬるぽ』発言に何千人もの人が『ガッ』って突っ込む様なものーーーー!!!」
アスタルテ(い、言えぬ。先程リムステラという者から
ロイのアシストキャラにして欲しいと言われて承諾した等とは言えぬ!)
セネリオ 「酷い有様です」
イリオス 『↑がどういう事か知りたい香具師は6スレ目の>>570-574を見てくれ』
ドロシー 「イリオスさん乙。さぁロイ選手アル選手共に二機となりました!」
391 :大乱闘FEブラザーズ 20章 4/7:2010/02/27(土) 18:23:55 ID:TkRIOmGJ
アル 「うわぁ…い、今のは何だったんだ?(合計ダメージ0%、残り2機)」
ロイ 「知らないよ!(合計ダメージ%、残り3機)」
アル 「……まぁいいさ。続きをしようぜ!」
ロイ 「ああっ!」
アル (とは言っても少しづつ攻めていってもラチが開かねぇ………)
二人 「「このタイト・スポットは最後の切り札で決めるッ!!」」
ミカヤ 「二人とも無駄な斬り合いはやめた様ね」
アイク 「スマッシュボールを狙っているのか」
ヘクトル 「激しく攻撃をするとしても、それはスマッシュボールを取り合う時だけかもな」
アスタルテ(そろそろスマッシュボールを出していくか)
アル 「……キタ!」
ロイ 「渡させない!」
アル 「(二段ジャンプして)今だ!…くっ、割れなかったか」
ロイ 「チャンスだ!…(パリンッ)…ふふふっ、僕の最後の切り札を見せてあげよう(・・・グルン グルンッ グルンッ!!」
アル 「!!?…な、何だこのプレッシャーは…!!それに引き込まれそうなこの力…!!」
ロイ 「これがゼフィール王と共に造った奥義…」
マスターロードズ・アニッヒレイション
大 君 主 の 焔 渦 ! ! ! !
アル 「ガアアアアアーー!!?」
ドロシー 「アル選手が蓄積ダメージが殆ど無いのにも関わらず吹き飛びましたー!」
アル (し、信じられない!!…しかも空に居るのにまた引き寄せられて…)
ロイ 「悪いけどステージの端近くに来るまで止めない…これで終わりだよ!」
アル 「(ドゴォ!!!)ぐわああああぁぁぁ……!!(ピキーン!☆)」
エフラム 「後一機でロイの勝ちだな」
セリカ (でもあのアルが、こんな所で易々と負ける気がしないわ…)
シグルド 「うむっ、まだ何かがあるはずだ」
イドゥン 「アル…」
デギンハンザー「(イドゥンの肩に手を乗せる)」
イドゥン 「ぁ…お爺様…」
デギンハンザー「安心しろ…アルは強い」
アル 「くうう!ゼフィールの魔方陣グルグ…回転攻撃みたいなスゲー攻撃だったぜ!」
ロイ 「ふっ、ありがとうアル。でも残り一機……どう逆転するの?」
アル 「何とかするさ」
ロイ 「…そうか」
アル 「行くぞ!」
ロイ 「うんっ!」
392 :大乱闘FEブラザーズ 20章 5/7:2010/02/27(土) 18:29:56 ID:TkRIOmGJ
アル 「はぁ、はああ!!(合計ダメージ12%、残り1機)」
ロイ 「ぐっ!!(ど、どういう事…残り一気になって慎重になる所か、もっと激しく攻めてきてる!)」
アル 「……おりゃあ!」
ロイ (彼はこの勝負を楽しんでるんだ!僕だってスマブラに出ていた頃は…)
アル 「考え事をしている暇は無いぜ!」ロイ「!」
セーラ 「おおっと、ロイ一瞬考え事をしていたのか、スマッシュボールが現れたのに気づくのが遅れたわよ!!」
アル 「言ったろ…(パリンッ)…何とか逆転するってさ」
アル(化身)「だからこの地点から、逆転する!」
女性観客一同「再びイケメン剣士キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
(反動でアルの攻撃力と防御力に加え、速さがアップ↑)
ロイ 「くぅ…!」
ミカヤ 「ロイッッ!」
エリンシア「だ、大丈夫ですわ。ロイちゃんには私達が付いてますから、きっと勝ってくれますわ」
アル(化身)「…ふんっ!」
ロイ 「うわぁ!……(アイテムを拾う)…光の結界ッ!」
アル(化身)「何!?さ、先に進めない…!」
ドロシー 「アル選手、光の結界によって前後移動を封じられてしまいました!
ジャンプや攻撃は出来るものの、前や後ろに進む事は少時間不可能です」
ロイ 「今は回復するしかないか……あっ、週刊セリスだ!
…ウワッ、セリス兄さんなんでこんな格好を…(合計ダメージ54→24%、残り2機)」
アル (…このままじゃあボム兵とかで遠くから攻撃されたら勝てねぇ…仕方ない…
……何で俺の弁当に入っていたカニクリームコロッケを盗んだんだドラ猫ぉぉぉぉ!!!)
…ドンッ!!!
