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Last-modified: 2012-09-01 (土) 13:40:56

298 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 1/4:2010/08/09(月) 12:51:07 ID:PRLlvqnn

兄弟家のタリス2泊3日の旅、初日…兄弟達はタリスに上陸した…

マルス「んー…やっと着いたね」
リーフ「意外とタリスまでは時間がかかるんだね」
エフラム「エイリーク…元気がないが大丈夫か?」
エイリーク「…はい…私は元気ですよ…」
ロイ「………(明らかに言葉と表情が一致してないよ…)」
セリス「初めてタリスに来たけど綺麗だね」
セリカ「綺麗だねアルム…」
アルム「セリカの方が綺麗だよ…」
シグルド「ティルフィングはどこやったっけ?」
エリウッド「兄さん…武器は全員置いてきたでしょ…」
ヘクトル「ま、旅行ぐらいはのんびりしようぜ」
リン「そうね。私ものんびりしたいわ」
ミカヤ「さて、港からどうすればいいの?」
マルス「うん、とりあえず旅館に荷物を置きに行こう」
リーフ「そのあとは?」
マルス「旅館の近くにある海水浴場で海水浴さ」
エリンシア「KINNNIKU!KINNNIKU!」ブバァァァ!
リーフ「水着のお姉さん」ブバァァァ!
ミカヤ「2人とも落ち着いてね…」
マルス「じゃあ行こうか。アイク兄さん、荷物お願い」
アイク「わかった。ぬぅん!」
兄弟全員分の荷物を担ぐアイクと手ぶらの兄弟達は旅館へ向かった…

旅館で必要な手続きを済ませ、各自割り当てられた部屋に移動する

・シグルド、アイク
・ミカヤ、エリンシア
・エフラム、ヘクトル
・エリウッド、ロイ
・エイリーク、リン
・マルス、リーフ、セリス
・アルム、セリカ

マルス「シグルド兄さん、よくアルムとセリカの部屋許可したね」
リーフ「セリカが兄さんや姉さんにいろいろ根回ししたみたいだよ」
セリス「早く泳ぎに行こう」
入口で合流した兄弟達は海水浴場へと向かった…
兄弟達が見えなくなった頃、新たに旅館へ来る団体がいた

イドゥン「…やっと着きました」
チキ「早く泳ぎたーい」
ファ「泳ぎたーい」
ミルラ「…泳ぎたいです」
ユリア「待って!まずは荷物置かないと」
ソフィーヤ「そうですよ。あ、部屋はどうなったのかしら?」
ニニアン「はい、これ」

・イドゥン、チキ、ファ、ミルラ
・ユリア、ソフィーヤ、ニニアン

ユリア「イドゥン姉さん、3人で大丈夫?」
イドゥン「大丈夫です」
チキ「早く行こう」
ファ「行こうよー」
ミルラ「…行きたいです」
ニニアン「じゃあ急ぎましょうか」

その後、入れ違いに何組かの団体が来て、全員が海水浴場へと向かっていた

299 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 2/4:2010/08/09(月) 12:51:58 ID:PRLlvqnn

女子更衣室…それは男子にとっては秘密の花園…
女子更衣室…それは楽園
女子更衣室…それは…夢

リーフ「って思わない?」
マルス「覗いたら殺すよ(シーダとかいるし)」ニッコリ
ロイ「まあ気持ちはわからなくもないけどさ…」
ヘクトル「早く着替えて行こうぜ」
ヒーニアス「うむ、エイリークの水着が楽しみだ」
エフラム「そうか…………な!?」
セリス「ヒーニアスさん…何でいるの!?」
ヒーニアス「無論泳ぎにだ…まあターナ達の引率だけどな」
マルス「エイリーク姉さんのストーカーめ…」
ヒーニアス「待て!今回は旅館に着くまで本当に知らなかったんだ!」
リーフ「怪しいな…」
ヒーニアス「ち、違う!私はただ父に頼まれて引率に来ただけだ」
マルス「………(エイリークが絡まないと実はいい人だったな)」
エフラム「………(まあブラコンともとれなくはないが…)」
ロイ「あれ?ターナさん達ってことはラーチェルさんもいるの?」
ヒーニアス「ん?ああ。船で2人にいろいろ奢らされたよ…」
リーフ「………(本当に普段はいい人だよね…)」

