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Last-modified: 2012-09-01 (土) 02:07:18

188 :カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:49:50 ID:ZN8MCgKe

初投稿です
ちょっと汚い下ネタ注意

フリーダ「アイクさん!!いらっしゃいませ!!ってあれ?今日はイレースさん一緒じゃないんですか?」
アイク「何でも今日は他の奴と飯を食うとか言ってたぞ。代わりに友達と俺の弟を連れてきた」
セネリオ「どうも。」
ライ「こんな山の上にカレー屋があるとはなあ」
マルス「隠れ家的な店なんですねえ」
フリーダ「ええ…まあ…(開業費用の節約のためにもらった山小屋で土地代ケチったなんて言えない…)」
アイク「いつものを頼む。」
ライ「それじゃあ俺はマトンカレーで」
セネリオ「ポークカレーお願いします。コロッケも乗せてください」
マルス「じゃあ僕はチキンカレー下さい」
フリーダ「はい!!少々お待ちください!!(一日にお客さんが四人!!嬉しいなあ)」

フリーダ「アイクさん…今日は特別にアイクさんの大好きなお肉たっぷりのカレーたくさん仕込んでおきました…」
アイク「そうか、すまんな」
フリーダ「いえ…アイクさんは大事な常連さんですし…………タベップリガステキデスシオトコラシクテカッコイイシ…」
アイク「?何か言ったか?」
フリーダ「いいいいいいえ!!何でもないです!!!///////いっぱい食べてくださいね!!」

セネリオ「これは…」
ライ「まさか…」
2 8 ス レ に て ま さ か の 新 嫁 候 補 の 予 感 ! !
マルス「メタ的発言はやめてくださいよ」

セネリオ「すみませんアイク、ちょっと外に出てきます」
ライ「俺もちょっと」
マルス「僕も」
アイク「なんだお前ら三人して連れションか」
マルス「いやアイク兄さん食べ物屋で連れションって言うのはちょっと…」
ライ「なーにすぐ戻るさ」

━店の外━
ライ「あの店主の事、どう思う?」
セネリオ「容姿は今までの嫁候補にない褐色系性格は穏やか」
ライ「料理上手みたいだしいい奥さんになるなありゃ」
セネリオ「総合評価としてはレテに準ずるレベル。悪くないですね」
ライ「まあ俺はレテ押しだがあの人も悪くはないな」
マルス「なんだか二人とも嬉しそうですね、僕もちょっと手を貸しますよ」
マルス(ていうかこの二人はなんでアイク兄さんの嫁候補について真剣なんだろう。二人とも恋人いないし自分の方を優先するべきじゃ…)
セネリオ「アイクの親友だから将来が心配でならないんですよ」
マルス「!?僕の思考が読まれた!?」
ライ「そろそろカレーができた頃だろ、戻らないといけないな」

アイク「お前ら遅かったな、大きい方か」
マルス「カレー屋で何てこと言うんですかアイク兄さん」
ライ「おー美味そうだなー」
フリーダ「猫のラグズの方とお見受けしたので玉ネギなど刺激があるものは抜いておきました」
ライ「おっ悪いねぇ」
フリーダ「あとコロッケカレーの方、申し訳ありませんがカニクリームコロッケしかなかったのですが大丈夫ですか?」
セネリオ「いえ、むしろ好物ですので、ありがとうございます」
フリーダ「いえいえ」
ライ・セネリオ「(気配り上手…!!これは中々)」
マルス「このカレー美味しいなあ」
セネリオ「(想像以上の人物…)」
ライ「(これは…)」
セネリオ「(全力で行きますか?)」
ライ「(やるしかないな)」
マルス「あんたらニュータイプか」

189 :カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:53:07 ID:ZN8MCgKe

セネリオ「ご店主!!ちょっと」
フリーダ「はっはいいいい!!(何!?何かまずい事しちゃった!?)」
ライ「外に来ていただけますか?」
マルス「ちょっとでいいんで」
フリーダ「えええええええわ…わかりました…(そ…外で何されるの私!?)」
セネリオ「というわけでアイク、ちょっと出てきます」
アイク「ああ(あいつらトイレばかり行くなあ)」

