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Last-modified: 2012-09-03 (月) 19:12:35

111 :FE摩訶不思議のダンジョン3:2010/08/24(火) 02:51:22 ID:EkqYaNcK  
ルーテ「リーフさん、FE摩訶不思議のダンジョンを覚えていますか?」
リーフ 「また随分と懐かしい名前を出すね。5スレ目と6スレ目にあったアレでしょ?」
ルーテ「はい、それの続編が出来ました」

つ『FE摩訶不思議のダンジョン3』

リーフ 「なんという今更な続編。覚えてる人は何人いるかなぁ?」
ルーテ「バランス調整したり、新たな敵キャラクターを追加したりしました。前作の敵も結構残ってますよ」
リーフ 「相変わらず僕が主人公なんだね。ま、このシリーズ嫌いじゃないし早速やってみようかな」

ゲームをスタートすると、ダンジョンでは無く見慣れた部屋の中で立っていた。

リーフ 「あれ?ここ僕の部屋じゃん。いつもならいきなりダンジョンからだったのに」
ルーテ「はい、今回は皆さんの家からスタートするようになりました」
リーフ 「でもだ~れもいないね。ま、当たり前か。僕以外の兄弟は全員敵キャラだしね。今回も『フラグクラッシャー』はキツそうだなぁ」
ルーテ「…そこら辺はともかく、早速ダンジョンへ向かいましょうか」

兄弟家から出て、早速ダンジョンの中へと入る。

リーフ「うーん、懐かしい。懐かしすぎて色々と忘れてるなぁ。えーと、斜め移動はどうやるんだったかな」

試行錯誤、と言う程では無いがやり方を思い出しつつ通路の中を進むリーフ。
そして通路から部屋に入ると、そこにはロス似の敵『ムスコロス』とエディ似の敵『豆腐剣士』がおり…

『豆腐剣士の攻撃。必殺の一撃!リーフは11のダメージを受けた。
ムスコロスの攻撃。リーフは4のダメージを受けた。リーフは力尽きてしまった』

リーフ 「…そう、思い出したよ。1Fから外道な敵が現れるんだった。って、バランス調整したんじゃなかったの!?」
ルーテ「バランス調整したのはノールですからね。あまり当てにならないかと」
リーフ 「…成る程、バランス調整(笑)な訳ね。成程理解。が、この程度で僕は凹む程やわじゃないぞ。マゾゲーマーなめんな!」

それからもゲームを続けるリーフ。やはり『豆腐剣士』には苦戦するが何とかダンジョンを潜っていく。
『ムスコロス』よりも攻撃力高めで斧で攻撃してくるマジ似の敵『木こり戦士』、弓で遠距離攻撃してくるノルン似の敵『村娘アーチャー』
時々、『村娘アーチャー』が間違って敵を倒し、『村娘スナイパー』となって現時点では耐えれないダメージを出して力尽きたりもした。

『村娘スナイパーの攻撃。リーフは43のダメージを受けた。リーフは力尽きてしまった』

リーフ 「またやられた!しかしノールさんからは殺る気が伝わってくるね。前回は『ヲルト』から『レナヲルト』になった時は何とかなってたのに」
ルーテ「前作も割とあっさりクリアされましたからね。…と、気付けば挑戦10回目ですか。そろそろですね」
リーフ 「割とあっさりって、それでも100回以上は…って、家に誰かいるね。あれは、セリス兄さんかな?話しかけてみるかな」

112 :FE摩訶不思議のダンジョン3:2010/08/24(火) 02:52:32 ID:EkqYaNcK 
セリス『リーフ、ダンジョン攻略大変そうだね。良かったら僕も手伝っていいかな?』

リーフ 「もしかしてセリス兄さん、仲間になるって言う展開?これ?」
ルーテ「はい。今回は旅仲間システムが導入されました。セリスさんは特殊な能力はありませんがリーフさんと同じく剣と盾を装備出来ます」
リーフ 「なるほど、シレン2でのアスカね。何にせよ仲間が増えれば『豆腐剣士』倒すのも楽になるよ」

リーフの予測通り、セリスの仲間に加わったことにより『豆腐剣士』による事故死が少なくなり、序盤が楽になった。
そして10Fまで潜ると斧だけでなく弓で攻撃してくるサジ似の敵『木こりウォーリア』、守備高めのガトリー似の敵『軟派重歩兵』
鈍足だが固定ダメージの雷を降らすイレース似の敵『はらぺこサンダー』、二倍速一回攻撃のシリウス似の敵『すまぬ仮面』と、敵がやや手ごわくなってきた。

