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Last-modified: 2012-08-28 (火) 20:22:22

363 :幼女の旗の下に:2010/06/05(土) 15:13:18 ID:rqhBFbNf

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2 市民プールに連れて行く 最近暑くなってきたからな、きっと楽しいぞ

エフラム 「わかった、それじゃあプールに連れてってやる」
サラ   「ホント? 兄様…やっぱり兄様はロリコンね…私の水着がみたいんでしょ?」
ターナ  「そうよ、エフラムはサラのスク水が目当てなのよ! ふーんだエフラムのロリコン!」
サラ   「やっぱりね…」
エフラム 「あのな…」

オグマ  (ターナ…サラとデートするエフラムがうらやましい&エフラムとデートするサラがうらやましい、
      二つの気持ちがごっちゃになって尖ってるな…)

そんなわけでエフラムはサラを市民プールに連れて行くことにした。

市民プール…暑い日よりに子供たちがはしゃぐそこは、同時に幼女の水着姿を求めるロリコンのパラダイスでもある。
そのことをよく知っていたエフラムは、ロリコンから幼女を守るため時折一人このプールを訪れていた。
本人は幼女を守っているつもりなのだが傍からはそうは見えないらしい…
係員A(ちょっと…あの人また来てるわよ…)
係員B(しょっちゅう一人で来て幼女をジロジロ見てる兄ちゃんだな…
    なんかやらかしたら大変だ、それとなく見とけ)
…などという会話が交わされているとは知らずエフラムはプールサイドで体操している。
膝の屈伸をしたりストレッチしたり体をほぐすのに余念がない。
エフラム 「サラ、お前もちゃんと体をほぐしとけ」
サラ   「…兄様…プールサイドで二人並んで体操する姿はなんだか間抜け…恥ずかしいから嫌よ」
エフラム 「子供がなにいっちょまえに恥ずかしがってる。溺れたりしたらいかんだろ」
サラ   「そうしたら兄様が助けてくれるんでしょ? 人工呼吸で…」
エフラム 「もちろんだ。お前が溺れたりしたら俺は全力で助けるし全身全霊をかけて人工呼吸も心臓マッサージもする。
      当然だ。だがその前に溺れないようにしろ。肩抑えてやるから前屈しろ」
サラ   「……少しは躊躇ったり恥ずかしがったりしてよ兄様…むぅ…」

前屈するサラは瑞々しいスクール水着に幼い体を包んでいる。
小学校の帰りに遊びに来てる子供もチラホラ見受けられるし場に自然に溶け込んでいる。
大人の客も見られるが子供の父母のようだ。
若い男はエフラムくらい…正直浮いているのだが、エフラムはそういう空気の読めない男だった。

364 :幼女の旗の下に:2010/06/05(土) 15:14:03 ID:rqhBFbNf

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エフラム 「ところでお前泳げるのか?」
サラ   「泳げないっていったら手取り足取り教えてくれる?」
エフラム 「ああ、構わないぞ」
梯子に掴まってエフラムはプールに身を浸していく。
人がいなければ飛び込み台から飛び込みをきめたところだが今日は幼女が大勢いる。
ぶつかったりしては危ない。

エフラム 「さ、手を…」
サラ   「えい」
振り向いた瞬間…プールサイドからエフラムに向かってフライングボディプレスするスク水の小悪魔。
サラのスク水の濃紺がエフラムの視界を覆っていた。

エフラム 「うごっ!?」
サラ   「落としちゃやだよ兄様。沈んだら大変だもの」
振り向き際に顔面でサラを受け止める羽目になり、バランスを崩して水しぶきを上げる。
まぁサラの体重なんぞ軽いものなので転倒せずにすんだが…
エフラム 「それなら普通に入って来い…」
サラ   「あら、兄様が受け止めてくれるでしょ?」
エフラム 「危ないから言ってるのだ。いいか、プールや川で幼女が溺れるって事件は結構あるんだぞ。
      昨年のベルン署発表でも全国で27件の子供の水難事故があってだな…」
サラ   「幼女関連のニュースはしっかりチェックしてるのね。さ、そうならないようにしっかり抱えててね」
エフラムの首に腕を回してしがみつくサラを両手で抱きかかえる。
上げて纏めた髪から甘い香りがする…

エフラム 「…が、こうしていては泳ぎの練習にはならん。手を掴んでてやるから息継ぎやバタ足の練習をしてみろ」
サラ   「うん、しっかり握っててね。幼女の白くて滑らかな肌を…」
エフラム 「妙な言い方するな」

パチャパチャと水音が響く。水しぶきを上げるサラの脚は白くて細い。
幼女の可憐な美しさはエフラムの心を癒し、また頑張ろうという気持ちを起こさせる。

365 :幼女の旗の下に:2010/06/05(土) 15:14:44 ID:rqhBFbNf

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エフラム 「よしよし上手いぞ。少し手を離すぞ」
なんだか名残惜しい…とはエフラムの無意識の深層心理に浮かんだ気持ちであって意識下には出ていない気持ちである。
手を離したエフラムは2~3歩下がって様子を見るのだが…