━店の外━
セネリオ「ご店主、単刀直入に申し上げます。アイクの事が好きなんですね?」
フリーダ「なっななななななくぁwせdrftgyふじk」
セネリオ「好きなんですね?!」
フリーダ「はっはいいいいいいいいいい(何この人こわいいいいいいいいいいいいいい)」
ライ「おい怖がってるだろ!!店長さん、俺らは怒ってるわけじゃあないんだ、あんたの恋を応援したいんだよ」
フリーダ「へ?何でですか?」
セネリオ「僕らはアイクの親友として彼を見てきましたが、このままでは一生奥さんをもらえず一人で過ごすと思うと耐えられないです。」
ライ「あいつかなりモテるんだが…今まで付き合った女はいない。」
フリーダ「そうなんですか…意外です…」
セネリオ「そこであなたのような気立てがよくて料理上手なあなたにアイクとくっついてもらいたいんです。コロッケ美味しかったですし。」
ライ「そこで俺らが恋のキューピッドになろうってこった!頼むよ」
フリーダ「応援してくれるなら…嬉しいですけど…なにか作戦はあるのですか?」
マルス「ここで今まで空気だった僕の出番ですよ!!」
マルス「作戦はこうですアイク兄さんは食べ物の事になるととてつもない集中力を発揮するんです、それを利用します」
フリーダ「どうやって?」
マルス「この型を使われよ。一回言ってみたかったんだ」
フリーダ「これは…ハートの型?」
マルス「そうです。この型をカレーに使うことでカレーに、食べ物に込められたメッセージを兄さんが受け取るって寸法ですよ」
フリーダ「なるほど…早速試してみますね。」

アイク「お前ら遅かったな」
セネリオ「すみませんアイク、店主と話し込んでいました」
ライ「カレー美味かったしな、この店連れてきてくれてありがとよ」
アイク「そうか、連れてきたかいがあったってもんだ」
フリーダ「あ、あのっ!!アイクさん!!」
アイク「ん?何だ?」
フリーダ「日ごろの感謝の印に…アイクさんにサービスしたいんです!!すこしお時間頂いてよろしいですか?」
アイク「別に構わんが…」
フリーダ「それじゃあアイクさんのために張り切って作りますね!!」

━数十分後━
フリーダ「できました!!」
アイク「おお、できたのか」
フリーダ「アイクさん!!これが…これが…私の気持ちです!!貴方がこうして私のお店に来てくれて…私のカレーを食べてくださること…これに勝る喜びはありません!!」
ライ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
セネリオ「キタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!! 」
マルス「ちょwwwwwwwwwwはしゃぎすぎwwwwwwwwwwwwwwww」
セネリオ「ハート型のライス!!」
ライ「ハート型のハンバーグにハート型の野菜!!きた!!メインカレーきた!!」
セネリオ「これでかつる!!!!!」
マルス「ちょwwwwキwャwラw変wわwりwすwぎwwwwww」
フリーダ「ど…どうですか?」
アイク「おお、ハンバーグカレーか。肉が多くて美味そうだ。」
フリーダ「あの…形は…」
アイク「おお、この形は…」
セネリオ「ワクワク」
ライ「テカテカ」
マルス「どうだ…?!」

190 :カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:55:58 ID:ZN8MCgKe

アイク「尻か?」

セネリオ・ライ・マルス「( ゚д゚) ・・・」
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

フリーダ「お…お尻?!ってやだ!!上下逆に渡しちゃった!!!!!」
アイク「なあ店長尻がどうしたんだ?」
フリーダ「あ…あの…忘れてくださいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
セネリオ「ああっご店主ーーーーーーーーー!!!!!!」
アイク「何だったんだ?まああのカレーは今まで食った中でエリンシア姉さんのカレーの次に美味かったが」
ライ「アイク…お前…」
マルス「アイク兄さんのフラグクラッシュ能力を完全にナメていたああああああああああああああ」
セネリオ「ひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様です。」

フリーダ「…イレースさんが言ってた苦労ってこのことだったんですね…でも…私は…!!」
終われ