リーフ 「あれ?もうイレースさんの登場?『フラグクラッシャー』と一緒に登場するかと思ったのに」
ルーテ「これは仕様変更の一つですね。その理由は進めれば分かりますよ」
リーフ 「ふーん…って、しまった!ボーっとしてたらイレースさんの雷食らいまくって瀕死n…げ、マジさんが直線上にいrアッー!」
ルーテ「今回の冒険はこれで終わりですね。…思ったよりも早く分かりそうですね」
リーフ 「?…ってあれ?また家に誰かいる…って!今度はアイク兄さんだ。まさか…!」

アイク『大変そうだなリーフ。お前が良いなら俺も手伝おうか?』

リーフ 「まさかのアイク兄さん仲間入りktkr!最強の敵『フラグクラッシャー』で登場すると思ってたからこれは嬉しい誤算だ!」
ルーテ「アイクさんはリーフさんより少し高めの攻撃力で固定ダメージですがラグネルの衝撃波を放ちますよ」
リーフ 「成程、今回『フラグクラッシャー』いないからイレースさんが普通に出てきてるんだね。何だかテンション上がってきた!ユクゾー!」

テンション高く、ダンジョンへと潜るリーフ。降り立つと丁度そこにいたのは『豆腐剣士』

リーフ「良い所にカモが。よしアイク兄さんやっちゃえ!」

『アイクの攻撃。豆腐剣士に13のダメージを与えた。豆腐剣士を倒した』

リーフ 「…あれ?思ったよりと言うか予想外にダメージが低い?3桁は叩き出してくれると思ったのに」
ルーテ「さっきも言いましたが、アイクさんの攻撃力はリーフさんより少し高めです」
リーフ 「まぁ確かに僕より高めだけどさ、セリス兄さんも何も装備してなきゃ僕と攻撃力は大して変わらないし。
     って、遠くいた『ムスコロス』に衝撃波放った。で、ダメージは…10?これはまた低いなアイク兄さんとしては」
ルーテ「所でリーフさん、アイクさんの格好はどんな格好していますか?」
リーフ 「格好?兄さんの格好はレンジャー時代の格好だね。……って、もしかして!?」
ルーテ「はい、その通りです。このアイクさんは蒼炎初期時のアイクさんです。その頃のアイクさんはお世辞でも強いとは言えませんからね」
リーフ 「敵が味方になると弱体化はお約束だけど、これは幾ら何でも弱体化し過ぎだよこれ。何だかテンション下がったよ」
ルーテ「このままだとあんまりなのでラグネル衝撃波以外の特殊能力はありますよ」
リーフ 「ふーん、まぁ適当に進めようか…」

ルーテに言われるがままテンション低い状態で進めるリーフ。すると…

アイク『すまん、腹が減って動けん。何か食べ物くれないか?』

リーフ 「……ルーテさん、さっき言ってたアイク兄さんの特殊能力ってこれの事?」
ルーテ「はい。アイクさんにも満腹度が存在し、一定以下になりますと食べ物を与えない限り動かなくなります」
リーフ 「これなんて初代ペケジだよ!!幾ら最初期でもアイク兄さんそんな人じゃないでしょ!?」
ルーテ「私的には無しなんですがね。そこら辺の調整はノールが全てやりましたから」
リーフ 「これアイク兄さん見たらノールさんの所に突撃しそうだなぁ…」
アイク 『すまん、腹が減って動けん。何か食べ物くれないか?』
リーフ 「だぁーっ!やかましいっ!!」

『リーフは鉄の弓を放った。アイクは16のダメージを受けた。アイクは力尽きてしまった』

リーフ 「ぁ…。思わず殺っちゃった。ま、まぁどうせこの先は付いてこれないし無駄に敵をレベルアップさせずに済むか」
ルーテ「ちなみにアイクさんは一度仲間にすると家に戻らずダンジョン内でうろつくようになります」
リーフ 「そんな所、アイク兄さんっぽくしなくても…。と言っても不思議ダンジョンでは極普通の光景だけどさ」

113 :FE摩訶不思議のダンジョン3:2010/08/24(火) 02:55:18 ID:EkqYaNcK  
そんなこんなでダンジョンを更に潜っていくリーフ。
道中、その階層の中では攻撃力高めのオグマ似の敵『ターちゃん』、お金を盗んでいくマカロフ似の敵『借金大王』
こちらから近付かない限りリーフの一歩手前で止まるワユ似の敵『わゆーん剣士』、エルファイアーで攻撃してくるカタリナ似の敵『太股魔道士』
一倍速二回攻撃のクリス♂似の敵『影の傭兵』、二倍速一回攻撃のクリス♀似の敵『影の剣士』辺りに苦戦しつつも潜っていく。