男子更衣室…それはKINNNIKU!
男子更衣室…それは楽園
男子更衣室…それは理想郷

エリンシア「KINNNIKU…ハァハァ…」
ミカヤ「エリンシアちゃん…身内から犯罪者は出したくないから自重して…」
女子更衣室ではエリンシアが妄想で軽く鼻血を出していた
そんな姉を横目に更衣室の角で落ち込みながら着替えている者がいた
少女の肌は絹のように美しく、普段剣を持って戦うようには見えない
しかしその胸のラインは年齢不相応でフラットラインを形成していた
まあつまるところ貧乳で、誰かと言われたらエイリークである
エイリーク「…うう…姉上達は胸があってうらやましい…」
ラーチェル「気にすることはありませんわ」
エイリーク「そうですね…ってラーチェル!?」
ターナ「こんにちはエイリーク。まさか同じ旅行なんて…奇遇ね」
ラーチェル「………(よくいうわよ…追い掛けましょうって誘ったのに)」

リン「むぅ…シーダさんも意外と胸が大きいわね」
シーダ「は、はい!?」
ミカヤ「………(もしかしてマルスちゃんって母性に飢えてるのかしら…?)」
エリンシア「あら?あの子達は…」
チキ「あーエリンシアお姉ちゃんだ」
ファ「ミカヤおばちゃんもいるー」
ミルラ「…リンお姉ちゃんこんにちは」
セリカ「竜王家の子達じゃない」
イドゥン「…こんにちは」
ニニアン「たまたま家族旅行が同じになったみたいですね」
ソフィーヤ「親戚の私もご一緒させてもらいました」
ユリア「あれ?セリス様はいないのですか?」
ミカヤ「いますよ。たぶん男子更衣室に」
リン「これはエフラム兄さんも大変ね…」

300 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 3/4:2010/08/09(月) 12:55:48 ID:PRLlvqnn

ミカヤ「お待たせ。実は…カクカクシカジカ」
シグルド「ああ…こっちも…」

マルス「なんというか偶然という名の必然だね」
エリンシア「とりあえずみんな知り合いで遊んできなさいな」
一同「はーい」

ミルラ「お兄ちゃん…砂のお城を作りたいです」
エフラム「よし、砂の城を作るか」
ターナ「手伝います(私だってエフラムと近づきたい!)」
ミルラ「…勝負ですね(エフラムお兄ちゃんは渡しません!)」

リーフ「何だろう…あのプチ修羅場は…」
ナンナ「大丈夫です。私達もいますから」
ミランダ「もっとすごいこともしますよ」
サラ「たまにはリーフとも遊びたいし」
ティニー「さあ、行きましょう!」
リーフ「ちょ!?何でいるの!?」
ナンナ「たまたまです。あ、どうですかこの水着?」
リーフ「うーん…もうちょっと年相応の方が似合わない?」
ミランダ「私たちもそう言ったんですよ」
サラ「でもナンナはこれでリーフを悩殺よ!って言ってて」
ティニー「ま、見事に玉砕ですね」
ナンナ「………orz」
リーフ「ま、とりあえず遊ぼうか。せっかくみんな来たんだし」

ミカヤ「あらあら、リーフちゃんもなかなか楽しそうね」
サザ「ミカヤ、ここにいたのか」
ミカヤ「サザ?どうしてここに?」
サザ「たまたまタリスに来る用事があったから…」
ミカヤ「そうなの」
サザ「あ、あのさ…一緒に遊ばないか?」
ミカヤ「うーん…みんなの写真撮ろうと思ってたんだけど…」
サザ「なら手伝うよ。それでいいかな?」
ミカヤ「でも…」
サザ「ミカヤの手伝いをしたいんだ」
ミカヤ「わかったわ。じゃあお願い」