サラ   「……っ!?」
沈んだ!?
エフラム 「おい大丈夫かっ!?」
慌てて歩み寄るとサラを引っ張りあげようとするのだが…水中でスルリとエフラムの手を逃れたサラは背後に回りこみ…
サラ   「えい」
なんとエフラムの海パンを思いっきり下げた…
エフラム 「ぬお!?」
いきなり足首まで海パンを下げられてつんのめった所で、スルスルと足首から海パンを抜かれてしまう。
強烈な悪戯をかました悪ガキは、まったく悪びれない笑顔で水面から顔を出した。
サラ   「さ、追いかけっこしましょ兄様? 兄様が私を捕まえたらこれは返してあげる」
肩越しに振り向くとスイスイ泳いでいく。
エフラム 「ま…待て! お前泳げないんじゃなかったのか!?」
サラ   「あら、泳げないなんて一言も言ってないわよ? 泳げなかったら教えてくれるとは聞いたけど」
両手で股間を隠すエフラム…
本日このプールには幼女が多く訪れており、あらゆる意味で危険だ……
 
エフラム 「ま…待て!?」
下半身が気になって思うようにスピードが出せない…
しかもサラは人の多いほうを選んで泳いでいく。
サラ   「ふふふ……頑張って私を捕まえてね兄様。私が逃げ切ったら次は一緒にお風呂に入ってね。
      約束してくれる?」
エフラム 「馬鹿を言うな、そんなワケにいくか!?」
サラ   「あ、酷い兄様…じゃあこれはプールの外に投げちゃおっと」
エフラム 「…………わかった…好きにしろ…ただ捕まえたらちゃんと返せよ…」

どうやら選択の余地はなさそうだ…自分はどれだけこの子悪魔に弄られるのだろうか…
ただ、度を過ぎた悪戯を除けばそれは楽しくて心地よい時間ではあった。

366 :幼女の旗の下に:2010/06/05(土) 15:15:55 ID:rqhBFbNf

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さて、エフラムが幼女とのプールタイムを満喫してる頃…
AKJ本部ではラケシスやプリシラが苦虫を噛み潰した顔で頭を抱えていた。

プリシラ (なんてことでしょう…せっかくレプトールを除いても、バーハラが議席を大きく減らしたのでは意味が無いではありませんか!)
ラケシス 「この間のテロで党論が固まると思ったのだけど…なかなか上手くはいかないものね」
クラリーネ「クルト様の派が主流になったとはいえ、レプトール派の残党はおいそれと従うつもりはないようですわね…
      むしろ対立は深まる一方ですわ…」
ティニー 「どこか他の党を味方に引き込まないと、議案は出せないのではないでしょうか」
ラケシス 「そうね…考えておきましょう。ところでプリシラ?」
プリシラ 「はい、なんでしょうか?」
ラケシス 「武装党員が何名か退会したそうだけど…どうした理由によるの?」
プリシラ 「なんでも仕事や家庭の事情で諸外国に移住するそうですので…
      長く暮らすようなら当該国の市民権を取ると話していました。
      紋章町に帰る目処がないためでしょう」
ラケシス 「…そう…残念ね」
     (いずれもプリシラの息のかかった者ばかり…充分ありえる…
      ベルン署の捜査線上に浮かばないようにしなければ…)

この日…
かねてからクルトに強い不満を持っていたランゴバルトがバーハラ保守党からの離脱を表明した…
全てが本意だったわけではない。
元々元老党との融和路線とバーハラの政治力で大きな利益を蒙っていたドズル重工である。
だが…レプトールを失ったことで強硬派のタガが外れ、ランゴバルトだけではその突き上げを抑え切れなかったのだ。
ランゴバルトを担いだレプトール派の現役議員37名がバーハラからの離脱を表明。
それは計算や打算に裏打ちされた物ではなく暴走に近いものであった。

このように政局が混迷を極める重大な時期に…我らが党首エフラムは市民プールでサラと追いかけっこしていた。
エフラム (くっ…幼女に全裸であることを知られずにサラを捕まえねば!)
しかもプールサイドの係員がこちらを見てる気がする…
全裸と知られたら間違いなく変質者として通報されるだろう。それは避けねばならない。

さぁどうやってサラを捕まえる!?

続く

1 懇親のクロールで右角へ追い込む    俺の泳ぎの速さを見よ!
2 目一杯息を吸い込んで潜水する     こうすれば目立つまい…
3 平泳ぎで左角へ追い込む        俺は平泳ぎも得意なのだ           
4 大声で「ぬお、海パンがとれた」と叫ぶ これで事故ってことで変態扱いは避けられよう      
5 そう言えば海パンは売店で売ってたな  さっと行ってくれば大丈夫かも知れん      
6 底の排水溝にしがみ付いて待機     俺を見失ったサラが近づいてきたところを捕まえるぞ