リーフ 「思ったよりもクリスさん達の登場早かったね。前作のアイク兄さんぐらいの階層辺りで登場するかと思った」
ルーテ「クリスさんに関するデータがまだ少ないので。まぁ無難な位置かと。それよりもようやく20Fですね」
リーフ 「セリス兄さんの登場で楽になるかなと思ったけど、やっぱキツイね。良い武具出ないし、強化もしにくいし」
ルーテ「前作より、武具が出ない様になっていますからね。運が悪いと10F超えても一切出ません」
リーフ 「勘弁してほしいね。オグマさんやクリスさん兄妹の攻撃に耐えれないよ…って、エイリーク姉さんだ。今回も登場なんだ」
ルーテ「今作も引き続き登場です。今回は攻撃力控えめですが二倍速二回攻撃です」
リーフ 「今作の方が厄介だね。しかし、名前は相変わらずあれなのかな?」
???「あれなんですかねぇ…」
リーフ 「!?」

ぎょっとなって後ろ振り向くとそこには笑顔だが不機嫌オーラ全開なエイリークが立っていた。

リーフ   「エイリーク姉さん、何時の間に…」
エイリーク「先ほど帰りました。すると、リーフとルーテがゲームをやっていましたので何かなと思うと何だか懐かしい画面が飛び込んできたので…」
リーフ   「あはは…そ、そうなんだ……」
エイリーク「どうしましたリーフ?早く攻撃したらどうです?私似の敵『貧乳王女』に。ふ、ふふ…どうせ私は貧乳ですよ……orz」
ルーテ  「何やらエイリークさんが勝手に自爆していますが…」
リーフ   「まぁある意味何時ものことなんだけどね。とりあえずスルーして倒すか。まずは弓で攻撃して、と…」

『リーフは鋼の弓を放った。巨乳王女に27のダメージを与えた』

リーフ   「…あれ?名前が真逆なことになっている」
ルーテ  「前回のエイリークさんの猛抗議(と言う名のジークリンデ必殺)を受けて名前が変わりました。グラフィックも少し違うでしょう?」
リーフ   「あ、本当だ。良く見たら胸の部分が何か増量されてるね」
エイリーク「…こ、こんな事されても私は全く!全然!嬉しく無いんですからねっ!!( ゚∀゚)o彡゜」
リーフ   「台詞と行動が全く合ってないよエイリーク姉さん。てか何でツンデレ風なのかと。まぁそんな姉さんには悪いけど倒させて…って、
       ちょっ!セリス兄さん前出ないで!今体力減ってて姉さんの攻撃に耐えれるか微みょ…ぁ」

『巨乳王女の攻撃。セリスは15のダメージ、セリスは17のダメージを受けた。セリスは力尽きてしまった。
 パーパパパパー!巨乳王女はレベルが上がって普乳王女になった!』

エイリーク「………」
リーフ   「……えーと、確か敵を10マス吹き飛ばす『ぶっとばしの杖』があったから吹き飛ばして、安全な距離を取り
       その後、レベルを上げる『シビリアンの杖』を『普乳王女』に振る、と…」

『リーフはシビリアンの杖[2]を振った。パーパパパパー!普乳王女はレベルが上がって貧乳王女になった!』

エイリーク「……………」
リーフ   「何という予想通り。グラフィックもご丁寧に胸の部分が減量されてるし」
ルーテ  「もはや言うまでも無いと思いますが、こういった設定は全てノールがやっていますので」
エイリーク「…ふ、ふふ…うふふふふふふ……。ちょぉーっとノールさんの所へ行って来ますねぇ……うふふ…」

そう言ってエイリークは部屋から出て行った。壊れた笑いとジークリンデを鞘から抜きながら。

リーフ 「…上げて落とすとかノールさん、本当に自重しないね」
ルーテ「エイリークさん対策のつもりだったみたいですけどね。一度あの名前見たらもう次から見ないと踏んだのでしょうが」
リーフ 「見事に逆効果だったと。相変わらず迂闊で残念過ぎるねノールさん」
ルーテ「…で、その『貧乳王女』はどうするおつもりですか?三倍速四回攻撃ですしまず一回目の攻撃すら耐えれませんよ」
リーフ 「フ、前回と同じ事はしないさ。そう、僕には敵を一撃で倒す『滅殺の杖』がある!食らえ!!」

114 :FE摩訶不思議のダンジョン3:2010/08/24(火) 02:56:40 ID:EkqYaNcK 
『リーフは滅殺の杖[0]を投げた。しかし貧乳王女には当たらなかった』