マルス「いいんですか?」
しっこく「あの空気を妨害するのは忍びない。それにここもあるしな」
シーダ「あ、タコ焼きおいしいです」
チキ「おいしいーありがとうおじちゃん」
しっこく「これも食べられよ」つお好み焼き
シーダ「ありがとうございます」
マルス「ま、頑張ってください」

ミカヤ「とりあえずアイクの写真を取りに来たけど…」
サザ「団長…」
砂浜で追いかけっこをするアイクとワユとミストとイレースとサナキ
端から見てるとほほえましい光景のはずなのだが…
ワユ「あはは、待てーたいしょー!!」
ミスト「捕まえるよー!」
イレース「皆さん早いです…」
サナキ「ま…て…アイ…ク…」
アイク「まだだ!まだ俺は走れるぞ!」

サザ「団長…そこはもう少しゆっくり走るもんです…」
ミカヤ「サナキちゃんなんてすでにふらふらね…」
セネリオ「酷い有様です」

301 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 4/4:2010/08/09(月) 12:58:09 ID:PRLlvqnn

ヘクトル「エリウッド…大丈夫か?」
リン「大丈夫じゃないかな?パラソルの下で寝るなら」
ヘクトル「そうか…しかし砂浜で走るのは意外ときついな」
リン「脂肪を燃やしたいなら頑張る!」
フロリーナ「あ…リン…とヘクトル様…」
リン「フロリーナ!?あなたもここに来たの?」
ヘクトル「よう、フロリーナ」
ファリナ「私もいるわよ。で、あんたは何してるわけ?」
ヘクトル「ファリナか…見ればわかるだろ?砂浜で走ってる」
ファリナ「いや、何でわざわざ海で遊ばないかってことよ」
ヘクトル「…別に走ったっていいじゃないか…」
ファリナ「よくない!フロリーナと遊びを教えるわ!」
フロリーナ「え!?私は…」
リン「行ってらっしゃーい」
ヘクトル「ちょ!?落ち着けファリナ!?うぉ!?」

エリウッド「暑いな…」
フィオーラ「エリウッド様、水です」
エリウッド「ああ、ありがとう…ってフィオーラ!?」
フィオーラ「えへ、たまたま見かけたので来ちゃいました」
ニニアン「エリウッド様、氷で…す。フィオーラさん?」
フィオーラ「ニニアンさん…こんにちは」
ニニアン「あ、こんにちは」

リン「………(なんだろう…この空気……みんなの様子を見に行こう)」

セリス「ユリア、そういえばユリウスは?」
ユリア「ユリウス兄様なら家で勉強してますわ」
セリス「わー偉いなユリウスは。僕も帰ったら頑張ろう」
ユリア「そ、その…よろしければ私も一緒に…」
ラナ「待った…私と一緒にしましょう、セリス様」
セリス「あれ?ラナも来たんだ」
ラナ「ええ。せっかくですから一緒に遊びましょう」
セリス「うん、いいよ」
ユリア「………(くっ、いいところで邪魔よ!!)」
ラナ「………(泳いでようやく追いついたわ!抜け駆けはさせない!)」

リン「………(ここも…ね。アルムは…セリカといちゃいちゃしてるし…)」

ロイ「ファ、そんなに走ったら転ぶよ」
イドゥン「…危ないです」
ファ「だいじょうぶー」
ソフィーヤ「元気ですね」
ロイ「うん、元気になってよかったよ」
イドゥン「…昔は引っ込み思案でしたからね」
ソフィーヤ「なるほど」
ファ「はやくはやくー!!」

リン「………(ここも家族団欒って感じで邪魔しにくい…)」

エリンシア「で、私のところに来たと…」
リン「はい…独り身は辛いです」
エリンシア「そうね…シグルド兄様もディアドラ様を見つけてたし…」
リン「ああ…だからさっき海でアルヴィスさんと競争してたのか…」
エリンシア「とりあえずみんなの昼ご飯準備しましょう」
リン「はーい」

こうして、ビーチでの楽しい?昼は過ぎていくのであった
1日目(夕)に続く