アル(始祖竜)「GYAWOOOOOOOO!!!!?」
観客一同 「何か突然巨大な竜が出てきたー*1)ガクガクブルブルガクガクブルブル」
ロイ 「光の結界が壊された…!こ、この竜は…!」
カイン 「むっ、アレは…」
アベル 「知っているのか雷電?」
カイン 「竜王家のアルが竜と化した姿…始祖竜だ。竜石によって化身している時に
↓Bボタンを押して絶望すると、一時的に強大な力を持った始祖竜になる事が出来るんだッ!!」
絶○君 「絶望ぉぉぉ!絶望ぉぉぉぉ!!」
カイン 「ボ○○ーボ・○ー○ボ乙」
アベル 「この男を知っているのk(以下略」
カイン 「…彼は千里眼を持つ箱田君だ」
393 :大乱闘FEブラザーズ 20章 6/7:2010/02/27(土) 18:31:00 ID:TkRIOmGJ
アル(始祖竜)「GUWOOOOOO!!『B押し、始祖竜の息吹(要は範囲が段違いのクッパのアレ)』」
ロイ 「おわあああああ!!?(合計ダメージ23→32→44→57→70→81→98%、残り2機)」
アル(始祖竜)「GUO!『A爪弾き』」
ロイ 「ウォアオオオォォォ……(ピキーン!☆)」
セーラ 「これでお互いに後一機よ!」
ドロシー 「二人とも後がありません……これで全てが決するのです!
会場の皆さん、瞬き厳禁で二人の最期を見届けて下さい!!」
アル(始祖竜)「グルルルッ…グ…(チャラチャラチャラーンミヨヨーン)……ハァ…ハァ…やっぱり慣れねー事はするもんじゃないな」
ロイ 「うう…今のは本当に痛かったなぁ」
アル(化身)「もう少しだ」
観客 「( ゚∀゚)o彡°ローイ!ローイ!!」
観客 「( ゚∀゚)o彡°アール!アール!!」
ミカヤ 「ロイ頑張れー!」
ヘクトル 「俺達が付いてるからな。負けたら承知しねーぞ」
漆黒の騎士「両者ともいつか戦ってみたいものだな」
ニニアン 「アル…頑張って下さい」
ユリウス 「竜王家の一員として、兄を誇りに思わせてくれよ?」
バシッバシッ ゴンッ テイヤアァー! リュウモンジギリー! ・・・ハアア!
ロイ 「…フゥ…フゥ……(合計ダメージ48%、残り1機)」
アル(化身)「…アァァ…(合計54ダメージ%、残り1機)」
ロイ (もうそろそろ決着を付けたいけど)
アル(化身)(ココでスマッシュボールかアシストボールさえ来ればな…)
二人 「「……来た!」」
ドロシー 「一瞬二人の動きが止まったかと思えば、どうやら今来たアシストボールを待っていたようでした!」
ロイ 「これだけは…」
アル(化身)「絶対に渡させない!」
ロイ「てぃやあぁ!」アル「はあぁ!」
394 :大乱闘FEブラザーズ 20章 7/7:2010/02/27(土) 18:32:11 ID:TkRIOmGJ
アル(化身)「ぐが…し、しまった」
ロイ (この勝負…僕の勝ちだ。まともなら誰でもいい、僕に力を…)
「アシストボール・サモンッ!」
???? 「……最後の〆が私だなんて嬉しいわ、ロイ」
ロイ 「リリーナ!」
リリーナ 「行くわよ…超熱々火球ッ!!」
ロイ 「某女子高校生乙というよりマ○オ乙」
セーラ 「アルに向かって巨大サイズのファイアーが飛来ッ!そのサイズは丸で○リ○の最後の切り札の様よ!!」
アル(化身)「……邪魔なんだよ(カキーンッ!」
観客一同 「巨大な火球を剣で打ち返したーーーーー!!11」
リリーナ 「あ…あ…」
アル(化身)「…炎のお陰で見えないが、これで俺の勝ちだ!」
ロイ 「リリーナには傷はつけさせない…はあぁ!」
ドロシー 「なっ」
セーラ 「なっ」
兄弟家一同「なっ」
竜王家一同「なっ」
観客一同 「なっ」
一同 「な、何だってーーーー!!!111」
ロイ 「これで終わりだ、食らええええぇぇ!!?」
アル(化身)「そ、そんな馬鹿な……ごわああああああぁぁぁ…!!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」
ロイ 「…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…(ドサッ)……ふぅ」
セーラ 「い、今のは一体…?」
アスタルテ「どうやら跳ね返ってきた火球を封印の剣の剣先に当てて留めた後、その剣を相手に突きたてたと見える
…丸で原作:覇者の剣のVSマードックの様にな」
ミカヤ 「…ねぇ、ロイは勝ったのよね」
アイク 「ああ、そのはずだ」
エリンシア「し、勝負の行方は…?」
ドロシー 「…会場にお越し下さった皆様。今大会の覇者が遂に決まりました!
並み居る強豪達の中から優勝を勝ち取ったのは、FE主人公兄弟家のロイ選手となりました!!」
観客一同 「ウオオオオオ━━━( ´∀`)・ω・)゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!」
ロイ 「ぼ、僕…遂に勝ったんだ…遂に…勝ち…ウオオオォォオォォオオォ!!!!(゚∀゚)」