リーフ 「…うん、そんな予感はしたさ。『ぶっとばしの杖』もさっきで切れたし投げて当てた所でたかが知れてるね。\(^o^)/オワタ」
ルーテ「見事にカンストダメージ叩きだされてやられてしまいましたね」
リーフ 「さっきの事は忘れて次行ってみよう!」

再びダンジョンへと潜っていくリーフ。
道中、アイクがいたので一応に仲間にするがすぐに腹ペコになって動けなくなったので放置。
が、放置したアイクを倒したのか、『木こりウォーリア』がレベルが上がってバーツ似の敵『バーツ隊長』になったので危険を感じ、すぐさま階段を降りた。
その後、更に潜り現在15F…

リーフ 「アイク兄さん弱いなぁ…。遠距離固定ダメージの衝撃波は使えない事は無いんだけど腹ペコになって動けなくなるのが痛すぎる」
ルーテ「アイクさん仲間化は私の提案ですが、仲間にするなら弱体化させると
     ノールは言ってましたがここまで弱体化させるとは思いませんでしたね。…私がこっそり梃入れするほどに」
リーフ 「シレン2のリクと初代のペケジの悪い所を取った様な事になってるよ兄さん。と、部屋だ」

しっこく『ようこそしっこくルームへ。商品を見ていかれよ』

入ると同時に音楽が変わり、そこにいたのは漆黒の騎士似の『しっこく』と大量のアイテムだった。

リーフ 「!?」
ルーテ「店ですね。15Fぐらいから登場するようになっています」
リーフ 「いや、それは分かるけど何で店主がしっこくさん?前作はララベルさんじゃなかったっけ?」
ルーテ「ネタ的にはこちらの方が面白いかと思いまして。ララベルさんが強いのもあれかと思ったのもありましたが」
リーフ 「それは分からないでも無いけどね。…お、良い物あったけどお金足りないなぁ。………」
ルーテ「…リーフさん?もしや良からぬ事を考えてませんか?」
リーフ 「つるはしはある…、階段がある部屋も近い…、これは……いけるっ!!」
ルーテ「止めても無駄だとは思いますが言っておきます。泥棒は止めた方がいいですよ。今回はアイテム運良い方ですし」
リーフ 「何を言うかルーテさん!こんな好条件で泥棒しないなんて不思議ダンジョン系好きとしては有り得ない!よし通路完成。レッツ泥棒!!」

しっこく『泥棒とは…身の程をわきまえよ』

泥棒したと同時に音楽が変わる(BGM:宿命ありき)
リーフはつるはしで掘った通路を進む。どうやら『しっこく』は掘った通路は通路と認識していないようで追ってこないようだ。

リーフ 「てっきり掘った通路を入って追いかけてくるかと思ったけど、追いかけて来ないな。思考ルーチン甘いね」
ルーテ「………」
リーフ 「と、部屋が見えた。ちょろいもんだったね……って、え”!?」

115 :FE摩訶不思議のダンジョン3:2010/08/24(火) 02:59:23 ID:EkqYaNcK  
部屋に入った途端、リーフは絶句する。それもその筈、部屋には大量の『しっこく』がいたからだ。

リーフ 「( Д )     ゜ ゜ ポーン」
ルーテ「だから言ったでしょう。泥棒は止めた方が良いと」
リーフ 「…いや、と言うか何これ!?何このしっこくハウスとローローハウスを組み合わせたかの様な状況!!?」
ルーテ「掘った通路とかは認識しませんが、リーフさんがいる所へ最短ルートで向かってきます」
リーフ 「何その思考ルーチン酷すぎる。だが、階段まではたった三歩だ。十分間に合う…
     って二倍速だー!?階段に乗った瞬間に捕まる!く、当たらない事を祈るしか無い!」

『しっこくは月光を放った!リーフは255のダメージ。255のダメージ。
 255のダメージ。255のダメージ。255のダメージを受けた。リーフは力尽きてしまった』

リーフ 「アッー!」
ルーテ「月光は守備無視の5回攻撃です。月光じゃなくても現状の装備では余裕でカンストダメージを叩き出されますけどね」
リーフ 「この人でなしー!!」

ざんねん!リーフのぼうけんはここでおわってしまった!!

リーフ 「…そういえば今作、やたらアカネイア地区の人達が多いけど」
ルーテ「所謂、新紋章発売記念ってやつですね」
リーフ 「メタいねぇ…。とりあえずこれからは泥棒しないでおこ…」

<続く>

本当はシレン4発売記念で書こうと思ったら気付けばこんな時期になってたと言う話。
てか最後が中途半端な長さになっちまった。